ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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日本IBMの退職強要&“正社員斬り”に東京地裁がお墨付き 2か月弱で1500人リストラの手口全容

2012年10月01日 | Weblog

 日本IBMは08年、わずか2か月弱の間に約1500人もの社員を退職に追い込んだ。対外的な発表はなく、密かに敢行された退職を強要するリストラだった。この嵐の中で踏みとどまった杉野憲作氏など計4名の組合員たちは、執拗な退職強要により精神的損害を被ったとして、会社に計1320万円の損害賠償を求める裁判を起こしたが、昨年12月の一審判決では敗訴。現在、控訴審で係争中だ。このIBM式“短期・大量の正社員斬り手口”にお墨付きを与える形となった一審判決は経団連も分析しており、他の会社でも真似される可能性が高い。原告への取材をもとに、注目の内容となった“合法的”クビ斬り事件の全容を詳報する。(訴状、一審判決文、労組委員長の陳述書はPDFダウンロード可)
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【Digest】
◇“退職強要の決起集会”で気勢をあげる管理職たち
◇退職強要プログラムの中身
◇2か月弱で約1500人を斬首した手口の全容
◇「ハイパフォーマンス・カルチャーにあなたは合っていない」
◇クビ斬り手法にお墨付きを与えた一審判決
◇経団連がこの判決に乗じて13万人をクビ斬り中 
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1698
 
 
 
 
2012年9月30日付のMyNewsJapanで記事
 
 
 
「日本IBMの退職強要&“正社員斬り”に東京地裁がお墨付き 2か月弱で1500人リストラの手口全容」
 
 
 
を企画、取材、執筆しました。
 
 
 
 
写真は、原告の杉野憲作氏。JMIU日本アイビーエム支部組合員。


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