神奈川県(横浜市除く)の直近1年間の猫の殺処分の状況を調べていて、先日、平塚市にある神奈川県動物愛護センターからCDRでデータが送られてきた。
さっきそれを開いてみて、驚いた。
殺処分の数が、異様に少ないのだ。
そのデータには、一匹ずつの状況が載っている。数えてみると、措置した「死亡」猫の数は、一年間で七十三匹だった。(ほかに措置状況が空欄の猫が四匹)
後日、神奈川県に確認するが、この「死亡」数は、病死も含むとようにも見えるので実数はもっと少ないかもしれない。
そして、残りの五百六十匹以上の猫は、全て「譲渡」で、その大半は「ボランティア」と付記している。
ボランティアのことは、神奈川新聞電子版にものっていた。
http://www.kanaloco.jp/article/79493/cms_id/108244
環境省によると、全国の猫殺処分数は昨年度の99,671匹。そういう中で二ケタ台というのは奇跡といえるが、見方を変えれば、全国の猫の殺処分数も、ゼロにできる事を示している、ともいえる。
関連記事「“猫のアウシュビッツ収容所”東京殺処分の実態」
http://blog.goo.ne.jp/ssk23_2005/s/%A5%A2%A5%A6%A5%B7%A5%E5%A5%D3%A5%C3%A5%C4