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ポケットにパク・ヒョシン 🥨

きみの歌は... 最終話❸ 墓マイラー編

2019-06-20 19:45:00 | きみの歌は

遅めの夕食中のジェイルとヒョシン

 

 

ジェ: 明日行けるよね

ヒョ: あぁ、5時だっけ

ジェ: ここを4時50分ぐらいには出ないと...、5時57分の汽車なんだよ。

 

ヒョ: 思ってた汽車と違ったみたい。

 

 

パリへ行き、個人の日程を送ることにした2人

 

 

ジェ: 僕はあそこが良かったよ。ペール・ラシェ〜ズというお墓。共同墓地。ジム・モリソンもいて、ショパンもいて...

 

 

ヒョ: へぇ、本当行かなきゃだね。

ジェ: 墓地が都市の真ん中にあるから、気分が突然に変わるんだよ。

ヒョ: 名前(住所)書いて‼️行ってみる❗️

 

次の日の5:43AM VICHY駅

 

パリ行きの始発に乗ろうと駅へとスタスタ

 

👇まだ半分寝ている状態

 
早朝でも旅行客でごった返す駅
それぞれの理由ではやる表情
ジェイルとヒョシンも汽車に身体を乗せて
徐々に速度を出してパリへと出発する汽車
 
外はまだほの暗い明け方なのだが
汽車の中でも何かを書く2人
 
明け方の澄んだ気運を受けて
歌詞を書き連ねるヒョシン
作家魂メラメラ🔥
汽車の中での作詞のロマンもほんのひと時
 
明け方の起床はテジャンにとってもジェイルにとってもちょっと大変💦
 
明け方を走る汽車にも朝が訪れて...
 
ヒョ: 本当に久しぶりに汽車に乗った、マジで。面白いね^ ^
 
 
ペール・ラシェ〜ズを検索しながらの忠実なリアクション
 
 
ジェ: オスカーワイルドもいるし、モディリアーニもいるし、マルセル・プルースト、ジム・モリソン...
 
多くの有名人のお墓があるペール・ラシェ〜ズ
 
ジェ: でも、必ずしも有名な人たちのお墓があるからというのではなくて、空間が醸す出す雰囲気が...(言葉が出ない...)
 
ヒョ: 都市の中にあるお墓だから、こんなに
ヒョ: 吹雪くかな〜
 
ソウルでは見慣れない都市の中の共同墓地はどんな様子なのか
 
ジェ: 天気は大丈夫みたいだけど
 
ヒョ: 雨だけは降らないで欲しい
 
幸いな事にここまで空は異常なし❗️
 
ヒョ: お供え物、でしょ。
ヒョ: モーニングソング か?
 
天気が晴れる事を祈願して? 歌ってみるモーニングソング!
パリで天気を与え給え〜!
 
そうやって汽車は走る また 走る
 
約3時間でパリへ到着!
 
 
はやる気持ちで汽車を降りるのだが....
パリへ来た!来た!来た!
 
映画なら...
まさに走って来て抱き合うんだけど...
 
男2人なので、思い切って映画のようなシーンを省略 到着するや否やパリには雪が降り汽車の中の雨乞い祭りは大失敗! 
 
パリへ降った4年ぶりの大雪
 
早いテンポになっていく都市の忙しい日常の中で
静かに死が眠っているここペール・ラシェ〜ズ
 
 
多くの知識人、芸術家、政治家の亡骸がある共同墓地
 
ペール・ラシェ〜ズ
ナポレオン1世が「市民たちは人種や宗教に関係なく埋められる権利がある」とイエズス会修道院があった場所へ設計するようにと命じた共同墓地
 
ブロンニアールは、訪問する人たちが死に苦痛を受けないよう庭園のような空間を構想したのだと...
葬礼芸術だと言われる素敵なお墓が完成!
 
 
ここに眠る著名人を何人か紹介すると...
 
エディット・ピアフ
シャンソンの女王、20世紀のフランス最高の女性歌手
代表曲:バラ色の人生、愛の賛歌、パダム・パダム
 
イサドラ・ダンカン
アメリカのダンサー、近代ダンスの祖
 
オスカー・ワイルド
アイルランドの小説家兼劇作家
代表作: ドリアングレイの肖像、幸福な王子
 
ジム・モリソン
アメリカのシンガーソングライター兼ロックバンドドアーズのリーダー
代表作: The Doors、Strange Days
 
マルセル・プルースト
フランスの小説家
代表作: 失われた時を求めて
 
アマディオ・モディリアーニ
イタリアの画家で彫刻家
赤い裸婦(絵)、女性の頭部(彫刻)
 
 
 
ヒョ: わぁ!
 
 
ヒョシンが初めて感じた墓地の不思議な雰囲気
 
 
ヒョ: 外国を歩き回りながら、今まで見た墓地の中で一番びっくりしました。芸術品のようなお墓がある墓地を初めて見たので..,
 
 
 
ある彫刻像のお墓の前で足を止めるヒョシン
 
誰なのかめちゃくちゃ検索しまくってる最中(爆風検索中)
 
ヒョ: ルーブル美術館の最初の管理者だって!
 
 
ドミニク・ヴィヴァン・ドゥノン
ルーブル美術館(博物館)の初代館長
 
 
ヒョ: フランスは、芸術の根が深くて大きいところだから、(死に対して)こんな考えをせざるを得ないんだな〜と考えながら...
あのように何よりも精神が...故人を送りだす思いやりがとても感じられて感動します。
 
 
ヒョシンの足取りを止めるまた別のお墓
作曲家でピアニストのショパンのお墓
 
フレデリック・フランソワ・ショパン
ポーランドの作曲家でピアニスト
 
ヒョ: わぁ〜!見て!ちょっと不思議だったんです。ところでこんなこんな気持ちがしたんです。
思ってたよりも素朴だな〜!
 
ショパンの業績と地位に比べて素朴なお墓
素朴だったので更にいい感じ
 
ショパンのお墓の前でしばらくうろちょろするヒョシン
 
ヒョ: いつもこんな思いがあります。いつまで出来るかな。これを。
 
ヒョ: 僕も自信を喪失する時もあるし、いきなり未来が不確実に思う時もあるし、ある瞬間は、僕は年が行ったからうまくいかないかな?
 
ヒョ: 自分が感じる敏感な変化を体感する時に不安になる事があるんです。
 
ヒョ: 全てのスターが全ての有名人がいつも上手くやって来たわけではないし、あるアルバムが大衆にそっぽ向かれて、でも音楽性という点ではとても優れている時に、それ(乖離)を僕がどうやって耐えることが出来るかと、そういう心配をする事が多いんです。
 
 
パリからまた宿に戻る汽車の中
複雑な気持ちを紛らわす
 
今日感じた感情を文字にしてみるのだが...
 
 
ヒョ: 今回はただ... 今僕の年齢で、一番正直に、僕の状況を正直に音楽にしたい!
 
ヒョ: それは1つだけあるって思ったんです。
 
ヒョ: 流行り言葉の歌詞が入っている歌や楽しむ歌は僕の居場所じゃないっていつも思っていて、僕の居場所はなんかちょっと....、寂しい時に辛い時にちょっと取り出して聞いてみる....、心にちょっと響く歌が歌えたら、それが僕の居場所なのかなって...
 

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