
トリノでのチーム青森の激闘の記録はこちら
バンクーバーが終わってだいぶたつが、つい先日やっとビデオ録画しておいたカーリング女子決勝カナダvsスウェーデン戦を鑑賞して、やっと私の中でバンクーバーは終わった。

目黒萌絵さん

石崎琴美さん

山浦麻葉さん

近江谷杏菜ちゃん
そして

本橋麻里さん (まりりん)
トリノと比べて順位は落ちたけど。いいんです。
後半戦、ふがいない戦いといわれても仕方ない試合が多かったけど。いいんです。
近江谷ちゃんのショット成功率が50%切るくらいだったけど・・・ショットは四人で作るものだし、いいショットをさせない敵の強さもあったし、文句を言うのはやめよう。
氷上で彼女ら5人が持てる力を出し切ったことはわかるじゃないか。
その上でのあの順位という厳しい現実を受け容れて、4年後の雪辱に燃えてほしい。
----
総括すると、ミリ差で勝ったvsアメリカ、スーパーショットに次ぐスーパーショットの乱打戦で見応え最高だったvsイギリス、6点差から逆転のvsロシア・・・勝つときはえらく劇的。負ける時はいいとこなし。そんな勢いに乗るとイケイケになるチーム青森は、イケイケにさせないヨーロッバのベテランたちのクールさに敗れた・・・という印象。
ところでトリノに比べて美人率が上がった今大会。
氷上の美女対決も面白かった
トリノの雪辱に燃えるチームジャパンに世界から美しき刺客たちが送られてくる!!
スポーツ大国ロシアは2人の戦闘美女をバンクーバーに送り込む
リュドミラ・プリビフコワ
アンナ・シドロワ
そしてチョコレートとヨロレイヒーとハイジとクララの国で永世中立国とそれだけ聞くと平和でピースな国のスイスからは、恐怖の舌ピアス美女が送られ、日本を絶望のどん底に叩き込む
カルメン・シェファー
世界一が大好きなアメリカからも美女カーラーが参戦
ニコル・ジョラーンスタッド
そして大英帝国からは女王陛下に忠誠を誓う美しき刺客が日本に危険な罠を仕掛ける・・・
イブ・ミュアヘッド
この美しき強敵たちに対して我が日本が立ち向かうのは・・・
我らが まりりん!!
すでにカレンダーと写真集発売という先制攻撃に出たまりりんに勝算はあるのか!!!
-----
試合の感想
ミリ差で勝ったvsアメリカ
接戦で競り負けたvsカナダ
「攻め」の中国vs「守り」の日本で、痛い負けのvs中国
vsイギリス

負けて悔しい顔も可愛いイギリスのスキップ、ミュアたん(19)
超燃えた
ミュアヘッドと萌絵のスーパーショット対決。すげー見応えある試合だった。最終的には大差で日本勝ったけど、今まで観てきたカーリングの試合、ベスト3に入るくらい燃えた。
最終的には大差で勝ったけど、楽して勝ったわけじゃない。
最後の萌絵さんの5得点奪取のショットは凄かったけど、そこに至るまでのスーパーショット合戦が最高。
vsロシア戦

苦い顔も美しいプリたん(23)。
ビデオに撮って出社前に前半戦のみ鑑賞。0-6で負けてる状態で出社。
後攻にも関わらず第4、第5エンドと続けてラストストーンを萌絵が失投。
絶望的な点差。悪い流れ。
だが、とりあえず出社。出社後は周りの人にカーリングの話は一切厳禁。メールもネットも観ない。人の集まる場所に行かない。人にできるだけ会わない。という情報シャットアウトを徹底。
そして帰宅後。後半戦。
すげー!!!
萌絵ー!!!
いけー!!!
と解説の小林さん共々大興奮。
まさかあの状況から・・・

ロシア戦は劇的だったけど、そもそも6点差つけられたのは失投が原因だった。
それを相手の失投で奪い返した試合。
どんな試合にも失投はあるものだし、スイスにもスウェーデンにも失投はあった。しかし相手の失投にうまく付け入ることができず、こちらの失投を敵は見逃さず・・・そこが世界の上の方の実力なんだろうと思った。
ロシアは美人ぞろいだ。
解説によるとチーム青森とロシアチームは仲良しらしい。一緒にお茶したりするとかなんとか

