らい君とわたしのさんぽ道

いすみ市内に在中し、盲目のラサ・アプソ犬らい君との散歩道で出会った、花と諸々の出来事を掲載したいと思います。

飯縄山の煤取御開帳

2018年12月18日 | いすみ市と近隣を散策
新聞広告の中に飯縄山の煤取御開帳のご案内が入っていました。

飯縄山は波の伊八の彫刻があることで有名な、職場近くのお寺です。

神仏にお願いしまくっている私には近場のことなので仕事帰りに寄ってみました。




































波の伊八さんの作品はお寺の中にあり撮影禁止でした。

こちらも彫刻も立派です。













以下のような昔話があります。ご紹介しておきますね。

牛若丸(義経)が京の鞍馬寺で天狗に剣術を習ったという話は有名だが、後に、鞍馬寺を出て奥州平泉に向かう際に、

鞍馬の「天狗」に「上総の国の飯縄寺に知合いの天狗がいるから寄ってみるがいい。」と言われ、当寺に立寄ったという伝説がある。

また、”いすみ市立長者小学校”のHPによれば、「昔,夷隅川には大きなナマズがすんでいて,村人から食べ物やお酒,若い娘をみつがせて,

要求に応じないと暴れて川の水をあふれさせたり,山津波を起こすというとんでもなく悪いヤツでした。

そこに京都から奥州(岩手県南部)に行く途中に清水寺に立ち寄った牛若丸と弁慶がその話を聞きます。

清水寺の大吊り鐘を運ばせ,弁慶の怪力で大ナマズにかぶせ,みごとに退治します。

鐘を運んだ人は「大鐘」という姓をもらい,大ナマズを鐘ごと深く沈めたその場所は,現在の轟橋のそばで「鐘ガ淵」と呼ばれています。(太東岬物語)

また、牛若丸と弁慶は和泉の飯縄寺に宿泊し,弁慶は牛若丸が京都の鞍馬寺で天狗を相手に修行した様子を絵馬に描いたそうです。

絵馬は残っていませんが,弁慶と牛若丸の絵馬や天狗の面があり,飯縄寺は「天狗のお寺」と呼ばれています。」と紹介されているそうです。