18日に生産枠の説明会がありました。そのなかで、目にとまった一行。
「新規就農枠は設定しない」
もともと固定資産が高い関東ですから、新規就農の件数は少ないんです。しかしBSE前の和牛の高騰あたりから肥育屋さんが借腹and日銭稼ぎに搾り始めるケースが増えました。しかも大規模に。
まあ、メガファームが悪いというよりは生産枠の設定というか、配分がまずかったんでしょうね。
「搾ったもん勝ち」
そんな感じがしばらく続いていましたから。実際は脱粉、バターの積み増しが起こっていたわけで、これに消費の大きな減少が追い討ちをかけたわけです。
「搾っちゃいけませんよ」というペナルティも策定してなかったし。まあ、自分の首を絞める規定を作るってのは、よっぽど覚悟が入りますけどね。
そして「新規就農枠ゼロ」となったわけですが、相当苦しい状態とはいえ、業界としては流動性が失われるというのは、かなりリスクが高い選択でもあります。
公正取引委員会に注意されないだろうか・・・そんな心配(杞憂)もしてしまいました。
なにはともあれ、自分にできること、ブログを通じた情報公開を今後もがんばろうと思います。あとは牧場と牛をキレイにしておかないといかんかな・・・これが一番難しい(汗汗)・・・ホントの汗をかかんといかんということですね。
頑張りましょう!!