酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

乾草運び

2006年06月21日 | 買出し

 午後は乾草を取りにいった。ダンプに積んでもらって降ろす。いつもは4tで運んでもらうんだけど、サンプルを見に行くついでに直接もらってきた。

 草はクレイングラス。大学から戻ってきた時は、何?この草?って感じだった。一度も教わらなかったし、飼養標準にも載ってないし。だいぶ困惑した。

 しかし、今ではウチにとって欠かせない乾草。育成から経産まで一貫して通年で給与している。

 ところが、今年は韓国からの引きが強く在庫が無いとの事。価格も上がっていてなんとも痛い。ネットで検索すると、ウサギ用に売られている。これも原因か?


今付けてる種牛について

2006年06月21日 | うちの牛たち

 今日は月に一度の窒素入れの日。朝から組合でAIの人を交えて種牛の話で盛り上がる。

が、大半は和牛の話・・・

「藤平茂も悪くない(酪農家A)」

「17間検はこの牛が・・・(酪農家B)」

「いや、こっちの方が(酪農家C)」

「勝司なら天保印斗のほうがいい(酪農家B)」

「おいおいここに居るのは酪農家じゃないのか?(笑)(事業団職員)」

「ハハハハハ(一同)」

 もちろんホルスの話もしましたよ!

「今何がいい(酪農家A)」

「デッカー!!(事業団職員)」

「デキスターじゃないの?(自分)」

「だって種ないもん(事業団職員)」

「・・・ほんとに入ってこないんですよ(県酪職員)」

「だって俺が欲しいもん(事業団職員)」

こんな感じのやり取りでしたけど。ちなみに自分は勝司を購入。黒だね・・・

 

 で現在使用中の種はこんな感じ

事業団

 アルタジェン アイ マンフレッド ノマド (マンフレッド×ルーク)

    子だし軽いです。ウチではF1並みでした。高さはないですが、肋張りはいいですね。
    若干ツメが薄いかな。でも、つなぎ飼いにはいいかも。
    ウチでの組み合わせ カリスマ、ルドルフ、リー、アディダス

 ゴールドラッシュ ディカプリオ(ストーム×ベルウッド)

    キャラクターは抜群です。思っていたよりは肋張りもあります。深さも結構いい感じです。
    ただ前駆の浅さ、尻幅のなさは気になります。
    リー、エアローン 

 

ジェネティクス

 ピジョンジェン ジェットソン(フォーメーション×キュリアス)

    もう配布してない種です。安かったのとフォーメーション息であったため、
    購入しました。長さのある牛が出ます。骨は丸め、よく言えばしっかり。
    リー、エアローン、ローガン、ダーハム

 

野澤(アメリカ)

 ジェーボブ ジョーダンレッド(フィドークス×モーメンタムレッド)

    レッドが欲しくて付けてます。ルーベンス、エアローン、リー(×チャールズ)。
    レッドでは貴重な斜尻です。骨量があり、しっかりした作りのウシです。
    ウチのは、4ヶ月目に黒くなりました(登録はレッド・・・(泣))。
    肋張りよく、ツメも厚いです。成分高く、放牧向きかも。

野澤(カナダ)

 コムスター アウトサイド(プレリュード×ブラックスター)

    今、3頭搾っていますが乳房はいいです。ただうるさい・・・。直飛で丸骨、
    でも斜尻は1頭だけ・・・なぜ?前駆が強く幅もあります。3産ぐらいしたら
    ちょうどいいかも。アスター、サベージ、エアローン、ルドルフ。

 サマーシェード イグナイター(ジュラー×マスコット)

    インクワイアーを今搾っていますが、キャラクターがあっていいですね。
    もう少し強さがあればなおいいんですが。ということで、体型の安定した
    イグナイターを使っています。リーだけ。後乳房の幅がね。

 ブレイデール フリーマン(ストーム×グランド)

    全体としてまあまあ、良く言えばストームっぽい。前駆の幅と強さ、
    後肢のつなぎ(長い)に難がある感じ。それと性格が。キョドってる。
    リー(ブルブックに従って)、アシリー、イトー

 

アルタ

 アルタジェン I マーチャント(ウェード×ベルウッド)

    ウチで今一番使っている種。キャラクターがあり、背線強く、首も長い。
    肋張り、深さ、長さ、つめの厚さは十分。尻幅と後肢後望がイマイチ。
    アスター、サベージ、カリスマ、アウトサイド、イトー、ミックス。

 

CRI 

 ジェニールー MRSHL トイストーリー(BWマーシャル×パトロン)

    1本約10000円(本体9000円+消費税+手数料)な高級種。
    なので育成にしか使っていません。どんなのがでるか楽しみです。
    マーチャント、フリーマン、ノマド。

非常に長くなりましたが以上です。


定期検査

2006年06月21日 | 牛舎でお仕事

 ブルセラ、この言葉は酪農にとっても危ないヒビキ。法定伝染病(ブルセラ病)だから。出たら殺処分。その上、敷地内に埋めなきゃならんこともある。

 牛の屍の上で生きる・・・もはや苦行です。でも検査はしなければなりません。蔓延したらそれこそ一大事ですから。口蹄疫の時は、報道で知る限り、ホント酷かったですね。

 この日は、ブルセラ、ヨーネ、結核の三点セット。満1歳以上の牛が検査対象でした。どうか引っかかりませんように。

 参考サイト

  家畜疾病総合情報システム 牛編

  動物衛生研究所 疾病情報 監視伝染病