2010年10月15日、auのニュースサイト EZニュースフラッシュ増刊号
「朝刊ピックアップ」で記事
「クマ出没事件が多発するワケ」
を企画、取材、執筆しました。
キーワードは「動物ジャーナリスト」。
クマが人里に下りてきて人間に危害を加えている、というニュースが連日報道されている。
クマがこんなにも出没するワケは、〝紋切り型〟の定説によれば、春先の低温や猛暑の影響で、クマのエサの木の実が不作になり、エサを求めて人里にやってくるからだという。
しかし、「ツキノワグマ」(偕成社刊)や、「となりのツキノワグマ」(新樹社)の著者・宮崎学氏は、単にクマのエサがなくなったから出没しているわけではなく、日本のクマの生息数自体がとんでもなく増えてきているため、と主張している。
著書を読んだところ、丸腰で至近距離のクマを撮影したり、フロントガラス越しにクマが出現して襲われそうになったりと、ツキノワグマを地道に取材し続けているジャーナリストの言葉だけに、興味深い…