ロシア戦にて、気合いの半袖チェンジの近江谷ちゃん。
vsドイツ
ダブルヘッダーのドイツ戦
またもや前半点差をあけられ追い上げる展開だが、ドイツのフランケンシュタインなルックスのベテランのスキップ、シェップ(すげー迫力、まりりんとか片手で殺されそう)が執念でストーンをねじ込んできて、点差は中々つまらず。
第10エンドはあと、ほんのわずか、跳ね返りが弱ければ3点で同点で延長戦だったが、そのほんのわずかの差で2点止まり。
3勝3敗。
vsスイス

個人レベルでは今大会最強だった気がするスイスのスキップ、オットー
バンクーバー以前においては世界でただ一人の二個のメダル(ソルトレイク銀、トリノ銀)であった。
ショットの成功率は90%を越え、日本戦では失投1回だけ。スイス戦で日本は後攻エンドで1点しかとらせてもらえず、先攻エンドでスイスは2点以上をとっていき、全エンド通じて主導権は常にスイスに握られていた。強い。強すぎる。
このオットーを観ていると漫画「テニスの王子様」の立海大付属の幸村精市の「相手の五感を奪い、テニスが嫌で嫌でたまらなくなる・・・」という究極奥技を思い出す。
vsスウェーデン

オットーを超えるレジェンドプレーヤーとなってしまうのが、このスウェーデンのスキップ、ノルベリ。
なにしろトリノ、バンクーバーと続けての金メダル。
日本戦では調子に乗り切れず失投も目立ったが、結局ベテランの貫禄でリカバリーして日本に完勝。日本が4点を追う形で迎えた第10エンド。次々とストーンをハウス外に投げ出し、日本の得点の可能性を一つ一つ潰していく戦い。日本は自分たちのストーンでガードを作りなんとか四点をとろうとするが、スウェーデンの的確なテイクアウトショットで次々とフィールド内のストーンが消えていき・・・負けるためだけに投げられる彼女らのストーンだが、それでもがんばれと応援するしかなかった。
とうとう残り3投となりノルベリらに握手を求める目黒さん。よく戦った・・・と心の中で讃えた。
vsデンマーク・・・
スウェーデン戦に敗れ予選敗退が決まり、しかも女子フィギュアが始まったこともあって・・・デンマーク戦中継なし!!!
真央ちゃんよりまりりんと萌絵を映せ!!!!
決勝戦 カナダvsスウェーデン
ここでのノルベリも凄かった。
決勝のvsカナダでは、1点差で負けていた第9エンドであえて敵に1点を与えて第10エンドでの後攻権をとり、その第10エンドもカナダ優勢に進みつつ、カナダ最後の失投のスキをついて2点もぎ取りエキストラエンドへ。
スウェーデンに傾いた試合の流れのままに、先攻であっても攻め続けて、カナダの最終投時にはハウスの中心の前に自ストーン2個で壁を作る鉄壁の布陣を完成。カナダはそれをこじ開けることができず敗退。
日本が出ていないけど、すっごくいい試合だった!!!世界はレベルが高い!!!

------
しかし、私は決して忘れない。
バンクーバーの辛く苦しくそして熱い戦いの日々を。





願わくばソチまでスウェーデンとノルベリはトップにいてほしい。その上で経験を重ねたチーム青森が打ち破って、今度こそメダルを!!
----
カーリングやりたーい
[追記]
というわけで今大会の勝手にベスト5ブレーヤー
第5位 プリビフコワ (ロシア) [可愛いから]
第4位 目黒萌絵 (日本) [イギリス戦のスーパーショット合戦が凄かったから]
第3位 オットー (スイス) [強すぎるから]
第2位 ノルベリ (スウェーデン) [絶対王者に君臨したから]
そして
第1位 解説の小林さん (日本) [この人なしのカーリング中継は想像できません。カーリングの面白さをこれでもかっっ!と伝えてくれる小林さんがどう考えてもMVPです]
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バンクーバーが終わってだいぶたつが、つい先日やっとビデオ録画しておいたカーリング女子決勝カナダvsスウェーデン戦を鑑賞して、やっと私の中でバンクーバーは終わった。

