百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

ふるさとの姿を大空から

2013年08月24日 07時10分27秒 | 随想

  8月24日(土) 曇り  ふるさとの姿を大空から

昨日の北信濃新聞に「ふるさとの姿を大空から 上野航空研究会始動へ試験飛行」という記事が載っていた。「市の工業団地を本来の用途に支障のない範囲内で暫定的 に、航空機離着陸用地として市から賃借して整備して試験飛行を繰り返してきた。この試験飛行に合わせて、希望があれば、実費で試乗に応えてもよい。原則として土・日・、祝日を中心に興味ある人の訪れを期待している」との記事に【物好き】な私の心が騒ぎ出した。

 今朝,常盤上野の戸狩工業団地なんて聞いたことも無いので検索して見た。常盤大橋へ曲がる道路を反対に行くと間もなくの所にあることが判ったが、何故其処が【戸狩工業団地」なのか不思議に思った。また【モーターグライダー】と言う話だが、飛行機と違ってモーターがついていないからグライダーではないのか?
モーターがついて居るとしたらプロペラもついて居るんじゃないか?それじゃ飛行機じゃないか?これも判らない。【百聞は一見に如かず】ということになって、午後パパとママを誘って「戸狩工業団地」なる場所を訪れた。

 頭に描いていた場所にプロペラのついた飛行物体が殿として鎮座していた。グライダーと言うより正に飛行機だ。だがそこには一台の飛行機がポツンとあるだけで人っ子独り居なかった。工業団地と云うだけあって広い草原が在った。ここならここからこのグライダーは滑空できるだろうが、今日は土曜日というのに誰も居ないのは何故だろう。隅っこに丸太の腰掛けらしいものとテーブルらしいものもあった。試乗を希望する人達のための施設だろう。

 「上野航空研究会」の皆さんは農作業で多忙なのだろうか?飯山の人達は【お金儲けに繋がらないから来ないのだろうか?」私は上手くいったらグライダーに試乗させて貰いたいものだ。パパにもママにも乗って貰おうと意気込んで行っただけにガッカリしてしまった。飯山には物好きは居ないのだろうか?

 中野のスーパーの遊技場は何時も満員の盛況だが、飯山に出来た遊技場は人影を見るのさえ滅多になかった。北信病院は今9階建ての大きな建物を増築中だが飯山の病院は4階の病室は半分は空き家だ。中野と飯山は殆ど同時に市制を布いた。その時の人口は両市とも4万人を超えていたが今の飯山の人口は2万数千人。新幹線が間もなく開通するというのに、権威ある筋の人口予測では平成25年には15000人と見込まれているという。情けない話だ。

 プラス思考とか活性化とか物好きとか好奇心旺盛とか言われている裡は救いもあるが、マイナス思考・消極的姿勢では何もかも旨くは行かない。新幹線の市民の対応にも関心が薄い。他力本願では救われまい。