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スポーツヲタクの独り言

目指せ毎日アップ。ひねくれものの独白、ぜひ見てね!

成績も振るわなければオペレーションもずさん。競技場建設にしか興味のない陸連じゃねぇ

2007年09月01日 23時30分49秒 | スポーツ一般
1日、大阪市・長居陸上競技場周辺で行われた世界陸上選手権大阪大会の男子50キロ競歩で、山崎勇喜(23)=長谷川体育施設=は周回数が1周(2キロ)足りないにもかかわらず、係員から誤って競技場に誘導され、そのままゴール地点まで歩き、途中棄権となった。
 ミスが起きたのは、48キロ手前の競技場への入り口付近。山崎は疲労でペースが落ち、入賞ラインギリギリの8位争いをしていた。その後、直進してもう1周しなければならなかったが、係員が競技場へ入るように指示。フラフラの状態だった山崎はその指示に従った。係員が後を追い掛けたが山崎は気づかずに競技場へ。そのままトラックを1周し、ゴール地点で倒れ込んだ。
 競技は、長居陸上競技場の隣接の周回コースで54選手が出場して行われた。山崎は序盤はトップ争いをしていたが、中間点を過ぎたあたりから後退。後半は歩くのがやっとの状態で、一度は周回遅れした選手に次々と抜かれていた。
 山崎は同種目の日本記録保持者。前回のヘルシンキ大会では8位入賞している。50キロ競歩は世界のトップ選手でも、3時間30分以上はかかる過酷な種目。
 大会組織委員会は緊急記者会見を開き、「運営上のミスがあった」と陳謝。誤誘導の理由について「周回記録員が周回を確認するが、選手が交錯していた。山崎選手が近づいたときに別の審判員から『終わりや』との声が出て、それを聞いて誤誘導してしまったようだ」と説明した。
 山崎はそのまま完歩していれば、8位以内に入賞する可能性があった。日本陸連では、今大会で8位までに入賞(マラソンは3位以内)し日本人トップになった選手は、北京五輪の参加標準記録A突破を条件に五輪代表に内定すると定めている。沢木啓祐・日本選手団団長(日本陸連専務理事)は「このような事態は前例がなく想定していなかったが、山崎が代表内定に該当するかどうか、選考基準などを検証したい」と話した。


しかし、今回の世界陸上はいろんな意味でひどい。チケットが高すぎるのか、あるいは大阪の人は阪神タイガース以外興味がないのかはわからないが、閑散としたスタンドは哀れを誘う。そこにもってきて日本人選手の成績不振やら、集団食中毒やら(これはイベントに責任はないだろうけど)、もう踏んだり蹴ったり。奇天烈な開会式から始まって、問題の多い大会運営はもしかして北京オリンピックのシミュレーションかと疑りたくもなる。
そして今回のこの悲劇的なミス。人間の目のみで計測やカウントをしていた大昔ならいざ知らず、諸々が機械化されて競歩の周回だってコンピュータ管理されてるはずなのに、連絡の行き違いなどと子供の使いのようなことを平然とのたまう責任者ってどういう神経の持ち主なのだろうか。
世界陸上自体も大きなイベントだが、これがオリンピックの出場権のかかったレースと思えば、こんなミス絶対にあってはならないこと。まあ、不幸中の幸いは日本人選手に起こったことかもしれないが。
まさか、北京オリンピックで日本人選手に対して、この手のミスが起こりうると見越してのいわば「練習」だったなんてことはないですよね。
まあ、陸連は日本の津々浦々にスタジアムを建て続けることにのみエネルギーを費やすんじゃなくて、もう少し選手育成や大会の運営能力向上に力を注いだらどうでしょうかね。こんな恥さらしはもうやめましょうよ…

室伏でもダメってことは、世界陸上日本勢メダル0だったりして…

2007年08月28日 23時38分29秒 | スポーツ一般
日本勢が波に乗れない。男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は入賞どまり。男子二百メートルの末続慎吾(ミズノ)は2次予選、男子四百メートル障害の為末大(APF)、女子走り幅跳びの池田久美子(スズキ)、男子走り高跳びの醍醐直幸(富士通)は予選で敗れた。
 力通りの結果とも言える。競技を終えた選手の、大会開幕時点での今年の世界ランキング(今大会不出場者を含む)は、最高で末続の9位。室伏、為末、醍醐は10位台、池田は20位台だった。期待の背景には「自己記録並みの結果が出せれば」という前提があるもの。絶好調でなくても確実に上位を争うだけの強さは、まだ備わっていないのが現実だ。
 不調のまま大会を迎えた為末のように、調整力にも課題が残った。為末が「期待されている以上、不調でも『メダルを狙う』と言わねばならないのはきつかった」と明かしたように、地元の代表としての重圧も練習や調整に響いたようだ。
 末続や醍醐のけいれん、男子四百メートルの金丸祐三(法大)の肉離れなど競技中の異変も多い。高野進監督は「チームとして調整に問題があったと考えねばならない。できる限りの対応をしてベストを尽くす」と、原因解明と対策を急ぐ意向だ。
 目立たないが力を発揮した選手もいる。男子百メートルでは朝原宣治(大阪ガス)が準決勝に進み、塚原直貴(東海大)も自己記録を更新。女子四百メートルの丹野麻美(福島大)、男子千五百メートルの小林史和(NTN)も準決勝に進む健闘を見せた。この後、男子棒高跳びの澤野大地(ニシ・スポーツ)や女子マラソン勢が控える。最高の戦いを望みたい。


