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「生きる」とは

2005年08月29日 | Weblog
毎年恒例の24時間テレビ。今年のテーマは「生きる」。

番組内では出演者から日本全国、あるいは海外に滞在されている沢山の方々から、個々人の「生きる」というテーマに関する答えが寄せられました。

「人は一人では生きていくことができず、支え合い、協力しあってこそ生きていける」「人は自ら生きているのではなく、何らかの使命をもってこの世に生まれた限り、誰かに、そして何かによって生かされているんだ」「生きるとは死なないこと」「生きるとは、時々訪れる人生の楽しみのために生き続けること」

普段なら当たり前だと思う上記の答えですが、戦争によってこの世を去らなければならなかった人々のことを考え、病気によって最愛の家族を残しこの世をさらなければならなかった人々のことを考え、災害によってこの世をさらなければならなかった人々を考え、同時にそうした人々のことを生涯忘れることなく生き続けている家族や仲間達のことを考えると、限りない重みをもって私の心に響いてきました。

「生きる」という誰もが抱える永遠のテーマ。
これは常に健康で、常に平和な環境にいる人には、なかなか実感のわかないものかもしれません。それでも日々様々な媒体から寄せられるニュースや、周りの人たちの話から、「生きる」ということに必死で取り組まなければならない人たちの様子や声は届いているはず。それらをこれまで以上に真剣に受け止め、自らの「生きる」というテーマについて答えを模索し続け、生かされているこの現状が無意味なものにならないよう、がんばっていきたいと思っています。

今日、番組に登場し、自らの経験を共有し、個々のチャレンジにより勇気と希望を与えてくださった方々のパフォーマンスやエピソードに対して流した涙、心に芽生えた様々な感情。これらが明日からの私の「生きる」という行為に大きな影響を及ぼしていくはずです。

「生きる」って素晴らしい、と笑顔で即答した人がいました。
私も自信をもってそう言い切れる人生を送りたい、そう強く決意した1日でした。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
使命を全うすること。 (ゆうすけ)
2005-08-29 22:22:27
生きるとは、自分に与えられた使命を全うすること。

生命それぞれに、その役割があると思います。
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Unknown (maki)
2005-08-30 01:28:06
私にとって「生きる」というテーマはとても難しいです。あまりにも日常すぎて。そして生きている実感がないほどに、日々が充実していると思えることが多いからです。逆に「死」というテーマの方が考える事が多い。「死」をネガティブに考えて、あまり考えないようにする人も多いのかもしれませんが、生をハイライトさせるためには「死」のテーマも大切だと思っています。人の命の価値は皆同じ、であるはずが、なぜか「意味がある死」と「意味の問われない死」というものがこの世の中に存在していると思います。事件、事故、ドキュメンタリーに関して言えば、報道というものが、ある人に死に意味を与えたり与えなかったりという事に深く関与していると思います。

そのあたりは、マスコミに勤める亜基さんはどうお考えですか。



ところで、すばやいコメントのゆうすけさんには、失礼ながら改めてさすがと思います。
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生きること (Aya.k)
2005-08-30 12:08:23
生きること

食べること

寝ること

おしっこしたり、うんちすること



生きること

どうしようもなく嬉しくなること

悔しくて地団駄踏むこと

声を押し殺して泣くこと

あきれること

怒り狂うこと

腹のそこから笑うこと



生きること

あくびすること

しゃっくりすること



生きること

友達をつくること

ひとりでいたいって思うこと

次の授業空けたいなーと思うこと



生きること

セックスすること



生きること

失うこと

受け入れること



生きること

愛されること、愛すること

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Unknown (亜基)
2005-08-31 02:52:47
「意味がある死」と「意味の問われない死」



すごく難しいテーマだね。確かに「話題性」「番組を見ている人の『見たい』という欲求」に準じて、構成が決まることが多い中、海外で起きた災害で数百人規模で人が亡くなったニュースに費やされる秒数よりも、国内で自殺をした1人の人間について費やされる秒数の方が多かったり、戦争の被害者についても、大々的に報じられたり、一瞬の解説で終わってしまったり、日本から遠く離れた国で起こるニュースについては、扱いがゼロに等しかったり…。



