ついに来たか(-_-;) という感じです。だいぶ値上げを先延ばししてもらった感じはありますが、粗飼料自給増産にも向かい風が吹き荒れ始めますね。
ガソリンも200円なんて話が出始めましたし・・・・軽油は免税で110円ぐらいでしょうか?
これで来月の配合価格改定で、値上げ&補填金下げとなると、7月危機説の現実味も帯びてきます。一応季節別乳価の上乗せはありますが、暑さによる産乳量の減少を補う程の効果はありません。
配合、乾草、肥料、軽油、機械という全国的なコスト増によって、値上げの大義名分は8割がた出来たと思います(後は飲用の生乳不足)。乳価の期中改定で、展望というか希望の持てる回答を期待したいものです。ドイツでは酪農家がストライキを起こし、畑に牛乳を捨てているそうです(ニュース記事)が、さすがにそこまではしたくないです。
さて一方で、肥料の値上げはニュージーランドやオーストラリアにとってかなりの打撃でしょう。NZにとっては配合よりもこたえるはずです。それに両国の通貨高。
海外乳製品の値上がりもまた続くと見ていいでしょう。
ただまた脱粉が値上がりするかと思うと胃が痛いです・・・
それにしても何とか投機資金だけでも農産品市場から隔離できないもんでしょうかね。トウモロコシに投資してもトウモロコシが何かを生み出すわけじゃないんですから・・・・・何かを生み出すのは人の力だって事をわかって欲しいものです。