世界陸上大阪は、開会式のパフォーマンスから悲惨を極めていたけど、ここまでの結果は希望的観測を大きく下回る惨状だ。
大会を盛り上げようと、テレビ局がやたらと日本人有力選手をヨイショしまくってきたが、その選手たちがこの成績では視聴者もゲンナリだろう。
もっとも、世界の一流アスリートのガチンコ勝負を観られるわけだから、それはそれでいいんだろうけど。
ハッキリ言って、日本人がホイホイ勝てるような大会ではないから、この結果は受け入れないといけないんだろうが、それでも日本で行われているのだから、もう少し地の利を活かした戦いもあってよかろうに。
逆に地元開催がプレッシャーになるようでは、身体を鍛える前に心の鍛錬が必須なのだろうか。
特に放送しているテレビ局に言いたいが、タレントを使っての下手な盛り上げは邪魔だし、あまりにも偏向した姿勢もきつい。スポーツには、それも一流のアスリートには有無を言わせない力がある。それをそのまんま細大漏らさず見せてくれればそれでOKだ。この局が放送しているバレーボールとか何とか兄弟のボクシングとか、事前にあまりにも持ち上げすぎて、結果とのギャップがひどすぎる。もう少し何とかならないものだろうか…。

宮里藍完勝。ちょっと強過ぎ? 米ツアー間近?

2005年08月22日 18時48分39秒 | スポーツ一般
初日からトップの宮里藍(20=サントリー)が5バーディー、ノーボギーの68とスコアを伸ばし、通算10アンダー209で完全優勝を果たした。
初日同様にボギーなし。ショットは安定感を保ち、前日精彩を欠いたパットも、握り加減を調整して修正。「今までの優勝よりもプレーに集中できた」と、世界のメジャーを転戦した実力を証明した。
この日は2度、貴重なパーをものにしたときガッツポーズをつくった。最初のガッツポーズは8番ミドル。第1打が木の根元にいき、次は出すだけとなり、ピンまで約4メートルのパーパットが残ったが、フックラインをねじ込んだ。
次は、茂木宏美に1打差に迫られて迎えた16番ミドル。ラフからの第2打がグリーンをオーバーし、3オンでピンまで約2メートル残ったが、「下りでタッチが微妙だった」と振り返るパットを見事に沈めた。続く17番で茂木がボギーとし、2打差に開いて勝利が確定的になった。
副賞のショベルカーは、父優氏の勤務先で、宮里本人も小学生のときから通う沖縄県名護市のゴルフ練習場に贈る。「小さいころから、ずっとお世話になっているので」。20歳の覇者が口にした感謝の気持ちだった。

強いなぁ。強過ぎ。まさに完勝。人気と実力を兼ね備えているんだから言うことなし。逆に言えば他が弱過ぎ。もっと競った争いにならないと宮里人気におんぶにだっこ状態から脱することができなくなるのではないだろうか。
日曜日は裏で亀田の試合が放映されていたが、視聴率的にはいい勝負。それもこれも宮里サマサマ。
今年このままの調子で賞金女王をとるようなことになれば、もう国内はご卒業ということになろう。彼女のパーソナルスポンサーにしてみればアメリカツアー参戦でますます日本のメディアでの露出が上がることは大歓迎。レベルの高いところでもまれれば強さにも磨きがかかるってものだ。
しかし、あの小さな身体で大したものだ。ゴルフは力だけじゃないのはわかるが、道具の進化はそれを操る人にもそれなりのものを要求してくるはずだ。若手がこれだけ幅を利かせるようになったのも、この道具に対する順応が大きかろう。
今週また優勝すれば史上最年少の10勝目。今の勢いなら20歳で全てを掴みそうだ。どのスポーツも女子の方が元気でいいなぁ…。

オリンピックあれこれ。スポーツと政治は別なんて、所詮は建前!

