S.T.E.P.22's BLOG

もっともっと多くの人に、S.T.E.P.22のこと、そこに関わるメンバーのことを知ってもらえますように…。

道をひらく

2005年08月31日 | Weblog
7月下旬、松下政経塾で開催されたイベントに出席し、それに付随していた松下政経塾ツアーの参加したことは記事にしたと思います。その際、一緒に足を運んだ親友と、「本当に松下幸之助という人物はすごいよね」と感動しながら帰宅の途についたのですが、今朝ふと家にあった彼の著書「道をひらく」を手に取りました。

行きの電車の中で、この本を読んでいたところ、とても素敵な文章があったので、ぜひ共有したいなぁと思います。

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雨が降れば

雨が降れば傘をさす。傘がなければ風呂敷でもかぶる。それもなければぬれるしか仕方がない。

雨の日に傘がないのは、天気のときに油断して、その用意をしなかったからだ。雨にぬれて、はじめて傘の必要を知る。そして次の雨にはぬれないように考える。雨があがれば、何をおいても傘の用意をしようと決意する。これもやはり、人生の一つの教えである。

わかりきったことながら、世の中にはそして人生には、晴れの日もあれば雨の日もある。好調の時もあれば、不調の時もある。にもかかわらず、晴れの日が少し続くと、つい雨の日を忘れがちになる。好調の波が続くと、ついゆきすぎる。油断する。これも、人間の一つの姿であろうか。

このことをいましめて昔の人は「治にいて乱を忘れず」と教えた。仕事にしても何にしても、この道理はやはり一つである。

雨が降れば傘をさそう。傘がなければ、一度はぬれるのもしかたがない。ただ、雨があがるのを待って、二度と再び雨にぬれない用意だけは心がけたい。雨の傘、仕事の傘、人生の傘、いずれにしても傘は大事なものである。

~道をひらく~P42・43
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昨日、突然雨が激しく振り出し、駅で呆然とした私。
これまでも何度も同じ経験をし、駅前にあるコンビニで何本傘を買ったことか…。
反省の意を込めて、昨日は駅から家までの道のりを、傘をささないで帰ったので、まるでそんな私を見ていたかのようなこの文章に、どきっとさせられました。

常に油断しないで、謙虚に、慎重に準備を怠らない。
とってもとっても大切な姿勢ですよね。

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愛犬ラブ

2005年08月30日 | Weblog
妹から送られてきた愛犬の写真。
雨の日の散歩用の合羽や、足の裏を守るための靴下、帽子やバンダナなどなどのアイテムはとても嫌がるのに、ディズニー大好き一家の影響を受けてか、このミニーちゃんの耳については、喜んで着用。

そういえば私も長らくディズニーランド&ディズニーシーに行っていないなぁ。
私が好きなのは、ディズニーシーのパフォーマンス「アンコール」。

これは以前にも紹介したかもしれませんが、本当に迫力満点のステージに魅了され何度観ても飽きない素敵なショーです。

家族5人でディズニーランドに行ったのは、私が小学校6年生の頃が最後かも。
先日本当に久しぶりに5人が集った時、そうした家族旅行を実現したねぇ~と話し合ったばかりです。

東京、滋賀、ハワイ、広島と皆がバラバラになってしまっている今、これは長女として計画しなきゃダメだなぁと、愛犬の写真を見て思いました。お互い忙しさを理由に、「いつでも会える」という安心感から、どうしても他の事柄を優先しがちになってしまうけれど、やっぱり一緒にいられなかったり、一緒に実現したいと言っていたことが叶わなかった時に何よりもショックを受けるのは家族との時間や約束なはず。

これは早急に対応しなければ!!!

