ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

※ブログ下記移転しました(2015年7月以降)
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品川美容外科 プチ整形で副作用の説明せず「しこり」発症し150万円支払い示談後に提訴

2014年10月09日 | Weblog

 品川美容外科に通院していたA氏(現50代後半、女性)は、皮膚に張りをもたらす「グロースファクター注入」の副作用で目の下に大きなしこりができ、手術することに。A氏はフェイスラインを引き上げる手術も兼ねることにしたが、T医師(女性)は肝心のしこり除去について、担当する別の医師に伝えず、除去されなかったという。その後も副作用を発症したA氏は2013年12月、T医師と同病院を相手取り、慰謝料や休業損害など計5191万円を求め東京地裁に提訴した。被告側は、T医師がこれら副作用のリスクを一切説明しなかったことは認めつつも、A氏にしこりはなかったと反論したが、提訴の1年以上前にA氏に150万円を支払い一旦示談した形跡があり、非を認めていたことをうかがわせる。プチ整形の類といえども副作用や手術の失敗は当然あり得る。裁判資料に基づき、全国で続出する美容医療事故の一端をお伝えする。
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【Digest】
◇副作用の説明をしない医師
◇病院側が非を認め150万円を支払う
◇病院と医師に5191万円を求め提訴、被告の主張
◇続出する美容医療事故


 
 http://www.mynewsjapan.com/reports/2087
 
 
 平成二十六年十月八日付のMyNewsJapanで記事
 
  「品川美容外科 プチ整形で副作用の説明せず「しこり」発症し150万円支払い示談、患者は慰謝料等5191万円求め提訴」
 
  を企画、取材、執筆しました。

 

 写真は、T医師(現在は同院を退社、画像はT医師のブログより)。副作用の説明を一切せず治療を続けた結果、副作用被害が生じた等として、原告の女性A氏(現50代後半)に、品川美容外科と合わせて5191万円を求める訴えを起こされた。


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