2005年07月08日 21時12分23秒 | スポーツ一般
2012年夏季五輪はロンドンに決まった。開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が6日、シンガポールで開かれ、4回の投票の結果、本命視されるパリに次ぐ評価だったロンドンが選出された。
立候補した5都市のうち、第1回の投票でモスクワ、第2回の投票でニューヨーク、第3回の投票でマドリードが落選。最終投票は当初から有力視されていたロンドンとパリの争いとなった。英国のブレア首相、フランスのシラク大統領ともにシンガポール入りして自国開催を訴える力の入れ方だったが、最終的に54票対50票の僅差でロンドンが勝った。
日本五輪委員会の竹田恒和会長は「ロンドンはプレゼンテーションが良かった。五輪が平和のスポーツと祭典であることを伝えた。浮動票を獲得したのではないか」と勝因を分析した。
ロンドンは1908年(明治41年)の第4回、1948年(昭和23年)の第5回に続く64年ぶり、史上初の3度目の開催となる。

国際オリンピック委員会(IOC)は8日、シンガポールでの第117回総会で、2012年ロンドン五輪の実施競技から野球、ソフトボールを除外することを決めた。
92年バルセロナ五輪で正式採用された野球は、世界的な普及度の低さなどから支持を得られず、5大会で五輪から姿を消すことになった。女子競技の充実の一環として96年アトランタ五輪から採用されたソフトボールも、4大会で実施しただけで五輪から姿を消すことになった。
IOCはこれを受けて同日夜に理事会を開き、新採用候補のゴルフ、7人制ラグビー、空手、スカッシュ、ローラースケートの中から入れ替え競技を選定。9日の総会に提案し、3分の2以上の賛成があれば採用する。
総会はこの日、現行の28競技が存続にふさわしいかを1競技ずつ投票にかけた。野球が存続に必要な過半数の賛成を得られなかったのは、米大リーグの一流プロ選手の五輪参加の見通しが立たないことや、普及度の低さが影響したとみられる。ソフトボールも、人気の低さや競技力が一部の国・地域に偏っていることなどが影響したとみられる。

地域や国の政治的思惑が露骨に出るオリンピックのあれこれ。
まずは招致だが、ヨーロッパの「アメリカ覇権主義」に対する露骨な嫌悪感と、反イラク戦争のフランスに対するアメリカの意趣返し。アメリカにしても、ヒラリーに手柄を立てさせると次の大統領選挙で大騒ぎだし、ブレアに対する義理もある。入り組んだ政治的思惑の着地点が「ロンドン」という結論なのだろう。
で、そんなアメリカ的なものの排除のあおりを受けて「野球」と「ソフトボール」の除外。
確かに普及度の問題はあるのだろうが、アメリカの非協力(メジャーリーガーの派遣NG)であっさりと除外されては、東アジアの国々はいい迷惑ってものだ。
ま、メジャー側は「WBC」で一山当てたいからオリンピックなんて興味なし。オリンピックから除外されても痛くも痒くもないってところだろう。
ソフトボールなんて「野球」に似てるってだけで除外されたらたまらないだろうに。
ま、オリンピックぐらい肥大化したイベントは、もう大国でしか開催できない。大国間の「綱引き」はもっと別のところでやって欲しいものだが、それはそれで「醍醐味」と割り切ると別の意味で面白いのかもしれない。なんてことあるか!

シャラポワ連覇ならず! 決勝は5年前の再現か…

2005年07月02日 23時11分49秒 | スポーツ一般
「ウィンブルドン・テニス」シャラポワ、連覇ならず。女子シングルス準決勝で、2大会連続優勝を目指した第2シードのマリア・シャラポワ(ロシア)は、第14シードで2000、01年の優勝者ビーナス・ウィリアムズ(米国)に6―7、1―6で敗れた。立ち上がりから激しい打ち合いとなり、シャラポワは第1セットをタイブレークで落とすと、第2セットも立て直せず、ビーナスのパワーに押し切られた。
1年前、至福の喜びをかみしめたセンターコートで、シャラポワが沈んだ。こん身のバックハンドショットがラインを割ると、寂しそうに芝生に視線を落とした。「とても悲しい。ここはほかのどの大会よりもわたしにとって大きな意味があるから…」。試合後の記者会見で18歳は涙をこらえた。
高い身体能力を全開して襲いかかるビーナス・ウィリアムズと激しく打ち合った。1球ごとに2人の必死の叫び声が響いた。サイドラインぎりぎりを突くシャラポワ得意のフォアハンドショット。ほとんどの相手には一発で決まるが、ビーナスには切り返された。「これまでの相手とはレベルが違った。自分のベストのテニスをさせてもらえなかった」とつぶやいた。
昨年、17歳2カ月で優勝したシベリア出身の少女のシンデレラストーリーは世界中に広まった。人気に目を付けた11社とのスポンサー契約は合計2250万ドル(約25億円)とも言われる。本業のテニス以外でも比類のない美ぼうとスタイルでモデル業をこなすなど、常に熱い視線を浴びている。選手としての自信もつかみ、世界ランクも2位まで上がってきた。
だが、テニス界最大のスターは、まだ最強の選手ではない。「一生懸命努力すること、繰り返し練習することで強くなれる。もっと強くならないと」。芝生の女王の称号を失ったが、シャラポワの持ち前の闘争心には火が付いた。

