みなさん、こんにちは。
今回は小田が担当いたします。
今日は・・・猛暑でした。。。
まだ6月なんですよね。
この先「節電の夏」が少々心配です。
今朝の電車のアナウンスでは、
「○両目の空調は故障しています。ご迷惑をおかけします」って!
しっかりしてほしいですよね。
みんな「ご理解、ご協力」しているのですから!
電気使用量を抑えて運賃を下げない鉄道会社の理屈が私には理解できないところもありますが。。。
冒頭より愚痴っぽくなってしましましたが、本題に移りたいと思います。
毎年、社会保険制度ではこの時期に「算定基礎届」という届け出を行わなくてはなりません。
今年の提出期限は7月11日です。
この算定基礎届によって、今年9月から来年8月までの保険料が決まります。
保険料は原則として給与額を基にして決定します。
そして、この給与額を届けるのが算定基礎届になります。
給与は4月、5月、6月の3カ月に支払われた額の平均をとります。
おそらく多くの企業では4月に昇給することから4月からの給与額を元に計算するようにしたものと思われます。
しかし、最近は業務の多様化や、昇給のみならず年間を通して繁閑期間の多様化により4月、5月、6月の給与をもとに保険料を決定してしまうことに不条理を感じる場合も多くあります。
それらの配慮からか、今年から算定基礎届における決定方法として年間の給与額を元に決定する方法が追加されました。
その用件としては次の3点すべてを満たす必要があります。
1、「通常の方法で算出した穂標準報酬月額」と「年間平均で算出した標準報酬月額」の間に2等級以上の差が生じた場合であって、
2、この2等級以上の差が業務の性質上例年発生することが見込まれる場合
3、さらに、被保険者が同意していることが必要
となっています。
詳細は日本年金機構のHPを参照ください。
間もなく算定基礎届の提出期限です。
それとともに猛暑に夏がやってきます。
暑さに負けずがんばりましょう!