■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

ナポリタンと呼べるかどうか ~あるもの放り込め作戦~

2019年01月20日 17時19分43秒 | 麺類なんでも
イタリアから伝わったお料理の中でも、パスタは伝来経路が違うと伝言ゲームのように、通過する地域の風土や気候にお料理を合わせ変化させた経緯がある。アメリカ経由ではいってきたパスタ調理法も、それぞれのご当地に合わせて変化したようだ。



イタリアでトマトが不作のとき、そのトマトソースの量を減らしパスタに混ぜ込んだものが「ボロネーゼ」で、アメリカでは逆にトマトが豊富にあってケチャップを開発(19世紀末)したうえで、ボロネーゼにトマトケチャップを混ぜ込んで、風味こそ違えど結果的にトマトの量を元に戻したナポリタン現象が起きた。



日本に上陸したアメリカ判ボロネーゼは、日本人の身近にあった食材、トマトケチャップ・ウインナー・玉ネギを主体に、マッシュルーム代わりにエリンギ・シメジを使ったり臨機応変に変化し、ここに日本独自のスパゲッティが誕生した。これを関西では「イタリアン」と呼び、関東では「ナポリタン」となり、現在ではナポリタンの名が全国を席巻したようだ。



フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを小匙1と玉ネギ、続いてポーク缶・ブロッコリー・ジャガイモなど、冷蔵庫に残る食材も投入し、白ワイン・コンソメキューブ・追いニンニクと追いオリーブオイルも投入し馴染むまで。このニンニク・オリーブオイルを足すことによって、味だけは「スパゲッティ・アッラ・ナポリターナ」という本場モノに変化する。ピザパンとともに。






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2 コメント

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Unknown (くにちゃん)
2019-01-21 05:36:45
おはようございます
炎クリさん♪

あっら!!(笑。。大好きぃ~!!ナポリタ~ナ!!
目の覚めるようなこの赤。。元気はつらつ!!食欲一気に増してきます!!
お口周りケチャプだらけ(笑
名称「ボロネーゼ」「ナポリタン」はトマト不作によるアメリカでのご事情が絡まったもの。
加えて、日本上陸からは関西、関東と呼び名分かれても、しっかりと根付いたんですね^^
だっておいしいも~ん!!

そうそう粉チーズも纏わせて!!フォークでくるくる!!このピザパンもいいね^^
白ご飯もいけるよね~(笑←これアタシだけかな?

今朝もまんまと炎クリさんの放り込め作戦に。。してやられました(笑
ありがとうございま~す!!
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Unknown (炎のクリエイター)
2019-01-21 23:11:04
くにちゃん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

関東と関西で呼び名が分かれた「ボロネーゼ」なんですが、名古屋では鉄板の下に玉子焼きを敷いて、その上にイタリアンを乗っけることで、独自の呼び名「イタリアン」を、今でも使っているんですよ。これがね、半熟の玉子で出てきて鉄板の余熱で徐々に玉子焼きになっていくんですよ。これがね想像以上に面白い逸品なんですよ。ご飯に合わせるってのは、ワシも賛成で乗っけたりして食べる場合もありますよ。(笑)

いつも(^_-)-☆ありがとうです!
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