8月29日(水) 平成17年1月1日より 2,807日目
歩いた歩数 その距離
14,789歩 10,352m
総計 39,330,155歩 27,531,109m
ドイツ・オランダ、ベルギー.フランスパリ.ロンドン経てグラスゴーに向かう、後 316,399m
生まれてはじめて見た豪華絢爛なお別れの会。4時からのお別れ会に午後1:44発の列車で長野に行った。会場のホテル国際21に着いたのは3時だった。「汽車の都合で早くついて・・・」と言うと、「いいえ、大勢の皆さんがお見えです」と。3階の会場まで案内人がずらり。迷うことなく会場へ。掛かりの指示でカードに記入、受付へ。香典を差し出し、ソファーに掛け、一服。会場は既に参列者で溢れ後から後からエスカレーターで登ってくるが、旧知の知人は見当たらない。自分が過去の人になった証拠だ。私は故人の1歳とししただもの!顔と名前が一致しない、。30年も前の青年も一角の人物になっているから声もかけられない。かろうじて確認できたのは会長と鬼無里の部長のみ。奇しくも先日一緒に訪中したKさんに巡りあい、4時までの穴を埋めることが出来た。
献花の式の列は長く4列で続いた。式場までの間、故人の若かりし頃からの思い出の写真が飾られ、各界の名士からの献花の芳名が壁面一ぱいに飾られていた。そして一際引き立ったのは中国各省・関係者からの沢山の芳名だった。式場に入ると、正面にゴルフ姿の溌剌とした笑顔の内藤社長の姿。社長の生き様を彷彿させる生花の飾り付け。白雪のアルプスの山々の麓には広々としたゴルフ場が描かれ、打ったであろうゴルフ球が今正にホールに入らんとしている。菊一色の厳かな祭壇に見慣れた私は目の覚めるような生き生きとした花飾りに圧倒された。式場には読経の声もなく、焼香の煙も見えず、明るいムードに満ちていた。お焼香ではなく、カーネーションを受け取り、4人毎に参列して献花した。倉崎実行委員長・喪主ご一同に挨拶して退場。
なんと素晴らしいお別れの会だろう。私の最後もこんなお別れ会であって欲しいとしみじみ思った。