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坂を見に行こう、杖衝坂

2022-06-20 19:52:08 | 北勢
三重県四日市市釆女町

東海道にある杖衝坂は嘗て箱根、鈴鹿峠に次ぐ難所とされていました。
倭建命(ヤマトタケル)が東征の帰り剣を杖がわりに歩き、
「私の足が三重に折れ曲がってしまったように、ひどく疲れた 」
と言ったとか。三重県の名前の由来の地とされています。



嘗ての難所も今では普通の坂ですが、それでも松尾芭蕉の時代では難所。
「歩行(かち)ならば杖衝坂を落馬かな」と詠んでいます。




杖衝坂の下の井戸「大日の井戸」

杖衝坂の上の井戸「弘法の井戸」

倭建命が出血した足を洗ったとされる「血塚社」



杖衝坂からすこし鈴鹿側に歩いた場所に「采女一里塚」が
あったとされていますが、現在は広場となっています。



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