PLCがキーワードになっているところにトラバがあるようですのでちょっと視点を変えた話を。。。。。
我が家に「電力線搬送を使った器具」があります。
広島のナルデックという会社の作っている(いた)「Wallport」という器具。
現在認められている450KHzまでの周波数を使った「郵政省認可」の電気器具です。
モジュラーシャックからの電話信号を変換して、コンセントを通じて別のコンセントから取り出す器具=電気の線を電話線替わりにする器具です。
(おそらくwallportを持っている方は殆どいないと思います。買ったのが1999年でしたので。殆ど使われずに引き出しにしまってありました(笑))
当ブログの過去ログにも記事がありますが、この器具は270/390KHzを用いています。
実効スピードはおおよそ28kbps弱しか出ません。当時Niftermのオートパイロットがいい感じで回ってくれるいいスピードでした(爆)
さて、この器具、どのくらいノイズを出すのでしょうか。
コンセントに挿して、ICF-7600GRで実験してみることにしました。
わがマンションの我が家、壁の中の配線がどうなっているのかは分かりません、コンセントによってノイズを認めるところとそうでないところがあります。
ノイズは400KHzのところに10KHzくらいの幅で、長い間隔のパルスノイズが認められます。
ただし、認められるコンセントからどうでしょう、1mも離さないところでノイズは無くなってしまいます。
ノイズのレベルは我が家にある充電式掃除機のチャージノイズと同じレベルです(笑)
このくらいであれば、我が家ではBCLやったりHFを703でワッチしてもなんにも影響がないです。
ちなみにwallportの使用条件は、ブレーカーを通ってその外に搬送波が出ないこと、つまり同一家庭内で使用可能なレベル、です(親子一対、3台まで子機が増やせるタイプ。)
まあアナログが全盛でデジタルといえばISDNしかなかった頃の製品ですからデジタルかつIPが前提の今ではまた話が別なのでしょうが。。。。
ただし、隣家との干渉、特にうちみたいな上下左右が住宅のような集合住宅での使用も考えるとブレーカーから搬送波が出ていかないようなレベルのモノしか製品としては許可されないような気がします。wallportのノイズと日々質の悪い(電気)電灯線と戦っているアパマン族としては、ちょっと騒ぎすぎのような気もしないのではないのですが、果たしてどんなもんなんでしょうね?
実際は解禁されても家庭内の用途に限られそうだと思いますが、正直な話無線通信のハイスピード化、機器の低廉化の速さなんかを考えると、PLCは劇的な安さで既存インフラを駆逐する様なことをやらない限り日本では普及しないと思います。50M超の無線LANのセットが1万円ちょっとで買える時代ですからネ。
正直な話、PHSの二の舞になるのではないでしょうか。
#それよりもコレをダシにしてバーターでハムの裾野を広げるいい取引条件を引き0
出すくらいのしたたかさをJARLなんかは持って欲しいものですが。。。。
【追記】
WallportはFM波を電灯線に搬送させて通信させる機械です(トリセツ押入れから探して来ました(^^;)。
説明書の冒頭表紙に、
「本品は電波法施行規則の高周波利用設備に該当し、搬送式インターフォンとしての型式指定を受けています」「技術基準適合認定品」と書かれています。
(まるで技適の無線機みたいだな(^^;)
(ちなみに7600GRはACアダプタで使うとマンションなのでもともと非常に電気の質が悪い住宅環境なので使い物にならないため、ラインノイズを拾わない乾電池使用の状態でノイズをチェックしました(^^))
ノイズフィルター付きコンセントタップは電波を吸収するので利用不可、ノイズの源から電灯線にノイズを垂れ流さないように専用ノイズフィルターまで付属していました。
我が家に「電力線搬送を使った器具」があります。
広島のナルデックという会社の作っている(いた)「Wallport」という器具。
現在認められている450KHzまでの周波数を使った「郵政省認可」の電気器具です。
モジュラーシャックからの電話信号を変換して、コンセントを通じて別のコンセントから取り出す器具=電気の線を電話線替わりにする器具です。
(おそらくwallportを持っている方は殆どいないと思います。買ったのが1999年でしたので。殆ど使われずに引き出しにしまってありました(笑))
当ブログの過去ログにも記事がありますが、この器具は270/390KHzを用いています。
実効スピードはおおよそ28kbps弱しか出ません。当時Niftermのオートパイロットがいい感じで回ってくれるいいスピードでした(爆)
さて、この器具、どのくらいノイズを出すのでしょうか。
コンセントに挿して、ICF-7600GRで実験してみることにしました。
わがマンションの我が家、壁の中の配線がどうなっているのかは分かりません、コンセントによってノイズを認めるところとそうでないところがあります。
ノイズは400KHzのところに10KHzくらいの幅で、長い間隔のパルスノイズが認められます。
ただし、認められるコンセントからどうでしょう、1mも離さないところでノイズは無くなってしまいます。
ノイズのレベルは我が家にある充電式掃除機のチャージノイズと同じレベルです(笑)
このくらいであれば、我が家ではBCLやったりHFを703でワッチしてもなんにも影響がないです。
ちなみにwallportの使用条件は、ブレーカーを通ってその外に搬送波が出ないこと、つまり同一家庭内で使用可能なレベル、です(親子一対、3台まで子機が増やせるタイプ。)
まあアナログが全盛でデジタルといえばISDNしかなかった頃の製品ですからデジタルかつIPが前提の今ではまた話が別なのでしょうが。。。。
ただし、隣家との干渉、特にうちみたいな上下左右が住宅のような集合住宅での使用も考えるとブレーカーから搬送波が出ていかないようなレベルのモノしか製品としては許可されないような気がします。wallportのノイズと日々質の悪い(電気)電灯線と戦っているアパマン族としては、ちょっと騒ぎすぎのような気もしないのではないのですが、果たしてどんなもんなんでしょうね?
実際は解禁されても家庭内の用途に限られそうだと思いますが、正直な話無線通信のハイスピード化、機器の低廉化の速さなんかを考えると、PLCは劇的な安さで既存インフラを駆逐する様なことをやらない限り日本では普及しないと思います。50M超の無線LANのセットが1万円ちょっとで買える時代ですからネ。
正直な話、PHSの二の舞になるのではないでしょうか。
#それよりもコレをダシにしてバーターでハムの裾野を広げるいい取引条件を引き0
出すくらいのしたたかさをJARLなんかは持って欲しいものですが。。。。
【追記】
WallportはFM波を電灯線に搬送させて通信させる機械です(トリセツ押入れから探して来ました(^^;)。
説明書の冒頭表紙に、
「本品は電波法施行規則の高周波利用設備に該当し、搬送式インターフォンとしての型式指定を受けています」「技術基準適合認定品」と書かれています。
(まるで技適の無線機みたいだな(^^;)
(ちなみに7600GRはACアダプタで使うとマンションなのでもともと非常に電気の質が悪い住宅環境なので使い物にならないため、ラインノイズを拾わない乾電池使用の状態でノイズをチェックしました(^^))
ノイズフィルター付きコンセントタップは電波を吸収するので利用不可、ノイズの源から電灯線にノイズを垂れ流さないように専用ノイズフィルターまで付属していました。