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ベートーヴェンと霊魂

2023-02-28 21:25:00 | ベートーヴェン
ディテールに踏み込む
ベートーヴェンと霊魂



ベートーヴェンの周りを彷徨う魂は、音楽の要素が擬人化されたメロディックス、ハーモニー、フォルテ、アレグロ、アンダンテ、ピアノの6つの魂で構成されている。

アレグロ
速く演奏せよという言葉

ハーモニー
2つ以上の音が調和するもの

アンダンテ
ゆっくり演奏せよという言葉

フォルテ
強く演奏せよという言葉

メロディックス
旋律の性質

ピアノ
弱く演奏せよという言葉



<ベートーヴェン:Beethoven Secret>で魂はどんな存在だろうか。

ベートーヴェンが創造した、ベートーヴェン自身の内面世界に存在する声。
魂はベートーヴェンの音楽を滋養分として存在する。そのため、彼が音楽的才能を通して自分たちを生かすように、ベートーヴェンに偉大な音楽を作ることを勧め続ける。


「BECAUSE OF ME」の中でベートーヴェンの音楽を纏った魂たちは、体の言語を通じて叙情的でドラマチックなベートーヴェンの音楽を表現する。



ベートーヴェンが恋に落ちたり、成功に喜ぶ瞬間では魂が彼のそばに近づき、彼の運命は愛でも楽しさでもなく結局「音楽」であることを絶えず悟らせる。

いつも音楽だけが君の唯一の愛になるだろう


自由はない
お前の運命に喜びなんてない
隠された宝物を
それを探すために生まれたのだ
お前は天才だ 芸術のために
君の心臓を捧げて献身しなければならない
世にはない音楽
ただ音楽が生まれた理由
他のことは捨てろ


観客の拍手はお前を堕落させる
世の中に背を向けて
お前の魂の中の音楽を作曲しろ
芸術家として生きることは
終わりのない試練の連続
芸術家として生きることは
挑戦と続いていく試練
芸術家として生きることは
休みなき長い戦い
一生



屈服、君の運命に完全に屈服する。
これだけが君に犠牲を与えることができる...
おお、苦しい闘いよ! 
長い旅に必要なものを準備するために
まだやるべきことがあればしなさい。

君が人間として存在するのは
自分のためではなく、他人のためだ。
君のための幸せはただ君の中に
君の芸術にだけに存在する
ベートーヴェンの日記(1812)中

魂霊たちがベートーヴェンにささやき続ける芸術と音楽のための果てしない献身と努力に対する圧迫の中には実際にルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが生前作成した日記の一部内容が溶け込んでいる。

そんな時には私は絶望の深淵で転がり落ちて死にたいという思いしかしない。
そんな考えから私を救ってくれたのは芸術、ただ芸術だけだ。 
ハイリゲンシュタット遺書(1802) 中



興味深いベートーベンと霊魂の関係性
よく見るとより魅力的な<ベートーヴェン;Beethoven Secret>





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