12日は江戸川区の小学校に牛を連れて行くわけですが、その内容の文書が届いたので一通り確認したところ・・・・・
おおっ!!
こっ、これは(笑)
常務!GJっス (^-^)vブィ!
いやっ、これはナイス人事。今はこれ以上の中酪とのパイプは無いでしょう。
ホントこう関東と中酪の人事交流は十分すぎるほど。後は関東と各県酪、県酪と単協の人材交流が課題か。
実はこの部分が全てのキモで、BSE以降、後手後手に回った最大の原因。言いたい事が伝わらない、聞こうとしない空気を作ってしまった。やっぱり関東に丸投げが一番良くなかった。責任をとらない体制がどういう結果をもたらすか、良く分かったと思う・・・・っていうか、現状はげん骨よりも痛いか・・・
それにしてもSさんとの電話で10人って言ってたから、
増えたのか、良かった、とは思ってたんだけど・・・・そう来るとは(爆笑)
・・・何を言ってるのか分かりづらい内容でスイマセン。まあたまにはそんな記事があってもいいかなと。
ちなみに当日の子牛の1頭はアイムの娘です。ご期待アレ。あっ、アイム本牛はお留守番ね。枠に入らないから(爆)
昨日今日とスーダンを撒きました。後は明日雨が降る前に鎮圧できれば・・・
それでもまだ6反歩ほど残ってます。田んぼは手付かず・・・・転作部分はどう評価されるんだろうか・・・・かなり不安(-_-;)
それにしても今年は雨が多い。デントコーンがなかなか伸びない。これも焦る原因の一つ。
12日まであまり時間が無い。準備間に合うだろうか・・・・
う~~ん、だったらブログなんかやってないで寝た方がいいんだろうけど・・・・EUROも始まるしなぁ・・・
よくよく考えたら、輸入飼料にも肥料は使われてるんですよね(滝汗) トウモロコシを初めとするバイオ燃料向け作物の増産は、間違いなく引き金・・・・
資源不足のカリウムとリンの高騰、原油の値上げでアンモニア製造費が値上げ・・・白金の高騰もあるか。先日の中国の地震でも肥料工場が被災していたし、アサヒのメガファームは本格始動だし・・・
自衛策としては、いい堆肥つくって撒く(K)。近所の養鶏農家さんから堆肥を買って撒く(N、P、Ca)。
・・・とはいえ、燃料費を初めとするランニングコストはバカにならんし・・・・
そして国産の農作物にも値上げの波は押し寄せる・・・・
この国は何処へ行くんでしょうか?作っても売れるんだろうか?っていうか作り続けられるんだろうか?
こうなってくると所得保障だな・・・・・政治に期待するっていうのはどうかと思うが、景気対策としては一番いい方法だと思う。所得の低い人ほどその恩恵を受けられるハズ。
・・・・・以上、無駄な妄想でした。牛乳飲んでぐっすり寝よう。
今日は一日に2頭のお産がありました。我が家で、双子以外で一日に2頭のお産があったのは3年ぶりです。
1頭目はF1の♂、2頭目はホル♀。2頭とも、とっても元気です。
まあ、たまにはそんな日もないとね (^-^)v
ホル♀は、先日導入した牛の子供。父バックアイ 母父セプテンバー。自分はバックアイを使うつもりが無いので、これっきりになっちゃうかもしれませんが・・・
そうそう、ヨーネの検査は陰性でした。これで安心して初乳を飲ませられます。
ついに来たか(-_-;) という感じです。だいぶ値上げを先延ばししてもらった感じはありますが、粗飼料自給増産にも向かい風が吹き荒れ始めますね。
ガソリンも200円なんて話が出始めましたし・・・・軽油は免税で110円ぐらいでしょうか?
