伊勢国分寺跡にふらり

三重県鈴鹿市国分町

三重県には国指定の国分寺跡が2ヶ所あり、

そのうちの一つがここ伊勢国分寺跡になります。もう一つは伊賀国分寺跡になります。

鈴鹿市考古博物館と共有の駐車場があります。

鈴鹿市考古博物館の

北側に伊勢国分寺跡があります。

案内板

こちらに写っている平面図と

復元図を見ながら歩くとより楽しいかもしれません。

国分寺跡は芝生広場になっていて、とても綺麗に整備されています。

立体的な建物は掘立柱建物跡

にある掘立柱建物に寄せた東屋だけですが、

建物のあった場所にはそれぞれ、案内板があり、

舗装で区画されることで規模を想像出来たりもします。

中央にある史跡碑

また国分寺跡の東側は建物の後が土盛りになっており、その規模を伺うことが出来ます。

中門跡

回廊跡

金堂跡

回廊の真ん中、ここだけ芝生がないことで、かつての聖域を表しているようです。

金堂の北、講堂跡

置かれた石は柱の跡を表しているのでしょう。

軒廊跡

まさに廊下ですね。

僧坊跡

この長細い感じが僧坊っぽくて良かったです。

周りも土盛りなどで囲われていて、敷地の広さも感じることが出来ます。

一見、だだっ広い芝生広場のように見えますが、いろいろな工夫の元、

想像力を刺激してくれる造りになっていて楽しむことが出来ました。