女子テニス界はここのところ若い勢力の台頭が目立っていたが、ウィンブルドン女子決勝はアメリカのパワー対決となった。
時代を少し戻す決勝になったが、どちらも一時期の「不調」がうそのような充実ぶりに驚かされる。
今年はかつてのトップ選手の復活劇が目立つ。エナン・アーデンしかり、ピエルスやクライシュテルスも上位に顔を出すようになった。ロシア勢の躍進ばかりがもてはやされた昨年とはかなり流れが変わってきている。
考えようによっては、それだけ女性の選手層は「薄い」ということも言えなくもないが、あまり一握りの選手が極端に強いよりもはるかに面白くいい傾向といえるだろう。
シャラポワは確かに「ビジュアル」的にも実力的にもいい選手だが、まだ本物ではない。改良すべきストロークが多いし、パワーアップも不可欠だろう。
グランドスラム大会もあと一つ。アメリカ、ベルギー、ロシアの三つ巴の争いでUSオープンが盛り上がることに期待したい。

女子バレー「メグ・カナ」抜きでも高視聴率!

2005年06月28日 23時53分35秒 | スポーツ一般
フジテレビ系で26日に放送された女子バレーボール・ワールドグランプリ2005「日本対ブラジル戦」(午後7時4分-同9時14分)の平均視聴率が21.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録したことが27日わかった。瞬間最高視聴率は9時11分の38.8%で、フルセットの末に日本が逆転負けした場面だった。番組占拠率は26.4%。
“かおる姫”こと菅山かおる選手(26)らの活躍で、世界トップ級のブラジルを苦しめる日本の善戦が光った試合。高視聴率となった要因についてフジテレビは「世界ランク2位、これまでの対戦相手で一番強く、今大会で最大の接戦となったことが視聴者の関心を集めた」と分析している。25日放送の対韓国戦も19.1%に達し、女子バレー人気が再燃している。
一方、26日夜にテレビ朝日系で放送されたプロ野球「阪神対巨人戦」は平均視聴率8.0%と伝統の一戦にもかかわらず低迷した。

人気でも戦力でも飛車角落ちの全日本女子バレー。しかし、それでも次から次と新しいスターは現れる(作られる)もので、驚きの高視聴率をたたき出している。
前回のオリンピックまで、フジテレビを中心にあれだけ「プリンセス・メグ」だの「パワフル・カナ」などとスター製造に必死だったのに、出られないと決まればもう次のスター作りに大奔走。大友愛はアイドルばりにDVDが発売されるし、菅山かおるは「お姫様」扱い(笑)
ま、今や女子のスポーツは男子に比べて世界に近い。これは日本における女性の地位向上ももちろん大きいのだろうが、何より男子より身体的ハンデが少ないためであろう。
このままいけば今後当分の間、オリンピックのメダルは女子の方が多く獲得するような時代に突入する。オリンピック競技以外でも、ゴルフなどで日本女子が世界で活躍することだろう。
実際のところ、最近の野球のスピード感のなさを真面目に改善しない限り、コンテンツとしての価値はもう地上波での放映に耐えられないレベルに堕ちてしまうのは明確だ。バレーボールなど、テレビ放映を前提にしたルール改正で、現在の「ラリーポイント制」に変わったのだ。
さて、これで近々「メグ・カナ」が戻ってきたら、女子バレーの人気と実力はどこまで高まっていくのだろうか? オリンピックでメダルなんか取っちゃうにだろうか…。

「規制」でF1を殺していいのか?

2005年06月22日 00時12分10秒 | スポーツ一般
異例の「ボイコット騒動」が起きた。ミシュランタイヤ使用の7チーム14台が事故を回避するため、フォーメーションラップだけで意図的にリタイアした。同社がオーバル(だ円コース)で安全性を保証できないとして、タイヤ交換や複合コーナーの設置を求めたが、F1を統括する国際自動車連盟(FIA)に却下された。レースはブリヂストンタイヤ使用の3チーム6台だけで行われ、ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)が今季初勝利、通算84勝を飾った。
米モータースポーツの聖地が騒然となった。フォーメーションラップ(隊列走行)の後、グリッドに向かうはずのミシュラン勢14台が、次々とピットイン。BARホンダなど7チームはマシンを車庫に収めて棄権した。スタート位置についたのはフェラーリ、ミナルディ、ジョーダンのわずか6台。大観衆は次第に怒り出し、周回が進むにつれてコースにペットボトルやコップが投げ込まれた。
苦渋の決断だった。ポールポジション(PP)のトゥルーリ(トヨタ)は、険しい表情で「レースを続ければ危険なのは分かっていた」と話した。17日のフリー走行でトヨタのラルフ・シューマッハーら事故が多発。ミシュランはタイヤに負担がかかるオーバルのバンクで「安全性を保証できない」と異例の通達を出しFIAに規定の例外となるタイヤ交換を要請した。
これが却下されると、各チームはスピード抑制のシケイン(複合コーナー)設置を要求。公平性を欠くと主張するブリヂストン使用のフェラーリと対立し、決勝開始10分前まで協議が続いた。結局、これも却下され、7チームはペナルティーを避けるため出走したと判断される隊列走行後の棄権を選択した。
昨年の表彰台の再現を目指したBARホンダの佐藤は「最後の1秒まで問題解決を待った。ファンにすごく申し訳ない」と話した。安全性優先とはいえファン無視といえる異例の事態。BARホンダのスタッフは観客に殴りかけられたという。ある関係者も「来年は米国GPは開催されないかも」と悲観的。ミシュラン勢はファンに謝罪の共同声明を出したが、大きな「代償」を払いそうだ。

