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杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

第62回伊勢神宮式年遷宮 遷御の儀

2013-10-02 12:28:20 | 神社界のニュース

 

今日は、神宮式年遷宮(内宮の遷御)の日です。

動画配信もあるようですよ。↓

http://media.sengu.info/

戦前は、祝祭日となっていました。国民みんなでお祝いしていたんです。

杉森神社でも国旗を掲げ、お祝い申し上げます。

何故、お祝い?

最高のオモテナシのお祭り

 8年にわたるお祭りは、世界で神宮のみ

 祭りの語源でもある「奉る」、現代の最高技術者によって奉製された御装束神宝と天皇陛下からの幣帛を奉ります。

 私たちの命の根源でもある「米・稲」の期限が20年であることが『延喜式』に記載。期限内にお社を建て替えることは、天照大御神からの神勅である稲・命の継承を意味します。

 日本、皇室、神宮、国民の命(力)の継承です。それは永遠の繁栄を意味します。

なんと、有難いことでしょうか!日々国家国民の安寧を祈る伊勢の神宮で最高のお祭りの集大成が今夜行われます。

 

  

御参考!

日本語からみた連鎖的思考

 イノチ=命、生の霊、息吹・息するもの霊(チ)

 =霊・東風(風は自然の息吹)・乳・血・地・道

 カ ラ=殻、茎(から)・幹(から)=家族親族(うからやから)=血筋、素性

 チカラ=霊の茎=霊力のある稲(いね)=命の根=すべてのはたらきの根源=租=田租(たちから)=税=力

 タ ミ=田実、民(たみ)=田族(たから)=国民(おおみたから)=宝

 

命・稲・税・力・民・宝と連鎖して見えてくるもの

 稲作り

 「命の根」-米食が命をつなぐー瑞穂国といわれる日本―日本神話―天照大神が与えてくれたもの―神のなす業―神話と同じことをする-神習う(再現)―勤勉謙虚―民族の特性

 自然の循環(水)

 山―田畑―海―塩―魚介類―太陽―蒸発―山

 稲の祭り

 日々、年々繰り返す稲作りと祭りー神様の業の継承―10月神嘗祭―11月宮中新嘗祭―天皇即位時の大嘗祭―20年に一度の神宮式年遷宮―繰り返すこと―繰り返し御社殿を新しくすること-神様に命(繁栄)の連鎖を願う-継続=循環=永遠=永遠の循環(自然)の中でのお祭―感謝の祭―環境保全―食文化―農耕文化―日本人の生活文化

 神嘗祭、新嘗祭、各神社の秋祭りなど穀物豊作のお祭りは、感謝とともに神々にさらなるチカラを蓄えていただくお祭りである。

 ●神宮のお祭り(「衣食住」のお祭り)

 神宮は、天皇陛下の御親祭である。

 神宮の重要なお祭りは、天照大神自らが行われた(又は指示された)ものを継承した神嘗祭(衣・食)+遷宮祭(住)である。

 神嘗祭は、人々に大事な衣食を神話に綴られているままに神習い、神々を丁重に祭り、神々の恵み(守護)をいただきながら食物や衣服を作り、収穫・完成のときは、その恵みに感謝する、日本人の生活そのものの原風景である。

 こうした伝統を幾世代にもわたり守り続けることは、日本の成り立ちを今に伝えることであり、日本人の生き方の基礎ともいえる。

 ●式年遷宮(再生や甦りではなく「継続」である)

 式年遷宮は、立制以来、天皇の命を受けて国家・行政機関が責任を以って行われるべきものであるとともに、幾世代にもわたる国民的努力によって行われてきた。

 式年遷宮は、神嘗祭の20年毎の大神嘗祭といわれ、遷宮のお祭りにより、天照大神・天皇・国家・国民のチカラが絶え間なく継承されていくのである。          

 

 

 

 

 


10月の日記1 月次祭 天平瓮

2013-10-02 06:46:54 | 間違って覚えてしまった日本語

10月1日

月次祭 4名の方のご参列をいただき、厳粛にご奉仕申し上げました。

祝詞とは別に祖父が書き綴った惟神称讃詞も奏上しました。

神様を称えることがとても大切です。

 

そして今日は伊勢の神宮において後鎮祭が行われます。地鎮祭は行うことがあっても竣工後に感謝のお祭りをするのは神宮だけだと思います。

遷宮に際して8年、33にも及びお祭りと行事の中で、只管、多くの神々を祭り祈りを捧げてこられています。

後鎮祭では、天平瓮(あめのひらか)を心御柱の回りに奉る行事があります。

その意味はわかりませんが、『日本書紀』によると神武天皇が熊野越えをするとき、香具山の土を取ってきて天平瓮八十を作られ、天神地祇(あまつかみくにつかみ)を祀る記述があります。

遷宮の直前に大宮所にまします神をふくめ天神地祇への感謝を捧げるのかもしれません。

直会では、遷御の流れなどをお話しいたしました。

いよいよです!

郵便局に、昔の杉森神社の鳥居の写真がありました。以前は道路の向こうに鳥居があったんですよね。

 

 

 

10月2日午後8時より

 伊勢神宮式年遷宮遙拝

 第62回目の遷宮、神宮の内宮において浄闇の中で行われます遷御(せんぎょ)の儀を遙拝します。

 

10月8日午後1時30分より

 

 杉の森サロン主催のオカリナ演奏 

 

 10月13日

 午前11時より   杉森神社 例祭 祭典・朝日舞 

 午後1時30分より 河内小学校子供神楽発表 

 午後2時より 小田神楽団による神楽奉納 オロチでます。

 小田のパン(未定)、いか焼き、、フライドポテト、リンゴ飴、お菓子つかみどり、綿菓子、飲み物など盛りだくさんになる予定ですよ。みなさんたくさんきてくださいね! 

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