ニュース記事

お写真がポロポロ出て来ましたね^ ^




国民日報 2015/4/30

話題のミュージカルに行ってみると…派手な舞台が輝く‘ファントム’明らかになった幼年期も見どころ





国内最高のヴォーカリスト パク・ヒョシンとヨーロッパ バロック オペラのディーバ イム・ソネの出演で公演前から話題を集めていたミュージカル‘ファントム’が28日開幕した。 観客の関心は大きく二種類だ。 二つの主役が作り出すハーモニーとこの作品がミュージカル‘オペラ座の怪人’とどれくらい違っているかだ。

また、もう一つのオペラ座の怪人という修飾語らしくミュージカル‘オペラ座の怪人’と同じようにフランス人作家ガストン ルルーの小説‘オペラ座の怪人’を原作にしている。 ミュージカル‘ナイン’で1982年トニー賞作品賞を受賞したアメリカの作曲家モリー・イエストンと脚本家アーサー・コピットは翌年ルルーの小説をミュージカルで作る作業に着手した。ところがよりによって‘キャッツ’ ‘エビータ’等で英国ミュージカル界を席巻した作曲家アンドリューロイド ウェーバーが彼らより先に作品を発表してしまった。 その上ウェーバーが86年に発表した‘オペラ座の怪人’は中毒性の強い音楽を前面に出し、ロンドン ウェストエンドで爆発的な人気を呼んだ後アメリカ、ニューヨーク ブロードウェイまで進出した。イエストンとコピットは涙をのんであきらめなければならなかった。 以後迂余曲折を経験したあげく91年アメリカ、テキサス州、ヒューストンで初演された‘ファントム’は、ブロードウェイには入城できなかったが今でも色々な国で着実に舞台に上がっている。

ソウル、忠武アートホールで公演されているEMKミュージカルカンパニーの‘ファントム’は、まず派手な舞台が目をひきつける。今までEMKが製作した‘エリザベート’ ‘レベッカ’ ‘マリー・アントワネット’に続き今回も演出を引き受けたロバート・ヨハンソンは作品の背景であるパリオペラ劇場の派手さを多少過度だと思うほど表現した。シャンデリアと多彩な衣装は観客に見る楽しみをプレゼントする。

内容面では原作小説に忠実な‘オペラ座の怪人’と違いファントムの秘密の幼年期など脚色をたくさんしたのが特徴だ。 醜い顔を仮面で隠したまま劇場の地下に暮らしているファントムの出生が描かれていて興味深い。ファントムのお父さんである劇場マネジャーキャリエールと声楽家べルラドーヴァの愛は正統クラシカルバレエで作りあげた。 韓国プロダクション用としてイエストンがファントムとクリスティーヌのために二曲ずつ全四曲のナンバーを新しく作曲し音楽的にも豊かになった。

‘エリザベート’ ‘モーツァルト’を通じてミュージカル俳優として成功裏に変身したパク・ヒョシンはファントムで成熟した演技力をリリースした。今後国内ミュージカル界は彼を抜いては話できないようだ。 クリスティーヌ役のイム・ソネは非の打ちどころがない歌唱力を見せてはいるけれど、オペラの発声とセリフの処理が多少飛んで残念な思いをした。




コチラのお写真を載せてる記事もありました。

(p_-)ビストロのシーンっぽいデスよね。