今回の「ボイコット」騒動。もちろん最大の責任はミシュランにある。レースでの使用に耐えられないタイヤを供給したのだから文句を言える筋合いではない。
しかし、今年のF1はやっぱりおかしい。タイヤ交換の禁止や、エンジンの2レース使用等はスピードの規制とコスト削減が狙いなのだろうし、特定チームの独走を抑止する働きがある。
だが、F1はフォーミュラカーの最高峰ではないのか? 技術(テクノロジー)と技術(テクニック)の粋を集めた最高のエンタテインメントではないのか?
確かに近年のスピードアップは何らかの形で規制し続ける必要は認めるし、フェラーリの一人勝ちは面白くないかもしれない。しかし、フェラーリだけが特別に有利な「特例」で勝ってきたわけではないし、予算の大小も結局は「チーム力」のはずだ(いいスポンサーを集めるのもチームの実力のはずだ)。
ハッキリ言って、現行のF1はそう遠くない将来なくなる。化石燃料を燃やして自動車を走らせる世の中ではなくなるからだ。だが、それまでの間は最先端の技術を競う場として存在し続けて欲しい。貧乏くさいF1なんて誰も見たくないのだから。

ニュルブルクリンクでの「事故」や今回のボイコットなど、やっぱり規制に「無理」があるのは間違いない。とりあえず、タイヤ交換禁止の規定は早急に見直して欲しいものだ。

日本トップリーグ連携機構設立。弱者連合に未来はあるか?

2005年05月25日 00時00分21秒 | スポーツ一般
バレーボールやバスケットボールなど低迷するチーム競技の復活を目的に、日本トップリーグ連携機構が24日、設立された。バレーボールVリーグ、日本ハンドボールリーグ、バスケットボール日本リーグ、同女子日本リーグ、アイスホッケーアジアリーグ、ホッケー日本リーグ、日本ソフトボールリーグ、ジャパンラグビートップリーグ、日本女子サッカーリーグが参加、各リーグの連携を通じて、国際競技力向上を目指す。
会長には日本体育協会会長でもある森喜朗前首相が就任、専務理事は市原則之日本ハンドボール機構会長が務める。副会長には張富士夫トヨタ自動車社長、川淵三郎日本サッカー協会会長、麻生太郎バスケットボール女子日本リーグ機構会長(総務相)の3人が名を連ねている。事務局は、東京都渋谷区の岸記念体育会館内に置く。
具体的な事業としては、(1)国際競技力向上へ向けた支援体制の充実(2)各リーグの活性化(3)スポーツ振興くじ(toto)の販売協力(4)選手キャリア支援の促進-などが挙げられている。
森会長は「チームゲームを五輪に出場させて、いい成績を収めるようにしたい。おのおのの垣根を越え、知的財産を交換し合いながら、国民に支持してもらえるようにしたい」と抱負を語った。
見事な「弱者連合」だ。それぞれの実力はともかく、人気面では大きく遅れをとっている競技が見事に集合している。
しかし、何を目的に集まったのだろう? 成功のノウハウがない人々が集まってうまくいくと本気で信じているのだろうか?
だいたい、岸記念体育会館に本部を置く段階で終わっている。成功した団体は、もっといいところにお引越しするものだ。旗揚げの時点での志が知れる。
単なる互助会で終わる気がしないでもないが、何もしないよりはマシと言えなくもない。たぶん今後も話題になることもなく解散していくことになるのだろうけど…。