これで来月の配合価格改定で、値上げ&補填金下げとなると、7月危機説の現実味も帯びてきます。一応季節別乳価の上乗せはありますが、暑さによる産乳量の減少を補う程の効果はありません。
配合、乾草、肥料、軽油、機械という全国的なコスト増によって、値上げの大義名分は8割がた出来たと思います(後は飲用の生乳不足)。乳価の期中改定で、展望というか希望の持てる回答を期待したいものです。ドイツでは酪農家がストライキを起こし、畑に牛乳を捨てているそうです(ニュース記事)が、さすがにそこまではしたくないです。
さて一方で、肥料の値上げはニュージーランドやオーストラリアにとってかなりの打撃でしょう。NZにとっては配合よりもこたえるはずです。それに両国の通貨高。
海外乳製品の値上がりもまた続くと見ていいでしょう。
ただまた脱粉が値上がりするかと思うと胃が痛いです・・・
それにしても何とか投機資金だけでも農産品市場から隔離できないもんでしょうかね。トウモロコシに投資してもトウモロコシが何かを生み出すわけじゃないんですから・・・・・何かを生み出すのは人の力だって事をわかって欲しいものです。
とうとう梅雨になってしまいましたね・・・昨日慌てて1町歩スーダン撒きました。あと2町歩は、なんとかなる・・・かな?(汗)・・・田んぼ3町歩は・・・やばいか・・・(滝汗)
ホントこう雨ばかりで気がめいります。転作田の種まきが思うように出来ません(T-T)
しょうがないので手播きしたりしてます・・・・腰の入らないバックハンドドライブを1町2反ほどやってみました(って伝わりづらいか)・・・・翌日乳房を拭こうとすると激痛が(>_<)
しかもその日は雨でした・・・・なので気分転換に育成の測尺をやってみました。昨年生まれの10頭が対象です。
体高と胸囲だけですが・・・しかも体高は目盛りを大まかにうった棒で・・・・なので誤差が1~2cmあると思います。胸囲もしっかりと捕まえて測ったわけではないので・・・・
生年月日 体高 胸囲 交配(父 × 母父)
H19.1.31 138 173 マーチャント × P・カリスマ
H19.2.26 141 168 ケノービ × ダーハム 中部に連れて行った牛です。
H19.3.11 134 165 ノマド × サベージ
(左がトイストーリー、右はノマド × リー)
H19.6.9 128 156 トイストーリー × ジョーダンレッド
H19.6.16 126 156 ノマド × マーチャント
H19.6.26 128 163 ノマド × リー
H19,8.15 120 148 ポンティアック × リー
H19.9.9 118 145 ポンティアック × リー
H19,9,16 128 156 トイストーリー × アウトサイド 期待の1頭です
H19.11.9 116 140 ダンディ(国産) × ジェットソン
ポンティアック2頭の伸びがイマイチですが、親も大きい牛ではないですし大きくしようと思って選んだ種でもないのでいいかなぁと思っています。
ケノービは中部の頃よりも深みが出たきがします(^~^;)
トイストーリーは骨量のある牛に合うと思います。
餌は、離乳から6ヶ月までTDN74 CP16の乳配が2kgと大豆粕500g、ルーサンとオーツが適当に。
6~13ヶ月が同じ配合1,5kgと大豆粕500g、ルーサン1kgとロール(在庫しだいでヒエ、飼料稲、エン麦、わら)を適当に。
13~受胎まで乳配が2kgと大豆粕500gで、受胎後は配合1,5kgと大豆粕200gです。
こんな感じでどうでしょうか?
それからパンダ牛はハッチから育成小屋に移動しました。
親に似て大食いで、伸びはいいと思います。ちなみに名前はシェイシェイにしようと思ってます(笑)
ここんところずっと悩んでます。バターについて。
まあ酪農家が独り、バターの需給について考えていてもしょうがない事ではあるのですが・・・
ただ、バター増産となると手取り乳価が下がることになるんじゃないかと危惧するわけです。生乳がバター向けに計画以上に使われるだけでなく、加工乳の生産者補給金の給付限度数量をオーバーするんじゃないかと・・・
で、どうしたらバターを増産させずにバター供給を維持できるのか、と。
まずはバターがスーパーから無くなった経緯について簡単に
1.バターの国際価格の高騰
2.生クリーム向けの増加、国産チーズの増産→バターの減産
3.輸入バターもしくは調製品を利用していたメーカー(A)の国産へのシフト
4.中小メーカーや大手洋菓子、製パン店(B)向けをAに
5.スーパー、小規模洋菓子、製パン店向けをBに
6.メーカーがクリスマス需要向けに在庫を維持している
↓
バターが無い!
ホント、バター見かけないですね。見かけるのは高級バターとバター風味のマーガリン・・・ケーキ用マーガリンまでありました。このままだとバター需要が激減しそうで怖いです。
さて、一番の問題は輸入バターが国産に置き換わった事です。どの程度置き換わったか、統計は出ていませんが、輸入バターは約1700円/kg(関税込み)だそうです。
200g当たり340円。輸入時点でこの価格ですから、業務用として考えると国産バターの方が安いと推察できます。おそらく調製品よりも(実際どの程度かご存知の方で、バラしても差しさわりのない方教えてください)
そして先月、農水から増産要請が出たわけですが、輸入減→増産の流れは、乳価を減少させるだけでなく補給金や補助金の減少をももたらします。アメリカのBSE発生後の牛肉関税の大幅減少の影響は畜産農家ならご存知の事と思います。
理想は、バター向け乳価の大幅値上げですが・・・それでは消費者の怒りを買うだけになりそうですから、関税(上納金)下げ→輸入増→国産バターが店頭に並ぶ、がベターかと思われます。
ベターとしたのはWTOがらみの問題が残るからです。この先国際相場は下がらないにしても、国内価格がどうなるかは分かりません。関税を下げれば国内価格を上げる事が難しくなるかもしれません。
それにしても上納金という分かりにくいシステム(名称が最悪)がかなりヤリ玉に挙げられているようです。http://jp.youtube.com/watch?v=OVZE0rwhUHY
乳製品にかかる関税は日本の酪農、特に北海道の酪農を守るために必要ですが、ここ10年の急激な価格変動に運用がついていっていないというのが実情でしょう。
こんな対応の日本とは対照的に、EUは穀物の減反や関税を撤廃しました。価格維持、消費者保護にすばやく対応したといえます。BSE後に創られた消費者保護の姿勢、安定した食糧供給体制を維持するという姿勢の現れでしょうね。
政府与党・農水は、圧力団体である生産者の単なる保護から、生産物が消費される事を保護する政策に切り替えるべきだと考えます。その為にも消費者省が実行力を伴って創設される事を望みます。
ちょっと長くなりましたが、今日は牛乳の日。1杯飲んでクールダウンするとしましょう。