8月7日(火) 平成17年1月1日より 2,785日目
歩いた歩数 その距離
15,210歩 10,647m
総計 38,999,484歩 27,299,571m
ドイツ・オランダ、ベルギー.フランスパリ.ロンドン経てバーミンガムに向かう、後 84,297m
野田総理が政権を担当して気付いたことは、民主党が掲げてきたマニュアルをそのまま実現することは現実に即しない、いや日本の将来を危うくする結果になる。その為には、今、消費税を増税して年金制度維持の財源とする必要がある。そのために政治生命を賭けて実現を図ると決意した。
その政策の実現のために、野党の自民・公明の要求も入れ3党合意に漕ぎつけた。結果、「マニュアル」実践を主張する小沢一派が脱党して「國民の生活が第一」を立ち挙げた。民主党内には3党合意に納得出来ない者もある中で、その説得に手間取っているのを見た自民党は好機至れりとばかりに、「首相が議会の解散を7日までに確約しない時は、問責決議案を提出する」という方針を掲げた。「國民の生活が第一」など中小野党も増税法案を阻止するため、ここぞとばかり、内閣不信任決議案を衆院に、問責決議案を参院に提出した。
野田首相は消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革の関連法案の成立に協力を求めて自民党谷垣総裁に党首会談を申し込んだが、与野党の攻防は混沌としている。この中で公明党は「3党合意の早期成立を期するべきであって、不信任案提出などには同調できない」と独自の國民受けする正論を吐いた。
国会は国家の将来を見据えて、大所高所に立って国政を論議する場であるべきだが、国家よりも党利党略に終始している現状はあまりにも情けない。野田首相は政治生命を掛けた法案の成立を機に国会を解散して民意を問え。与野党共に党内に反対勢力を抱えて右往左往しているようでは国家の将来が危ぶまれる。新しく選出された選良によって政党を再編成すべきだ。