宮里藍2週連続優勝! まさにホステスプロの鑑

2005年05月24日 01時18分30秒 | スポーツ一般
宮里藍(19=サントリー)が、またも「ホステスV」を果たした。昨年6月は、所属契約先のサントリーが主催のサントリーレディスを制覇。今大会は、用具契約のブリヂストンスポーツも主催者に名を並べていた。仙台市に居住し、東北高3年で制した03年ミヤギテレビ杯ダンロップ、故郷沖縄での04年ダイキンオーキッドレディスなど、自身の縁がある大会にはめっぽう強い。
「多くのギャラリーの方もそうですが、応援してもらえることは、藍にとっては大きなプラスです。だからこそ、いつも結果で返したいと思っています」。無心でのプレーを心掛けながらも、恩返しもきっちり果たす。さらに今回は初のプレーオフV。見事に大会の主役を務めたことで、ブリヂストンスポーツは、特別ボーナスの提供も検討している。
ぶっちぎりで最高賞金の試合を勝ち、用具契約の大会をプレーオフで制する。海外メジャーの出場権は確保するし、賞金ランキング1位を磐石にする。
持って生まれた「星」なのだろう。ここぞというときに力を発揮するから人気も出るというものだ。
これで通算8勝目。10代のうちに二桁勝利も現実味を帯びてきた。恐るべき10代!
中継の視聴率も上々、メディアでの露出も男子プロをはるかに上回る現状を考えると、もう少し賞金を上げてもよさそうな気も。同一週の男子大会の優勝賞金は2000万。女子は半額以下の900万。この状態が数年続けば大会数も賞金も逆転するかもしれない。男子も宮里兄弟の活躍こそが起爆剤だろう。この際妹の七光りでもいいじゃない(笑)

宮里藍今季初優勝! スターはここぞというときに勝つものなのね…

2005年05月16日 00時42分52秒 | スポーツ一般
ヴァーナル・レディース最終日(15日・福岡県福岡センチュリーGC=6584ヤード、パー72)2位に6打差のトップでスタートした宮里藍が70とスコアをまとめ、通算13アンダーの203で今季国内ツアー初優勝した。宮里はアマチュア時代の1勝を含め、ツアー通算7勝目。
宮里は今季最高額の優勝賞金2160万円を獲得し、賞金ランキングでも服部道子に約760万円の差をつけ、約3198万円で首位に立った。
2日目まで5位だった福嶋晃子が69で回り、通算5アンダーの211で2位。2週連続優勝を狙った不動裕理は一つスコアを伸ばし、通算イーブンパーの7位に入り、横峯さくらは77と大きく崩れ、通算9オーバーの38位だった。
やはり「スター」の資質充分だ。最高賞金の大会で今季初勝利を挙げるあたり並ではない。最終のリザルトを見ると、アンダーパーはたったの6人。2位に8打差をつける圧勝劇。
この結果、今季の海外メジャー大会への出場もほぼ確定。何から何まで図ったような展開ではないか。
人々はこういうわかりやすさが大好きだ。よく「玄人受け」するなんて言い方をするが、玄人に受けるのだけではプロとしては二流だ。超一流の選手はわかりやすい結果を残すもの。宮里は超一流になる「星」なのだ。
人気低迷が叫ばれるプロ野球にこういう選手が何人かいたら…。いや、それは言っちゃいけませんね(笑)

F1開幕。ジャパンパワーは出遅れ

2005年03月06日 18時29分30秒 | スポーツ一般
F1世界選手権シリーズの今季開幕戦となるオーストラリア・グランプリ(GP)は6日、メルボルンのアルバートパーク市街地コースで決勝(1周5・303キロ、57周)を行い、ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラ(イタリア、ルノー)が2003年ブラジルGP以来の2勝目を飾った。ルノーは3位にもアロンソが入り、2台が表彰台圏内に入る最高のスタートを切った。
昨年の王者フェラーリは、M・シューマッハがハイドフェルド(ウィリアムズ)と接触し、6年ぶりの開幕戦リタイヤ。しかし、バリチェロが2位に入り、8ポイントを挙げた。
予想外の健闘を見せたのはレッドブルの2台。表彰台こそ逃したが、クルサードが4位、クリエンが7位と、ともにポイントを獲得。一方、期待されたホンダ、トヨタの日本勢はともにポイントなしと、厳しい開幕戦となった。トヨタは、2番手からスタートしたトゥルーリが前半こそフィジケラに食らい付いたが、中盤以降は失速し9位に終わった。R・シューマッハは12位。下位グリッドからスタートしたホンダの2台も最後まで伸びず、バトンが11位、佐藤琢磨が14位と沈んだ。
フェラーリ=シューマッハの一党独裁を打開するための大幅なレギュレーション変更(経費削減という大義名分もあるにはあるが)で、混迷が予想された今年のF1が開幕。
案の定、ルノーが躍進。逆にホンダ、トヨタの低迷ぶりが目立つ初戦となった。
同一チームやドライバーが勝ち続けることや、あるいは危険をはらむスピードアップに歯止めをかけることには賛成だが、フェラーリ以外のチームの努力不足をレギュレーションで解消する今回の変更にはどこか不健全な風情が漂う。ま、思惑通り上位チームの混戦を演出し、ポイント争いが激化すれば、ここ数年のつまらないF1(フェラーリファンを除く、かな)から脱却できるのかもしれないが。
ただ、日本人としてはホンダやトヨタの活躍に期待せずにはいられない。特に佐藤琢磨には日本人初優勝を。
次戦マレーシアは、1レースを走りきったエンジンでの勝負。高温サーキットでの2レース目のエンジンがどんなパフォーマンスを示すのか。エンジンの信頼性を知る目安になることだろう。
今季は19戦の長丁場。初戦リタイアのシューマッハの巻き返しに期待しつつ、ホンダ・トヨタでの表彰台独占なんて途方もない妄想を抱きながら、楽しみましょうかね。

