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日本柔道惨敗は世界の潮流に取り残された指導者に原因ありじゃない?

2007年09月16日 16時44分51秒 | スポーツ一般
審判団は「ビデオ判定」を盾に取り、井上と鈴木に敗北を告げた。
 無機質な機械の目が戦況を正しくとらえたかどうか。だが、結論は動かない。
 先に仕掛けたのは井上の右足だった。やや浅い大内刈り。こらえるリネールを、井上は圧迫する。残り6秒。相手の体は確かに崩れたが、相手に振られた井上の体も畳をはう。主審は「有効」。捨て身の返し技を放ったリネールに、だった。
 約10分後、同じ悲劇に見舞われた鈴木がうめく。「何でこんなことが世界選手権で起こるのか」。鈴木の左大外刈りも確実にジリンスカスをとらえた。しかも背中をたたきつける「会心作」。だが、一本勝ちの名乗りを受けたのは、畳に落ちた後に横分けで鈴木を投げ飛ばした相手だった。
 IJFの川口孝夫審判委員は苦悶(くもん)の表情で「捨て身技は決めた方が有利。体をもっていかれるとだめなんだ」。だが、仕留めた後の返し技に軍配が上がっては、鈴木も立つ瀬がない。「技には流れがある。映像を見て、最後に背中をついたのが鈴木といわれても」と日本代表の木村昌彦マネジメントコーチ。機械はコンマ1秒の動きを映せても、勝負の機微は教えてくれない。
 試合場に駆け上がった斉藤監督が大声でまくしたて、呼応した場内もブーイング。鈴木は畳を降りようとしなかった。故障を乗り越え、酷暑の中で合宿を耐えた積み重ねがある。「あんな形ですべてを失うのは悔しい。アピールしないと自分に報いがないから」
 日本男子が誇る偉材が、不可解な判定で最高峰の舞台を去る。
 「柔道じゃねえ、こんなの」と斉藤監督。人の目と機械の目。埋めようのない溝により、2人の戦いがゆがめられたことだけは確かだ。


世界柔道での日本人低迷はアテネオリンピックでの快進撃にあぐらをかいて、世界の流れを見てこなかったツケが現れたと考えるべきだろう。
今回の判定を誤審とか審判の力量に問題ありと捉えていたら、来年のオリンピックも同じ結果を招くことは必至だ。もはや柔道は日本人の考える姿から違ったステージに変革したと考えなければいけない。最後にかけた技が有効というのが世界での判定基準なら、もうそれは絶対なのだ。
日本選手の敗因は技術でも体力でもメンタルでもない。無知だ。選手たちに世界基準の判定を教え、その対策をとってこなかったことだ。糾弾されるべきは選手ではなく、指導者たちだ。
日本人として、潔しとしない柔道が展開されているとしても、その対策は練るべきだった。自分たちがそういう技を仕掛けないとしても、仕掛けさせない方法を考えるべきだった。
幸いなことにオリンピックにはあと1年弱ある。恨み言を言っているヒマがあったら、この判定に対応することだ。だが、お家芸などと思い上がっていると、その固い頭で二進も三進もいかないことになりかねない。世界を見ろ! 日本柔道。
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1 コメント

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そのとおりですよね! (ハッピー)
2007-09-16 21:28:52
はじめまして。世界柔道のことを書かれていたので、ちょっとコメントさせていただきます。
世界柔道の判定については残念です。
しかし、誤審だとばかり言っていたのでは、来年の北京でも同じような結果が出てしまうように私も思います。
世界大会に出て金メダルと目指す以上は、やはり世界の判定の流れを十分に分析し、それにあった対策をうたないとダメですよねー。
日本は柔道に対しての考え方とか、思うことはいろいろとあるんでしょうが・・・世界で戦うことを考えると、そればかりにこだわっていてはダメだなと感じました。

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