目黒萌絵さん

石崎琴美さん

山浦麻葉さん

近江谷杏菜ちゃん
そして

本橋麻里さん (まりりん)
トリノと比べて順位は落ちたけど。いいんです。
後半戦、ふがいない戦いといわれても仕方ない試合が多かったけど。いいんです。
近江谷ちゃんのショット成功率が50%切るくらいだったけど・・・ショットは四人で作るものだし、いいショットをさせない敵の強さもあったし、文句を言うのはやめよう。
氷上で彼女ら5人が持てる力を出し切ったことはわかるじゃないか。
その上でのあの順位という厳しい現実を受け容れて、4年後の雪辱に燃えてほしい。
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総括すると、ミリ差で勝ったvsアメリカ、スーパーショットに次ぐスーパーショットの乱打戦で見応え最高だったvsイギリス、6点差から逆転のvsロシア・・・勝つときはえらく劇的。負ける時はいいとこなし。そんな勢いに乗るとイケイケになるチーム青森は、イケイケにさせないヨーロッバのベテランたちのクールさに敗れた・・・という印象。
ところでトリノに比べて美人率が上がった今大会。
氷上の美女対決も面白かった
トリノの雪辱に燃えるチームジャパンに世界から美しき刺客たちが送られてくる!!
スポーツ大国ロシアは2人の戦闘美女をバンクーバーに送り込む


そしてチョコレートとヨロレイヒーとハイジとクララの国で永世中立国とそれだけ聞くと平和でピースな国のスイスからは、恐怖の舌ピアス美女が送られ、日本を絶望のどん底に叩き込む

世界一が大好きなアメリカからも美女カーラーが参戦

そして大英帝国からは女王陛下に忠誠を誓う美しき刺客が日本に危険な罠を仕掛ける・・・

この美しき強敵たちに対して我が日本が立ち向かうのは・・・

すでにカレンダーと写真集発売という先制攻撃に出たまりりんに勝算はあるのか!!!
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試合の感想
ミリ差で勝ったvsアメリカ
接戦で競り負けたvsカナダ
「攻め」の中国vs「守り」の日本で、痛い負けのvs中国
vsイギリス

負けて悔しい顔も可愛いイギリスのスキップ、ミュアたん(19)
超燃えた
ミュアヘッドと萌絵のスーパーショット対決。すげー見応えある試合だった。最終的には大差で日本勝ったけど、今まで観てきたカーリングの試合、ベスト3に入るくらい燃えた。
最終的には大差で勝ったけど、楽して勝ったわけじゃない。
最後の萌絵さんの5得点奪取のショットは凄かったけど、そこに至るまでのスーパーショット合戦が最高。
vsロシア戦

苦い顔も美しいプリたん(23)。
ビデオに撮って出社前に前半戦のみ鑑賞。0-6で負けてる状態で出社。
後攻にも関わらず第4、第5エンドと続けてラストストーンを萌絵が失投。
絶望的な点差。悪い流れ。
だが、とりあえず出社。出社後は周りの人にカーリングの話は一切厳禁。メールもネットも観ない。人の集まる場所に行かない。人にできるだけ会わない。という情報シャットアウトを徹底。
そして帰宅後。後半戦。
すげー!!!
萌絵ー!!!
いけー!!!
と解説の小林さん共々大興奮。
まさかあの状況から・・・

ロシア戦は劇的だったけど、そもそも6点差つけられたのは失投が原因だった。
それを相手の失投で奪い返した試合。
どんな試合にも失投はあるものだし、スイスにもスウェーデンにも失投はあった。しかし相手の失投にうまく付け入ることができず、こちらの失投を敵は見逃さず・・・そこが世界の上の方の実力なんだろうと思った。
ロシアは美人ぞろいだ。
解説によるとチーム青森とロシアチームは仲良しらしい。一緒にお茶したりするとかなんとか