全豪オープン、シャラポワ敗退。ロシア勢台頭の流れを止めたアメリカの意地

2005年01月27日 21時44分41秒 | スポーツ一般
テニスの全豪オープン第11日は27日、メルボルン・パーク・テニスセンターで行われ、女子シングルス準決勝第1試合は、昨年のウィンブルドン選手権優勝者の第4シード、マリア・シャラポワ(ロシア)が6―2、5―7、6―8で第7シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に逆転負けを喫し、決勝進出を逃した。
最後は張り詰めるような神経戦となった。最終セットの第13ゲーム。シャラポワは3度もブレークポイントの機会がありながら、取れなかった。続くゲームを破られ、2時間39分の熱戦に終止符は打たれた。「持てるものをすべて出した。でもチャンスをものにできなかった。だから負けた」と悔しさを押し殺した。
セリーナとは、昨年のウィンブルドン決勝以降は2連勝だった。この日も、第1セットはミスも少なく、6―2で奪った。第2セットも5―4に持ち込んだ。だがこの後、突然おかしくった。それまでは長いラリーでも根負けしなかったのに、ミスが出た。3ゲームを連取された。
第3セットも一時は5―3とリード。第10ゲームでは3度のマッチポイントを迎えた。しかし勝負どころで力を出し切れない。今大会、4試合で逆転勝ちしてきた精神的な強さが、この日は力みとなって表れた。
優勝候補に挙げられながら、四大大会二つ目のタイトルはならなかった。「わたしは17歳。今大会も準決勝までは進めた。悲しいし、負けるのはつらいけど、わたしの前には長い道がある」と、悔いの残る敗戦も前向きにとらえた。
準決勝のもう1試合は、第1シードのリンゼイ・ダベンポート(米国)とナタリー・ドシー(フランス)が対戦。ダベンポートがドシーを2―6、7―6、6―4で破り、29日の決勝で、セリーナ・ウィリアムズと対戦する。
クルニコワから始まったロシア勢の波は、女性テニス界を席巻。今やランキング上位を多数のロシア選手が占める。一時代を築いたアメリカ(ウィリアムズ姉妹やダベンポート)のパワーテニスの退潮からベルギー勢(エナンやクライシュテルス)台頭と故障、そしてロシア勢全盛期。
その流れに「待った」をかけたのはパワーテニスの代表格、セリーナとダベンポート。どちらも実績十分のベテラン(?)なだけに、体調さえ万全なら勝ち方は心得たものなのだろう。
ま、男性ファンの心理としては、ロシア勢が総じてきれい(一部例外あり)なだけに、ついつい応援したくなるってものだ。
特にここ最近のシャラポワ人気には驚かされるが、天が与えた二物(もっと?)を思えば、納得といったところか。
しかし、若くして頭角を現し、その後あっという間に消えていった「天才少女」を何人見てきたことか。女子ツアーで長きに渡って君臨する真の「女王」になれるかどうかは相当疑問ではある。
ナンバー1とは言わないが、常に上位に顔を出す日本人選手(それもビジュアルでも上位!)もそろそろ出現して欲しいものだ。

