犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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一番犬が鳴く

2021年10月10日 | 犬と暮らす

眠い。
朝3時に目が覚める癖が付いてしまったようだ。
何度か3時に起きたら、身体がおぼえたのか。

私にとって、3時はちょっと早い。
けれど、飼い犬ウーゴくんがたまに早起きする。
すぐ横で何か敷物を「ブチブチ」とかじったり、
「フンフン」と鼻を鳴らしたりするので
私も寝ていられなくなる。

3時は早い。
4時でも早い。
10月初旬の今どき、5時でもまだくらい。

もうちょっと寝ていてくれないものか。



体内時計は人によって異なるという。
子どもは24時間より長めなので寝坊するという説明が有る。

我が犬の体内時計は24時間より短いのかもしれない。

私自身も短いほうだと思う。
光の入らない部屋に閉じ込めたら、私は何時間リズムで寝起きするだろうか。



1951年のヒット曲『ミネソタの卵売り』を歌った。

動画に使う切り絵を作るにあたって、
鶏のことをあれこれ調べた。

鶏と言えば、子どもの頃、隣家に鶏小屋が有った。
白色レグホンだったのか、チャボだったのか。

朝、最初に「コケコッコー」と時をつくることを、
一番鶏「いちばんどり」と言う。

最初は早朝に鳴いていたのだが、
年を追うごとに早くなり、
ついには午前1時から鳴くようになった。

鶏がなぜ朝鳴くのか、
何をきっかけに鳴くのか、という研究は
古くから人間様の研究課題だったようだ。

光の刺激によりホルモンが働くので鳴く、
という説明が有るが、
そんなら夜が明けてからしか鳴かないはずだ。
隣家では実に未明から鳴いていたのだ。



自分で飼っている鶏を観察して記録した人がいる。
それによると、鶏が朝鳴く時刻に季節変化はあまり無い。

日の出の時刻は最も早い時と最も遅い時で2時間半ほど違うのに、
鶏の無く時刻は30分程度の違いしかない。

http://www13.plala.or.jp/oosimakisyou/crow.html



そもそも夜中から鳴いていたのに、
私が気付いていなかったのではないか説。

たまたま早起きした時や夜中に目が覚めた時に
「こんな時間から鳴いている」と意識した、ということが何度か有って、それが
「年を追うごとに早くなりついには午前1時」という認識を作ったのではないか。



早起きの鶏がいた説。

体内時計が24時間より短めの鶏がいて、そいつが朝一番に鳴く。
すると他のも起こされて鳴く。ということが起きたのではないか。



雄鶏には順位が有るということが分かっているそうだ。
第一位の雄が鳴いて、それから下位の雄が鳴くという。



私の説と、既知の事を合わせると

体内時計が短めの雄鶏が一位になったので、
小屋全体の周期が早まった説。



明るさという条件は無関係ではないけれど、
他の条件も複合的に働いている、
という辺りが妥当なのではないか。

生き物の仕組みは複雑だ。
単一の条件についてだけ調べても、分からないことが多い。



さて

時差ボケを直すには、睡眠時間をずらすというより、
食事を現地の時間に従って摂ることが有効だそうだ。

この方法が使えないだろうか。
犬には朝夕の二回、餌をやっている。
この時間を後ろにずらしたら、朝起きる時間も遅くなってくれないだろうか。

今までも、
3時過ぎに起きた日の前の夕方の餌やりが実は他の日よりちょっと早かったのではないか。
関連性を考えていなかったから、突然早起きしたように見えたのではないか。

遅めの餌やりを試してみよう。

つづく

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