犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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東京レインボーウィーク

2016年04月25日 | LGB&T
ブログでカムアウトして、2年になる。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/52070d05edf2677ddafe5136fe54b25a

2年も経つし、いつも読んでくださっている方には私のセクシュアリティは
前提としてしまっているが、
ここはいちいち書かねばならないのだろう。
ヘテロつまり異性愛者つまり多数側であると、わざわざ自分のセクシュアリティを
言う必要は無い。

「私は女性です。男性と恋愛してセックスもします。
だいたい受身だけれどたまに攻めもします。」
恥ずかしいと感じる人が多いんじゃないかと思うが、
マイノリティであるということは、こういうことを自分で言わなきゃならないということだ。
少なくとも、今の日本の、私の置かれている状況の中で、
私が社会の一員として自分の役割として感じていることである。
マイノリティすべてがカムアウトする義務がある、という意味ではない。

ただ、黙ってりゃただ女として扱われる、ということだ。
逆に言えば、多数者の異性愛者なら、黙っていてもそのままに扱ってもらえる。

いちいち自分の性を明らかにしなければならないことを
ちょっと想像してみて欲しい。

男です、女です、というように、私自身の性別をヒトコトで言うなら
FTXです、ということになるだろう。
トランスジェンダーですとかいうことも言えるかもしれないが、
これまた定義しきれていなかったり、定義が使う人によって様々だったりする。

男と言えば女が好きな男、女と言えば男が好きな女。
そういうような言葉で私を示す言葉は無い。
まさにそこが多様性であって、ぴったりの言葉が無いことのほうが当たり前なのだろう。
現状は男であることや女であることのほうが当たり前というのが通念である。

そういった社会を少しでも動かしていこう、ということで、
東京レインボーウィークなる活動がある。
http://tokyorainbowpride.com/event

5月8日にはパレードがあるが、
そこまでにも様々なイベントが組まれている。
当事者のための集まりやお祭りもあるし、
非当事者のためのワークショップや、
交流会なども催される。

少人数のイベントにいきなり参加するのは気後れするなら、
8日のパレードを沿道から見物するだけでもいい、
それだけでも、一歩になる。



私は、身体的にはすっかり女性として生まれ、
子どもの頃は男の子と間違われることもあり、
好きな男の子もいたけれどもっと好きなのは女の子で、
女性と恋愛し、けれどレズビアンという感覚ではなく、
かと言って男性になりたいわけではなく、
しかし自分を女性と感じているわけではない、
そういう性別です。

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