シューマッハ、寄付しても未納税者呼ばわりじゃ…

2005年01月22日 01時26分05秒 | スポーツ一般
自動車レース、F1世界選手権シリーズの王者ミヒャエル・シューマッハー選手(ドイツ、フェラーリ)が、スマトラ沖地震による津波災害の義援金として巨額の寄付をしたことについて、独与党党首が「寄付の一方で、(ドイツで)税金を払っていない」と批判して波紋を呼んでいる。
同選手は独テレビのチャリティー番組などを通じて、個人としては破格の1000万ドル(約10億3000万円)の寄付を表明した。だが、高額所得者でもある同選手は、スイス在住のためドイツに納税義務がない。
ドイツ社会民主党(SPD)のミュンテフェリング党首はテレビ番組でこの点に触れ、「お金をあまり持っていなくても、50セントや2ユーロを寄付する人の方が好きだ」と語った。ドイツは財政赤字に苦しみ、政府が約束した津波支援金の財源をめぐっても議論が起こっているだけに、つい愚痴が出たようだ。
これに対し、シューマッハーは「ドイツに全く納税していないというのは正しくない」と反論している。
これも「有名税」ということなんだろうか。自分のガードマンの死に際して、今回の巨額の寄付を申し出たシューマッハに対して、故国の政治家がぶつくさ言っているようだ。
しかし、困った政治家というのはどこの国にもいるものだ。人の善意を何だと思っているのだろうか。高額所得者が他国に流出したからといって、それは税率の問題だったり、職場の問題だろう。
人の寄付をとやかく言う前に、自分ができることをしているのかと言いたいものだ。
津波被害の支援に関しては、まるでオークションのように各国が支援額を吊り上げているが、それこそ「50セントや2ユーロを寄付する人」で何が悪いというのか。そんなつまらない「国際競争」に参加しているドイツの政治家がシューマッハの寄付をうんぬんする資格はあるまいに。
もし、某国の総理大臣が、NYのメジャーリーガーは寄付するけど税金を払ってない、なんて言ったら、世論はどんな風になるんだろうか? ま、いくら中身のない総理大臣とは言っても、そんな間抜けなこと言わないか。

藍ちゃんのおかげです! どの世界もスターは偉大ってことなのね。

2004年12月15日 23時45分34秒 | スポーツ一般
女子プロゴルフの2005年トーナメント開催日程が14日、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から発表され、レギュラーツアーは今年に比べから2試合増の33試合となり、賞金総額は同2億2530万円増で史上最高の22億1000万円に達した。いずれも宮里藍(19)=サントリー=の活躍によるもの。来季も“藍ちゃん効果”で女子プロ界はウハウハの1年になりそうだ。
樋口久子会長の目じりが思わず下がった。「今年はギャラリーが昨年に比べ16%、テレビ視聴率が30%もアップした。強い不動に宮里が挑戦することで注目度が上がった。スポンサーの皆さまに試合数、賞金額を増やしていただけた」
“藍ちゃん効果”はすごい。来季は2つの新規大会を開催。既存8試合で賞金が増額された。ステップアップは3試合増の9試合。新規参入スポンサーには楽天の名前も。レギュラー以外も含めた賞金総額23億7450万円も史上最高額だ。
功労者の宮里はこの日、報知プロスポーツ大賞表彰式などのイベントに出席。ツアーが2戦増えたことに「イエー、ヤッタ!」と大喜びしてから「今年は開幕戦で優勝して流れに乗れた。来年もいいスタートを切りたい」と力を込めた。
競技人口が多いスポーツでもあるゴルフは、観る楽しみはもちろん、やる楽しみの部分は見逃せない。トッププロが使用するギアへの注目度には絶大なものがある。
また可処分所得が多い層がプレーしているので、スポンサー企業としてもイメージアップや販売促進につながりやすいのだろう。
野球やサッカーにおいても時代を作ったスター選手がいるときには、レプリカユニフォームやギアが飛ぶように売れていた。その順番がようやく女子ゴルフの世界に巡ってきたということなのだろう。
若さとキュートなルックス、アマチュアゴルファーにもあれくらい飛ばせるかもしれないと期待させる体格。おじさんたちのアイドルは当分国内では「敵なし」状態に違いない。
問題があるとすれば早々に主戦場をアメリカに移してしまう可能性だ。だが、幸いにして国内にも強大な敵「不動」がいる。まずはこの女王を倒すことが当面の目標となれば、宮里他の若手もハードルは高い。
しかし、情けないのは男子プロだ。今年の賞金王(悪名高き片山だが)は獲得賞金で宮里に劣る。戦国時代といえば聞こえがいいが、実態はスター不在なのだ。
今年のオリンピックといい、女性の活躍ばかりが目立つ今日この頃。ま、面白ければ(あるいは美しければ)それで問題なし! なんだけどね。

女神降臨

2004年09月02日 23時47分19秒 | スポーツ一般
今年のテニスジャパンオープンに、昨年のチャンピオン、マリア・シャラポアが帰ってくる。昨年は単にビジュアルの要素で若干話題にはなったが、今年はウィンブルドンチャンピオンとしての来日である。女子テニスはウィリアムズ姉妹からベルギー勢、そしてロシア勢へと覇権が移動中で、その最先端にいるのがシャラポアだ。現役モデル兼芝の女王の参加は大いに話題になるに違いない。伊達公子以降、杉山愛が孤塁を守る日本女子テニス界だが、こういう話題性のある選手の登場は大歓迎である。
近年、テニスは下火だったが、シャラポアと上戸彩(!)で盛り返して欲しいものだ。その昔は「エースをねらえ!」の再放送でテニス部入部者が激増したもの。野球も球団合併なんかに血道をあげてないで、実写版「巨人の星」でもやったらいいのに(うそうそ)。