お醤油工場見学

こんにちは。
昨日はお醤油工場に見学に行って参りました。

場所は埼玉県児玉郡にあるヤマキ醸造さんです。
ヤマキ醸造は、明治35年（1902年）創業と、
とっても古い歴史を持っているところです。

敷地内は、味噌のような大豆のような香りが漂っています。
工場見学では、
醤油の原料である大豆についてや、
醤油の歴史や種類、作り方などについて説明がありました。
あまり知らない事ばかりでしたので、
「へぇー」という言葉がたくさん出ました。

中でもとても印象的だったのは、
「大きな杉桶で、天然醸造によって」味噌や醤油を作っているということ。

これがその桶↓写真ヘタクソすみません。


桶は、成人男性の身長よりも大きな大きな木の桶です。
今の多くの工場が取り入れているのはホウロウやステンレスのタンクだそう。
木桶には菌が住み着いているそうです。
こういう菌たちの存在がタンクでは出せないうま味を出しているんだなと思いました。
そして天然醸造だから、お醤油について言えば3年程かけて作られるのだそうですが、
ひとつひとつの桶は、
人間がみんな顔が違うように、その桶によって出来上がりの味も違うそう。
製品にするときは、色々な桶からとってブレンドするんだそうですよ。

木桶で作っているところも少なくなっているみたいですね。
この桶を作れる職人さんも、もう3人しかいないそうですよ。
何とか伝統を守っていってほしいと思います。