安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
シンプルガーデニング(1)

〈土はなるべく買わない主義です-1〉
長い間園芸をやって来て、園芸書や一般的に云われている
植物の育て方は、私的には、ちょっと違う気がしています。
昔は平気で使っていた「新しい土、古い土」という言葉......
そもそも土に新しい、古いなんてあるんでしょうかね........
ちょっと考えてみると、なんかヘンです.............。
確かに何年も鉢植えで使っている土は
年数が経っているという意味で、「古い」という表現に
なるのかもしれません。
でも、だからと言って、「ゴミなの?」と、
あるときふと思いました。
土とは、風化した岩石の細かいくず、生物の死骸や腐敗物、
微生物などより成り立っているものです。
ですから、正確には新しいも古いも無いと思われます。
園芸書などには、
「古い土は捨てて、新しい土に変えましょう。」
とか、よく書いてありますよね...............。
けれども、何か化学薬品とか放射能などで
汚染されていない限りは、何度でもリサイクル出来る、
ありがたい感謝すべきものだと思います。
「新しい土に変えましょう」は、
「新しい土を買いましょう」ということですから、
結局は経済至上主義だから......ということになると思います。
「母なる大地」という言葉がありますが、植木鉢の土だって、
元は母なる大地の一部...........それを「使い捨て」って、
どうなのだろう.....土への感謝が無い......と
考えるようになりました。
かくいう私も、昔は土をゴミに出していたので、
深く反省して、リサイクルに努めています。

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