S.T.E.P.22のように、海外での活動を通じ、より現場に近い場所で生の情報に触れる機会を多く持とうとするメンバーにとっては、そこで見聞きした状況や関連する情報についての報道が少ないなど、理解できないことも沢山あると思う。



でもそれは「死」というものを、「意味の有無」で判別しているのではなく、やはりその時日本に住む多くの視聴者に伝えなければならないことは何か、という優先順位によって決められているんだと思うんだよね。



限られた時間の中で、何を伝えていくべきか。

編集サイドの主観が入ってしまう以上、これは永遠の課題だと思います。



それでも今回の24時間テレビのように、普段のニュースの中では伝えきれないことについて、じっくり時間をかけ、本当に沢山の人に番組を見てもらい、「生きる」というテーマについて真剣に考えてみたり、カンボジアの地雷問題について考えてみたり、「病気」や「死」について考えてみたり、募金活動を行ったり、そうしたある種大きなムーブメントを起こすことができるのもまた、マスコミなんだよね。



今後も改善すべきところは沢山あると思うけれど、事件・事故・災害が起こればその現実と真正面から向き合い、現場にすぐ足を運び、そこで起こっていることを伝えようと必死で仕事をしている仲間のことを思うと、意図的に「死」に関する情報を操っているようには思えない、というのが本音です。(すでにマスコミ側の人間の考え方なのかなぁ)



あまり答えになっていないかもしれないけれど、また何か感じることがあったら共有してね!
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生きるとは ()
2005-09-01 04:24:59
最近、年齢(56歳)からか生きることの終わりに接する事が多くなっています。また、病院にお見舞いに行く事もね。病院の中で日々病と闘っている人達の生きること、戦場に身を置いている人達の生きること、本当にそれぞれの環境の中で生きることの意味が変わるのだろうね。定命があるとするならその時まで何をしていたら納得できるのかなあ。この年になって考えています。かなり時すでに遅しかもね。人生の師に出会えること、あなたと出会えて良かったと言ってもらえる事ができることが幸せかな・・・生きることに何らかの意義を持たせようと意識すると、捉えきれず、底なし沼に引きずり込まれてしまう恐さがあるからまず、何か夢中になれるもの探しから始めてみようよ・・・父はいまだ見つけられないでもがいています!! 亜基が早く見つけられますように祈ってます! 健康でいられることに感謝!またね























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僕にとってのいきること (あさお)
2005-09-01 08:53:20
いずれ死んじゃうんだから、人生とは死までのプロセスでしかないわけで、いかにその中で密度の濃い時間をすごすか、楽しむか。

その中で僕らの子供たちや、その子供たちに思いを馳せ、彼らがまた思い切り濃い時間を過ごせるようなものを作って引き継いでいくが僕にとっての生きることかな。

いつかは孫も生まれて、僕はこの世を去るわけで、やっぱり彼らにも幸せでいて欲しい。

朝青
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遅ればせながら (kiryu)
2005-09-03 01:09:07
より良く生きる事、

と、生意気にも思っています。



その人にとって何がbetterかは、

年齢や環境によってどんどん変化する。

でも、その変化の中で

今の自分が納得できる

自分を求め続けていくプロセス、

それが生きる事かなと考えています。
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生きること。 (motoko)
2005-09-14 13:11:14
以前読んだ本に書いてあったこと。



「ただ生きてるだけでも絶対いいことがある。でも、命というのは何かをするためのエネルギーのようなものなんだ。」



生きることとは何か、という質問からはそれてしまうかもしれないけれど、命というエネルギーを注げるものを見つけて、実行していくプロセスでありたいなと思います。



でも、それでも「ただ何となく生きる」「時間が過ぎ去るのを見送る日々」ということも自分の人生の中では価値ある時間なんだと思います。
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