ちぃクック×ちぃクック

心や体にとって優しく自然な食生活を目指す主婦のブログです。

いつまでもおいしく食べよう

2012年11月29日 13時38分02秒 | 食品・健康
コんにちは。
昨日は国立市のはなまる介護予防教室でした。
昨日はこの講座の最終日。
この講座は、
運動機能向上、栄養改善、口腔機能向上の3本柱で
高齢者が活き活きと生活できるを応援する講座。
市報で参加者を募り、3か月間の講座でした。
私はその口腔機能向上の部分が担当でした。

参加された皆さんは、
「階段が怖くなくなった」
「唾液の出がよくなった」
「食事量が増えた」
「沢山の知識を身につけられた」
と、とても喜んでおられました。

昨日私がお話ししたことは、
「いつまでもおいしく食べる」ということ。

高齢者に対する調査で、とても興味深い調査結果があるので紹介しました。

平成21年に内閣府が行った高齢者の日常生活に関する意識調査です。
全国の60歳以上の男女5000人を対象に行った調査です。

その中で、
「あなたは、普段の生活でどのようなことを楽しみにしていますか?」という質問。
「テレビやラジオ」「新聞、雑誌」「仲間と集まったり、親しい友人、同じ趣味の人との交際」など
27個の選択枝からいくつでも挙げてくださいというもの。

「食事、飲食」は何位だと思いますか??

27個中、第5位。

ちなみに
1位:「テレビやラジオ」
2位:「新聞、雑誌」
3位:「仲間と集まったり、親しい友人、同じ趣味の人との交際」
4位:「家族との団欒、孫と遊ぶ」
5位:「食事、飲食」
6位:「旅行」

色々なところで高齢者に対するこのような調査がされていますが、
「食べる楽しみ」というのはほとんど上位に入ってきます。

私もいつまでもおししく食事を楽しんでいきたいなーと思いました。


それにしても、1位2位が一人で楽しむものっていうのもちょっと残念。
さらに、家族や孫よりも、仲間との交流の方が日常的な楽しみとする人が多いのも
ちょっと残念と思うのは私だけでしょうか。

乾燥が気になってきました。

2012年11月27日 14時04分23秒 | 食品・健康
こんにちは。
東京は晴れていますが、北風が寒いです。

空気も乾燥してますね。
最近とても乾燥が気になります。

先日、栄養に関する講演会に出席してきました。
そこでも乾燥についてお話がされていました。
現代人は肌や髪などが乾燥している人が多いのだそうです。
やはり栄養不足からくるようです。

乾燥によいとされる栄養素がビタミンA。
ビタミンAは粘膜を正常に保ち、
肺、鼻、喉、消化管、口、胃の健康を守り、
感染症を予防しますが、
それだけでなく、
肌や、爪、髪も丈夫に保ちます。

ビタミンAを多く含む野菜(βカロチン)というと
ホウレンソウ、人参、カボチャあたりが代表的なものでしょうか。
先日の講演会では、先生は
「『昔の』ホウレンソウ」というような言い方をしていました。
カロテンが豊富といっても、
「昔に比べると、そんなに豊富ではない」ということになってしまうのですね。

吸収されたβカロテンは体内でビタミンAに必要な分だけ変換されます。
しかし、吸収率はビタミンAの約3分の1。
吸収率を上げるには、油と一緒に調理するようにするとよいです。

また、特に気になる方は、βカロテンのサプリメントを活用するのもよいでしょう。
「サプリメントは現代人の知恵」と表現した先生がいます。
なるほどーと思いました。
なかなか食事だけでは、必要な栄養はとれない時代になってしまいましたからね。

あと乾燥にオススメなのが、「プロテイン」
しっかりとるようにしたら、肌の調子が本当にいい!!
自分でもびっくりするほどでした。

今後ますます乾燥していくので、
しっかり乾燥に立ち向かうことができるカラダづくりをしていきたいものです。

グルコサミンって効くの?

2012年11月24日 22時51分48秒 | 食品・健康
こんばんは。

先日こんな記事をみつけました。
「変形性膝関節症へのグルコサミン内服、初の比較試験では予防効果得られず」
(日経メディカルオンラインより)

最近CMでもよくみかけるグルコサミン。

グルコサミンは変形性膝関節症の症状に有効とする報告がありますが、
記事にはこんなことが書いてありました。

「ハイリスクとされる肥満の中年女性を対象とした無作為化比較試験を行った結果、
2.5年間の追跡で変形性膝関節症の発症に対してグルコサミン摂取の有意な影響は見られず、
発症予防の効果は証明されなかった。」

11月10日から14日までワシントンDCで開催された米国リウマチ学会(ACR2012)で、
オランダErasmus Medical CenterのJos Runhaar氏らが発表したものです。

リウマチや膝関節症がないなど、ある一定の基準を満たす被験者が、
ダイエット&運動プログラム介入群と非介入群の2群に分かれ、
すべての被験者は毎日試験薬1500mg(グルコサミン硫酸塩、またはプラセボ)を服用して
比較を行ったそうです。


ここに書いてある、「ダイエット」とは、
食事内容の見直しという意味だと思うのですが、、、
まず第一に必要な「身体を作る栄養素」はしっかりとれていたのか?
ということが気になります。

以前も書きましたが、
「栄養素はチームワーク」です。
タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの基本の身体を作る栄養素を
しっかり細胞に供給できていなければ、
グルコサミンのように、何かだけを特別に摂取しても
大した効果は得られず残念な結果に終わってしまいます。

