2010年10月25日、auのニュースサイト EZニュースフラッシュ増刊号
「朝刊ピックアップ」で記事
「小三児童に『妹殺し』クイズを出題させる新卒教師」
を企画、取材、執筆しました。
キーワードは「時代の空気」。
京都杉並区立浜田山小学校の女性教師(23)が、3年生の算数の授業中に、「人を殺す」というクイズを出していたことが明らかになったという。
毎日新聞「不適切クイズ:正解は「妹を殺す」 東京・杉並の小3教諭」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101024ddm041040056000c.html
新米教師がクイズを出した背景には、08年6月に起きた秋葉原の無差別殺傷事件に象徴される、近年の非人間性の事件の横行があるのではないか。すさんだ事件が相次ぎ命の尊さに対する感覚が麻痺しそうな「時代の雰囲気」が、新米教師のクイズにも反映されているのではないか。
つまり、今回の「妹殺し」クイズは、「時代の産物」といえないだろうか…