家族、家族と同じように自分のことを大切に想ってくれる人、仲間達、彼らの愛情があってこそ私は生きていられるんだなぁと実感しながら、また昨日のブログに引き続き、「生きる」ということについて自分なりの答えを模索しています。

もし自分なりの「生きる」を発見した方、模索しながらも誰かと共有したいなぁと思った方、ぜひ昨日の記事にコメントお待ちしています☆


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「生きる」とは

2005年08月29日 | Weblog
毎年恒例の24時間テレビ。今年のテーマは「生きる」。

番組内では出演者から日本全国、あるいは海外に滞在されている沢山の方々から、個々人の「生きる」というテーマに関する答えが寄せられました。

「人は一人では生きていくことができず、支え合い、協力しあってこそ生きていける」「人は自ら生きているのではなく、何らかの使命をもってこの世に生まれた限り、誰かに、そして何かによって生かされているんだ」「生きるとは死なないこと」「生きるとは、時々訪れる人生の楽しみのために生き続けること」

普段なら当たり前だと思う上記の答えですが、戦争によってこの世を去らなければならなかった人々のことを考え、病気によって最愛の家族を残しこの世をさらなければならなかった人々のことを考え、災害によってこの世をさらなければならなかった人々を考え、同時にそうした人々のことを生涯忘れることなく生き続けている家族や仲間達のことを考えると、限りない重みをもって私の心に響いてきました。

「生きる」という誰もが抱える永遠のテーマ。
これは常に健康で、常に平和な環境にいる人には、なかなか実感のわかないものかもしれません。それでも日々様々な媒体から寄せられるニュースや、周りの人たちの話から、「生きる」ということに必死で取り組まなければならない人たちの様子や声は届いているはず。それらをこれまで以上に真剣に受け止め、自らの「生きる」というテーマについて答えを模索し続け、生かされているこの現状が無意味なものにならないよう、がんばっていきたいと思っています。

今日、番組に登場し、自らの経験を共有し、個々のチャレンジにより勇気と希望を与えてくださった方々のパフォーマンスやエピソードに対して流した涙、心に芽生えた様々な感情。これらが明日からの私の「生きる」という行為に大きな影響を及ぼしていくはずです。

「生きる」って素晴らしい、と笑顔で即答した人がいました。
私も自信をもってそう言い切れる人生を送りたい、そう強く決意した1日でした。

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後輩とのつながり

2005年08月28日 | Weblog
大学を卒業して数年が経過し、通っていた大学の学食事情や教授陣、授業の選択肢の幅に至るまで、どんどん変化が起きている中、まだ顔を見たことのない後輩や、一緒にゼミやサークル活動をしたことのない学生さんとコンタクトをとる頻度が増えています。

いくら社会人としてがんばっていても、フットワークの軽さやトレンドに対する敏感さ、鋭い視点や純粋さ、将来に対する希望、熱意などはやはり叶わないと実感することは数多くあります。だからこそOB訪問やOB会は、そんな私と学生さんとをつなぐ重要なツールなので、最近様々なルートから会いたいとの連絡をもらえるのがとてもうれしいです☆

さっそく先日も知人から頼まれた案件でゼミの後輩や、サークルの後輩の力を借りることになりました。こうして彼らと私の友達がつながっていく。それらの絆は確実に大きなアクションを起こす際にパワーを発揮するはず。

11月にはS.T.E.P.22の奨学生による帰国報告を兼ねた交流会を開催する予定なので、その場もまた新たな力が結集される空間になることを願いつつ準備をがんばろうと思っています。すでに3名が無事帰国。あと2名が納得のいく準備をして出発し、無事帰国することをまずは第一に、見守りたいと思っています。

今日は仕事ですが、昨日の授業やS.T.E.P.22のミーティングで気持ちのよい時間を過ごせたので、かなりポジティブな気持ちで満たされています!やっぱり人からもらうエネルギーの大きさははかりしれないので、今日も前向きにがんばっている人が沢山集う場所で、広報対応をしながらエネルギーをもらってきたいと思います。


HMV15周年記念イベント

2005年08月27日 | Weblog
今日は友達に誘われてHMV15周年記念イベントに行ってきました。渋谷のClub ASIAで開催されたイベントは、DJに野崎良太(JAZZTRONIK)を迎え、コラボゲストとして国内のみならず世界的に活躍しているKYOTO JAZZ MASSIVEの生ライブで大盛り上がり。

やはり「生」は素晴らしい!
特に今夜イギリスから来日していた2名のボーカリストの迫力は、今日が仕事終わりの平日であることをすっかり忘れさせてくれ、すでに心は休日モード。なんだか3連休をもらったかのような、お得感に浸っています。いつもおもしろいイベント情報を共有してくれる親友に感謝☆