ロシア戦にて、気合いの半袖チェンジの近江谷ちゃん。
vsドイツ
ダブルヘッダーのドイツ戦
またもや前半点差をあけられ追い上げる展開だが、ドイツのフランケンシュタインなルックスのベテランのスキップ、シェップ(すげー迫力、まりりんとか片手で殺されそう)が執念でストーンをねじ込んできて、点差は中々つまらず。
第10エンドはあと、ほんのわずか、跳ね返りが弱ければ3点で同点で延長戦だったが、そのほんのわずかの差で2点止まり。
3勝3敗。
vsスイス

個人レベルでは今大会最強だった気がするスイスのスキップ、オットー
バンクーバー以前においては世界でただ一人の二個のメダル(ソルトレイク銀、トリノ銀)であった。
ショットの成功率は90%を越え、日本戦では失投1回だけ。スイス戦で日本は後攻エンドで1点しかとらせてもらえず、先攻エンドでスイスは2点以上をとっていき、全エンド通じて主導権は常にスイスに握られていた。強い。強すぎる。
このオットーを観ていると漫画「テニスの王子様」の立海大付属の幸村精市の「相手の五感を奪い、テニスが嫌で嫌でたまらなくなる・・・」という究極奥技を思い出す。
vsスウェーデン

オットーを超えるレジェンドプレーヤーとなってしまうのが、このスウェーデンのスキップ、ノルベリ。
なにしろトリノ、バンクーバーと続けての金メダル。
日本戦では調子に乗り切れず失投も目立ったが、結局ベテランの貫禄でリカバリーして日本に完勝。日本が4点を追う形で迎えた第10エンド。次々とストーンをハウス外に投げ出し、日本の得点の可能性を一つ一つ潰していく戦い。日本は自分たちのストーンでガードを作りなんとか四点をとろうとするが、スウェーデンの的確なテイクアウトショットで次々とフィールド内のストーンが消えていき・・・負けるためだけに投げられる彼女らのストーンだが、それでもがんばれと応援するしかなかった。
とうとう残り3投となりノルベリらに握手を求める目黒さん。よく戦った・・・と心の中で讃えた。
vsデンマーク・・・
スウェーデン戦に敗れ予選敗退が決まり、しかも女子フィギュアが始まったこともあって・・・デンマーク戦中継なし!!!
真央ちゃんよりまりりんと萌絵を映せ!!!!
決勝戦 カナダvsスウェーデン
ここでのノルベリも凄かった。
決勝のvsカナダでは、1点差で負けていた第9エンドであえて敵に1点を与えて第10エンドでの後攻権をとり、その第10エンドもカナダ優勢に進みつつ、カナダ最後の失投のスキをついて2点もぎ取りエキストラエンドへ。
スウェーデンに傾いた試合の流れのままに、先攻であっても攻め続けて、カナダの最終投時にはハウスの中心の前に自ストーン2個で壁を作る鉄壁の布陣を完成。カナダはそれをこじ開けることができず敗退。
日本が出ていないけど、すっごくいい試合だった!!!世界はレベルが高い!!!

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しかし、私は決して忘れない。
バンクーバーの辛く苦しくそして熱い戦いの日々を。





願わくばソチまでスウェーデンとノルベリはトップにいてほしい。その上で経験を重ねたチーム青森が打ち破って、今度こそメダルを!!
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カーリングやりたーい
[追記]
というわけで今大会の勝手にベスト5ブレーヤー
第5位 プリビフコワ (ロシア) [可愛いから]
第4位 目黒萌絵 (日本) [イギリス戦のスーパーショット合戦が凄かったから]
第3位 オットー (スイス) [強すぎるから]
第2位 ノルベリ (スウェーデン) [絶対王者に君臨したから]
そして
第1位 解説の小林さん (日本) [この人なしのカーリング中継は想像できません。カーリングの面白さをこれでもかっっ!と伝えてくれる小林さんがどう考えてもMVPです]
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