百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 3月10日 雨のち雪
高級医官の下で編成業務をやって居て気付いたのだが、令状の数だけの兵士が集まらなくなってきた事だ。こんなことは未だ嘗て無かった。
制空権を奪われて敵機が首都東京だけでなく地方都市にまで及んだため、焼け出されて転居などで、令状が届かなかったり、津軽海峡の運航もままらなくなって北海道から一か月後にやっと辿り着いたケースも発生した上、即日帰郷の味を覚えた者が要領よくすり抜けたりで、士気が弛んできた。
動員室の将校が、星一つの2等兵に《衛生兵さんよ。頼むよ。少しは俺たちの立場も考えて下さいヨ!》などと口説く始末。これじゃ、精鋭部隊の編成など出来る訳がない。皇国存亡の危機を訴えても、暖簾に腕押し。却って闘志は鈍るばかり・・・
それに加え、兵器備品も不足勝ちになって来た。私は終戦まで銃は支給されなかった。
百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 3月10日
日数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩 |
|
今 日 |
1 |
24,226 |
16,958 |
|
今 月 |
10 |
254,238 |
177、967 |
25,424 |
今 年 |
69 |
1,618,577 |
1,133.004 |
23,458 |
2005年から |
3,683 |
56,089,822 |
39,226,875 |
15,229 |
70歳の誕生から |
7,215 |
138,039,953 |
96,627,967 |
19,132 |
ワシントンからアメリカ大陸横断へ、デンバーに向って後 1,697,125m