KYOTO JAZZ MASSIVEのCDはこちら↓
Kyoto Jazz Massive / KJM 10th by KJM

しかもイベントそのものは19時半~0時までという健全なもので、無事電車で帰宅し、ライブの余韻に浸りながら先日片付けることのできなかった宿題をやっているところです。(ブログはちょっとした息抜き^^)

自分と同じ人間が、限りない努力のもとに、自らの声や体、磨き上げた技術をもって楽器や何らかのアイテムを駆使し観客を魅了する。その場に居合わせることで演者の方々から限りないパワーをもらい、そして私も同じように何らかのパワーを与えられる人間になりたいと気持ちをあらたにします。

だからこそ、こうした良い刺激を得られる生ものにはできるかぎり多く触れていたい。そのためにも自由時間と、その刺激を得るために必要な資金を投じられるだけの余裕を持ち続けていきたいなぁと思っています。

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台風

2005年08月26日 | Weblog
本来ならば早く帰宅すべきところ、突然対応すべき案件が発生。ようやく退社しました。電車も空いてるなぁ。

会社を出て数歩にして全身びしゃびしゃ(涙)これから駅に着いて自宅までの道程が不安です。

そんな中、今週末までにやるべきスクールの課題が手付かず状態なのにも関わらず、予想外の残業でスケジュールが狂い多少焦っている私。帰宅後、なんとしてもデータ入力をしなければ!テーマはヤマト運輸と日本通運の有価証券報告書の比較。前回のイオンVSイトーヨーカドーの分析がとてもおもしろかったので、ぜひその流れでしっかりと予習をしたいと思います。

いつもギリギリにならないと動けない私の欠点、なんとかしないとなぁと思いつつ、ラストスパートに発揮される秘めた力に期待☆


銀座でランチ

2005年08月25日 | グルメ情報+α
今日は少し会社から離れて前から行ってみたいと思っていたお店に足を運んできました。リンクアンドモチベーションという会社が手がけるレストラン「LINK DINING. IT(リンクダイニング アイティ)」沢山の女性が列を作り、店内は大盛況。一人で昼間から読書をしつつ一本のボトルを空けていた欧米人のジェントルマンが、絶妙なムードをかもし出していたのも、また素敵でした。

週替わりのメニュー(サラダおよびパスタが2種類から選べる)で、①サラダコース②パスタコース③パスタ+メインコースとあるのですが、私が今日選んだのはパスタコース。

サニーレタスとあさりのパルメジャン風味ドレッシングのサラダと、青しそといかのパスタ。これに食べ放題のパンとコーヒーか紅茶がついて1200円というお得なランチ。銀座は物価が高いですものね…。

このサラダのボリュームとみずみずしさ、イカのプリプリ感はたまらなくおいしくて(イカも本当に甘かった!)、翌週のメニューがとっても気になります。事前にホームページなどでチェックできると、なおいいんだけどなぁと思いながら、社に戻りました。

忙しい日が続くと、基本的に昼食は社食か、社内にあるカフェで済ませるのですが、やはり少し歩いて、少しだけ遠出をし、1時間のランチタイムをフルに使うことができると、午後の仕事のはかどり方も全然違います。

定期的に非日常を作ってあげること。
それはデスク周りの小物を変化させたり、休憩時間の使い方を変えたり、ランチの場所を変えたり、社内を歩くルートを変えてみたり、とちょっとした工夫で実現できます。すると効率が断然あがる。

私は勝手にそう信じて、日常の世界を作り出す余裕を失うことなく、引き続き楽しんで行きたいと思っています。

ウミガメとの遭遇

2005年08月24日 | Weblog
本当に長い長いお休みをいただき、心身ともに潤って帰国した私は、22日(月)から再びジャケット(正装)が必須アイテムという会社員生活をスタートさせることになりました。これまで以上の現実逃避に陥りそうになりながらも、身体はまだ健全なバリ島サイクルで動いているようで、太陽の光とともに目覚まし時計もなく、午前7時に起床するという日が2日間続いています。

お盆休み、という典型的な時期に夏休みをとり、今がベストシーズンというバリ島へと旅立つ。こんなにベタベタな休暇があっていいのかという9日間を過ごし、その間勝手ながらブログもお休みしていたので、今日はその間の生活について綴りたいと思います。

