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「ザ・ミュージカル」チョン・ドンソク インタビュー 後半

2016-12-28 12:35:05 | チョン・ドンソク
後半です^ ^
ちょっと訳に怪しいところがありますが...
そこは大目にみて下さいね。
後半はドンソクくんの笑い声が聞こえてきそうなインタビュー記事です




見ても見ても



芸術高等学校の入学が始まりでずっと声楽の道を歩いて来たチョン・ドンソクが海兵隊服務時代に休暇を取るためにミュージカルナンバーを熱唱し、以後『ノートルダムドパリ』のグランゴワールで派手にデビューしたことはかなりよく知られている。 デビュー以後、彼は若い俳優の中でも一際注目を引き『モーツァルト!』、『エリザベート』、『二都物語』、『太陽を抱く月』の順に主役を掴み取った。

デビュー間もない頃に安定的な歌唱力で好評を博した彼は、ある瞬間から繊細な感情も付け加えるようになる。 特にチョン・ドンソクは『ウェルテルの恋』では深い悲しみの深さを表現し隠された可能性を見せつけてくれた。

「『ウェルテルの恋』を通じて‘悲しい’と言う感情がただ涙を流すだけではないということを学びました。 悲しみが僕の身体一つ一つに襲いかかるということが分かったんです。 ある時は悲しみがお腹を襲ったり、ある時は胸を打ち、またある時は膝が痛くなりました。」

過去に少年らしい雰囲気と母性愛を刺激するキャラクターを主に表現していたとしたら、最近は人間本来の苦悩や感情に対する深さがもっと熟した人物を演技するようになったことも大きな変化だ。 彼はげらげら笑って「時間が経ったから自然に入って来るようになったみたいです。作品ごとに学んで、ますます充実してきました。」と余裕がありながらも謙遜しながら応えた。

これまでチョン・ドンソクはとりわけ明るい作品やロマンスでは見ることができなかった。 彼にこれに対する疑問を聞いてみたら返事代わりに豪快な笑い声が溢れ出てきた。 「ロマンスが難しいんです。特別な理由はないけれども女優と呼吸を合わせると、ごめんなさい。 実は今まで男性俳優とたくさん舞台に立ったからなんです。 普通は男性の先輩より女優、特にお姉さんの顔を触る方が簡単じゃないですか?ところが僕は男の先輩の顔触る方が楽なんです。
何でか分からないんですが楽な感じなんです。僕もちょっとロマンスやメローをしてみたいですよ。今までとても悲しい作品ばかりでしたから。」

実は今までチョン・ドンソクは狂ってしまった妹と父の復讐を夢見るレオティス、父に認められるのを願う天才モーツァルト、母の愛を渇求したルドルフ、愛する女性に対する気持ちをあきらめることができなくて自殺したヴェルテル、死んだ世子嬪を忘れることができなかった王世子フォン、一番親しい友達の死体で化け物を創造し出したビクターまで簡単には手におえない悲劇的で強烈なキャラクターを演技してきた。

激しい感情に魅力を感じ、俳優として欲が出るのは当然だ。 そのためだろう。かすかに笑みを浮かべながらロマンスとメローをしたいと話しかけていた彼が瞬く間にきらめく目つきに変わる瞬間があった。 すぐ挑戦したい配役と作品を尋ねた時だ。

「サイコパスをしてみたいです。 本当に悪さが込み上げてくる人です。 『フランケンシュタイン』のビクターにはそんな決定をするしかなかった理由と哀れみがあったじゃないですか。そんな妥当性と哀れみまでもが存在しない悪人に挑戦してみたいんです。 そして今は新しい作品で新しいキャラクターを自ら少しずつ作っていきたいと思っています。」

デビュー7年目、流れた時間ほどに考え方もぐっと成長した俳優の姿をうかがうことができた。 チョン・ドンソクはもう舞台でわざわざ観客に向けて目をあわせない。 もしかしたら作品の中の人物ではないチョン・ドンソクの姿が映るのではないかと憂慮される為である。

「昔は‘これをもっとやってみたい。これをもっと強調すればどうかな?’と考えたりもしましたが、振り返ってみたら固執だったんです。 自分が上手くやれることをしようと思ってたんです。 今ではもうスタッフを信じています。 時が経つほどにもっと確信します。 スタッフは僕のチームでしょ。 僕のチームの話に耳を傾けて聞く方々なんです。」固執と欲心を捨てたチョン・ドンソクは「良い人々に出会って作品をするのが幸せ」と言った。

また彼は俳優として感じる‘幸せ’に対して「闇の中に一人で照明を受けている時、この上なく幸せです。まるで誰もいない空間に立っているようです」と付け加えた。

それならチョン・ドンソクはこれからどんな俳優になりたいのか。 「ロングランする俳優です。 ロングランという言葉にはさまざまな意味が込められているが最大の意味は‘ずっと見ていたい俳優’ということです。 いつまでもいつまでも舞台で会えたらいいと思います。」

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