また、グルコサミンの質も気になります。
合成のものと天然のものでは吸収率が全く違うといいます。


これらの部分をクリアしたうえでの比較試験は
ひょっとしたら、今回とはまた違う結果になっていたかもしれません。

父の料理

2012年11月23日 13時04分52秒 | 生き方のヒント
こんにちは。
久々の更新すみません。

実は、先週の金曜日の早朝、父が亡くなりました。
もともと5年前に膵臓癌で手術して闘病中ではあったのですが。
時々体調がすぐれないなどありましたが、
幸い、がんの痛みや治療の副作用などもほとんどなく、
一般的な辛いがんの闘病生活とは程遠い生活ができていました。
一気にガクンときたというような感じでしたが、
ある意味大往生だったのではないかなと思います。

実家とうちは近所なので、毎日のように父には会っていました。
娘と散歩に行くと必ず実家に立ち寄っていました。
娘もおじいちゃんが大好きで、よくなついていました。

父は料理好きで、よく料理の話をしました。
ちぃクックのことも父によく話していて、
先日のさんま飯の調味料の分量は、
父と相談しながら決めたものでした。
11月10日のちぃクックで使うさんまも前日に買って持ってきてもらったり、
ちいクックには欠かせない存在でもありました。
つい先日までそんな風に自由に暮らしていた父が、
一週間後にはいなくなっているなんて、
信じられないというか何だか不思議な感覚です。

父の思い出の料理といえば、
お赤飯、ポテトサラダ、肉じゃが、里芋煮っころがし、さんま飯、豚汁、めんつゆ。
よく私たち家族の分も作ってくれました。
中でも、お赤飯は、お祝いごとには必ず作ってくれたものでした。
娘の出産のときはもちろん、お食い初め、初節句のときも。
体調がすぐれないときも、孫のために頑張って作っていました。

父の葬儀の後、私の祖母が言っていました。
「お父さんのことを思い出して、
みんなでお父さんのことについて語ってやるのが、
お父さんを喜ばせることなんだよ」

料理は故人を思い出させてくれるものだなと思います。
父がよく作ってくれたお赤飯やポテトサラダを食べれば、
自然と父を思い出すと思います。
それが父を喜ばせることになるなら、私もうれしいです。





第3回 ちぃクック

2012年11月14日 13時31分53秒 | ちぃクック
こんにちは。
久々の更新すみません。

先日このブログを読んでくださっている方とお会いしたとき
「11月1日で更新とまってますよー」と言われてしまいました(笑)
時間を上手にコントロールしてがんばりますっっ!!

さて、今日は11月10日(土曜日)の「ちぃクック」の報告です。

10日はそれほど手のかかるお料理でもなかったので(いつもそうなんですが)、
ゆった~りな雰囲気でできました。
私自身の進行の仕方も上手になってきたのかな♪

メニューはこちら

■さんま飯
先日大好評だったさんま飯。
ちぃクックでもやりましたよ。
お鍋でやって、こんがりおこげも。
炊飯器でやると後で炊飯器の匂いが気になる方もいるかも。
できれば、今回のようにお鍋で炊けるといいですね。
お鍋なら丸ごと洗えますので。

■簡単ヘルシー大学芋
大学芋のイメージは、
「作るのが面倒くさい」
「後で洗い物が大変」
「蜜が結構からんじゃってカロリー高そう」
「蜜がパリッとしたやつもおいしいけど、砂糖菓子食べているみたい」
などなど、すっごいおいしいけど、その分マイナスな点も。
今回はそんなマイナスな部分も感じない大学芋を作りました。
簡単においしく出来上がりました。
子どもにも大人気!
これなら沢山食べさせてもいいかなーと思える大学いもでした。

最近思うのが、多少本来の作り方から離れてしまっても、
面倒で作らなくなるよりは、
簡単に作れる方法があればそれを取り入れて、
何回も作る方がいいかな~と思います。

■びっくりきんぴらごぼう
名前のとおり、作り方に工夫が。
大学芋を作ったフライパンで作りますので、
洗い物が楽ちん☆

■小松菜食べくらべ&超おいしい食べ方
栄養価をなるべく保つ調理方法についてみんなでお勉強。
また、私がおすすめする小松菜の食べ方でおいしくいただきました。

■フランボアアンジェ
ココットに
スポンジ→ラズベリーソース→特製クリームの順で盛っていき
最後にラズベリーを飾って出来上がり☆
クリームにも一工夫。
おいしいかった~~。

そして今回は、参加者の方が紅茶を淹れてくださいました。
なんとデザートに合う茶葉を用意してくれました!!
素晴らしい!!
なんて素敵な奥様!!

私は紅茶の淹れ方を教えてもらったのは初めて。
いろいろ細かい工程があるんですね。
また、いただき方もお茶とは違う作法?が。
紅茶の場合は、
デザートを食べて、ちょっと口に残っているくらいで
紅茶を口にする。
デザートの味と、紅茶の味を一緒に楽しむのが
本来の紅茶のいただき方だそうです。

紅茶を淹れてくださった方はお子さんも一緒に参加。
お母さんがみんなに教えている姿を、きっと誇らしく思ったことでしょう!!

ちぃクックではこのように
それぞれがもっている知識や経験をシェアできる素敵な場です。
また、こどもの成長にもプラスになるような場でもあります。

このような素敵な場にできたのも、
こうやっていろいろと積極的に参加してくださる参加者のみなさんのおかげ。
感謝感謝です。
いつもありがとうございます!!

次回は12月1日(土)
またまた参加者の方が何か考えてくださっているようで。
楽しみです。