8月16日(火)午前9時半の便でバリ島へ。常に準備がぎりぎりになってしまう私は、午前2時まで優雅にバリ島関連情報をネットサーフィン。ふとスケジュールを再確認すると成田空港に7時半集合と書いてあり、5時半過ぎには電車で渋谷に向かい、成田エクスプレスに乗車しなければならないことに気づき、慌てて4時就寝。1時間ほど眠りにつき、いざ出発。

途中多少気持ちが悪くなりながらも、無事空港にも到着し、とっても快適な空港@シンガポールを経由して、バリ島に到着しました。すでに21時半。直行便ではなかったので、ほぼ移動だけで1日がつぶれてしまったのですが、翌朝7時にはダイビングへ出発予定だったので、ホテルに着いてすぐにシャワーを浴び、深い眠りへとつきました。

8月17日(水)ホテル前のビーチの波はとても高く、「こんな中でダイビングできるのかなぁ」と多少不安に。そんな中、欧米からの旅行者は海に向かって何事もないかのように泳ぎだすし、明らかにまだ冷たすぎて足も入れられないという早朝のプールで泳ぎだすしと、体の違いを実感してしまいました。やはり彼らはすごい!

空腹状態でのダイビングはよくないので、軽く朝食をとっていざ出発。今回私はどうしてもウミガメを見たいと思い、比較的遭遇率が高いといわれているエリア@バタンバイの海を選びました。

ジャイヤという現地インストラクターとともに1本目を潜ると、透明度も非常に高く、美しい水中の世界が広がっていました。ところがウミガメなんてどこにいもいない…涙。「ウミガメ、ムズカシイヨ、ホントニミタイノ?」と言ってくるジャイヤに、「見たい」とわがまま言い放題。

休憩をはさんでの2本目は、1本目より透明度が落ち、「あぁ絶対ダメだなぁ~」と半分あきらめ、悲しい気分になりかけていました。すると「あっ!」とジャイヤが、石のようなものをつつき始め、その石がぐらっと動き、そこからひょっこりと亀の手足と顔が登場したのです☆感激。

少しでもダイビング経験を積んだ人であれば、すでに何度も目にしたかもしれないウミガメ。でも私は、色々な思いを込めて遭遇を願っていたので、本当に本当にうれしくてジャイヤに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

海って本当にいいなぁ。そしてやぱり何事も簡単に諦めてはダメだなぁと、ごくごく当たり前のことを思いながら、ビーチを後にしました。

翌18日(木)バリ島の暴走族に囲まれ、現地の人も「コワイデスネ、ナニガオキテイルノカ ワカリマセン」などと言い、道路の真ん中で暴走族が立ち去るのを待つという異例の事態を経験しながら、スパへ。

3時間半のコースで6000円という、かなりリーズナブルなスパを満喫しながら、その日はサンセットがきれいなことで有名なジンバランのビーチで夕日が沈むのを見つつディナーを食べてきました。とにかく物価が安いバリ島。ナシゴレンは150円~300円程度だし、かなりフレッシュなバナナジュースも100円。タクシーは初乗り40円でほとんどの場合、ホテルから主要なスポットは無料でタクシー送迎がついているし、困ることはほとんどありませんでした。

19日(金)はホテルのプールでぼぉ~っとしたり、買い物をしたりと、これまでの旅にはない、ゆとり溢れるスケジュールをくみ、基本的に朝・昼・晩の3食に間食なし。0時には寝て、8時前には目覚めるという、超健康的な生活を送ってきました。

街を車で走りながら、空に上げられた凧を眺めたり(バリ島の人は凧が大好きみたいです。本当にあちらこちらで様々な種類の凧があがっていました!仕事がなくても凧はあげる、という人も少なくないとの事)、緑に囲まれた森の中を走ったり、高い建物がほとんどないので、大空を360度満喫したり、本当に「自然体」「ゆとり」といったものをフルパワーで取り戻した旅でした。

20日(土)再びシンガポールを経由して成田へ。
シンガポールではトランスファー待ちの人のために、シンガポール航空がスポンサーで無料シンガポール市内ツアーを用意してくれていたので、2時間程度でシンガポールの町並みを見て回りました。水上ボートからはマーライオンも見ることができ、とってもお得。このフリーツアーは定員制なので、早めの申し込み@現地サービスカウンターをお薦めします!

21日(日)飛行機の中、および家までの電車の中では爆睡し続けたので、自宅に到着した際には、かなり元気になっていました。洗濯をしたり、片づけをしたりした後は、温かい白いご飯と納豆、お刺身が恋しくなり、近くの魚屋さんへ。なぜか鯛のアラを使って、アラ汁を作ってみたりと、帰国後すぐに料理をする異常なまでの回復ぶり。時差も1時間だし、思っていたより飛行機の座席も広かったし、本当に総合的に快適な旅でした。

自分の旅の記録という点も含めて、長々と書いてしまいましたが、こうして振り返りながら、またまたバリ島ライフを思い出し元気が出てきました。明日からもまたがんばるぞ!


夏休み&ブログ休業

2005年08月13日 | Weblog
13日(土)から21日(日)まで夏休みに入ります。
本当に日々忙しく動きすぎていた数ヶ月。
ここで本気のブレイクをとろうと思います。

そこで、この間、ブログも休業します。
継続するとは本来そういう時もしっかりと記録を残していくということなのだと思いながらも、夏休み明けにどんなことをやり、どんなことを感じたのかをしっかりお伝えすることを約束し、お休みすることにしました。

それでは…。

はるかのひまわり

2005年08月12日 | Weblog
今日は久しぶりに大好きな番組の一つ「奇跡体験!アンビリーバボー(番組への直リンクがないので、番組から辿ってみてください。)」を見ました。1つ目のストーリーは残念ながら見逃してしまったのですが、「はるかのひまわり」という話は、涙なくしてみることはできませんでした。


「はるかのひまわり」物語


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【ストーリー要約】
いつかさんとはるかさん姉妹。
1995年1月に起きた、あの阪神淡路大震災によって、ご両親といつかさんは無事助け出されたものの、最愛の妹は帰らぬ人となってしまうのです。

誰もが震災について語ることを避け、あの日の出来事を忘れようとしていた頃、はるかさんが発見された場所に、大量のひまわりの花が咲き誇っているのを、当時はるかさんの遺体を発見した近所の男性が見つけ家族に知らせました。

あの日をわすれない はるかのひまわり

ところが、姉いつかさんはその花を見て、過去の悲惨な体験を思い出し、その日から引きこもりの生活を送るようになります。そして自殺未遂まで起こしてしまい、震災の恐怖と妹を失った悲しみから逃れられずにいました。


はるかのひまわり

そんな時、プチピカソ・リトルピカソと呼ばれた天才画家、アレキサンドラ ニキータさんが、「ひまわりの涙」という画を携えて被災地神戸を訪れたのです。そしてその場に、姉いつかさんが登場。その画を見たとき、妹いつかさんから「お姉ちゃんがんばれ」というメッセージが込められているように感じたというのです。

そしてその日を境にいつかさんに変化が訪れ、彼女もまた「はるかのひまわり」を植え、育てる活動を始めたのです。そのひまわりは、昨年12月、大地震が原因で起こった大津波がインド洋沿岸諸国を襲い、15万人もの人々が犠牲となった地域や、2001年のニューヨーク同時多発テロの現場近くの公園にも、咲いており、そうした国々においても、この人々を救うひまわりの花は「はるかのひまわり」と呼ばれているとのことです。

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本来花が咲くはずのない空き地に咲き誇ったひまわりの奇跡。
そのひまわりのストーリーが国境を越えて一人の女性の心を動かし、そこから新たな交流が生まれたことの奇跡。
そのひまわりの花によって、今この世にはいない、はるかちゃんが多くの人々を励まし続けているという奇跡。

本当にこの番組は、いつも元気を与えてくれます。

以前からひまわりの花の写真を掲載したり、好きな映画の中で登場したひまわり畑について語ったりと、「ひまわり」が私にとっても特別な意味を持つ花だからこそ、いつもより真剣に見てしまったアンビリーバボー。

でも実は、自分の身の回りでも気づかないだけで沢山の奇跡が起きているんだろうな。生きている…それもまさに奇跡の連続ゆえなのかもしれない…。

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