今日はパロの町をご紹介します。
パロは、唯一国際空港がある、ブータンの玄関口です。
稲作が盛んで、美しい田園風景が広がっています。
今でこそ綺麗に整備された田んぼと畑。
今日のブータンの農業を確立したのは、実は日本人だったのです。
西岡京治さん。「ダショー・ニシオカ」と言えばブータンで知らない人はいないといわれるほど、
ブータンの農業の発展に大きく貢献した人物です。
農家の人々は彼を尊敬し、多大な感謝の念を抱かれておりました。
西岡さんは1964年にブータンに派遣されて、病気で亡くなるまで、
実に28年間に渡りブータンの地で力を尽くされました。
彼の遺体が埋葬されているという丘に連れて行っていただきました。
パロの盆地が見渡せる丘に追悼碑が建てられておりました。
ブータン人と日本人との間にはこのような深い関わりがあり、ブータンの人々はとても親日的なのです。
ブータンの人々が日本人に対してこのような特別な思いを持ってくださっているということを、
ほとんどの日本人が知らないとはどういうことか。
歴史的な国と国との関係において、私たちが知らないことって、きっと、もっともっと沢山あるんだと思います。
「知らない」で済ませてはいけないことって沢山あるんだと思います。
きちんとした世界史を勉強し直したくなりました。
さて、お次はパロ・ゾンです。(県庁と僧院、要塞を兼ねた建物)
ブータンでも最も厳格なゾンだそうです。
ブータンの人はもちろん、観光客も服装や持ち物などの厳しいチェックが入ります。
ブータン人は正装でないと入れません。
ゴ・キラの着こなし方までチェックされます。
正式な場面では、男性は白い布を身体に巻きつけます。(巻き方が結構難しい。)
女性もタスキのようなものを肩からぶら下げます。(女性は方に載せるだけ。簡単。笑)
私たちも正装で入りました。
輪廻転生の図。
ブータン人のほとんどは仏教を信仰しています。
輪廻転生を信じていますので、命あるもの全てを大事にします。
目の前を飛び回るハエが、前世では自分の父親だったかもしれない。そう考えています。
来世でよりよい人生を生きられるよう、現世で徳を積むことに勤しむのです。
パロ郊外の観光地として有名なタクツァン僧院。
こちらは、遠めで拝ませていただきました。
見えますか?写真中央に写る、断崖絶壁に建つ小さなお寺がそれです。
ここに行くには徒歩で山を登らなければいけません。
標高も3000を越えるようなので、私にはNGです。
足を滑らせて崖から落ちたらシャレになりません。
遠めからでも充分、神聖なエネルギーをいただきました。
パロのホテルにもう1泊して翌朝のフライトでバンコクに戻ります。
最後に泊まったホテルが素敵でしたのでご紹介します。
ガンテ・パレス・ホテル
小高い丘の上に建っていてそこからの景色が抜群でした。
100年以上前に王家の親族が建てたというお屋敷を改装して造られたホテルだそうです。
伝統洋式にアンティークな家具が素敵でした。
夜景も見れました。パロ・ゾンもライトアップされていました。こんなに静かな夜景、始めてみたかも。すごく綺麗でした。
夕食はバイキング。インド風な味付けでした。
朝もホテルのガーデンを散歩しました。
フライト訓練をしていて、飛行機が行ったり来たり、とても近くで飛んでいて臨場感いっぱいでした。
朝食を食べたらいよいよお別れのときです。
すぐ近くの空港まで、ゆっくりゆっくり車を走らせてもらいました。
空港の隣の道がブータンで一番長い一本道だそうです。笑
すぐ隣で飛行機が訓練しています。
ガイドとドライバーにお礼をいって、写真をとって、お別れの握手!
とても親切にお世話してくれて本当に素敵な旅になりました。感謝のきもちでいっぱいです。
ガイド付き旅行が苦手な旦那も今回はなんのストレスもなく、一緒に旅を楽しんでいて別れを惜しんでいました。
ブータンの空港。相変わらずこじんまりとしてて温かい。
ブータン発着の飛行機。
1日2便しか飛ばないようです。
コレに乗って帰ります。
さらばブータン!また会いましょう!!
これでブータン旅行記は終わりです。
最後にとってもお世話になったガイドさんたちの旅行会社の紹介です。
プレイヤーフラッグスツアーズ
http://www.prayer-flags.com/
日本語での問い合わせOKです。ブータンにご興味をもたれた方は、ご相談してみてください。
ブータンに旅行に行ったら、きっと、ブータンの国の発展をとっても応援したくなります。
発展といっても、近代化をすすめるというより、”そのままであり続けて欲しい”という思いに駆られます。
そのためにも独立国として立派な国になるように応援したいのです。
私が出来ることはこうやってブータンの紹介をして多くの人に知ってもらい、
できればその地に足を運んでいただくことくらいですが、この旅行記が、少しでもお役にたてたら嬉しいなと思います。
おしまい。
パロは、唯一国際空港がある、ブータンの玄関口です。
稲作が盛んで、美しい田園風景が広がっています。
今でこそ綺麗に整備された田んぼと畑。
今日のブータンの農業を確立したのは、実は日本人だったのです。
西岡京治さん。「ダショー・ニシオカ」と言えばブータンで知らない人はいないといわれるほど、
ブータンの農業の発展に大きく貢献した人物です。
農家の人々は彼を尊敬し、多大な感謝の念を抱かれておりました。
西岡さんは1964年にブータンに派遣されて、病気で亡くなるまで、
実に28年間に渡りブータンの地で力を尽くされました。
彼の遺体が埋葬されているという丘に連れて行っていただきました。
パロの盆地が見渡せる丘に追悼碑が建てられておりました。
ブータン人と日本人との間にはこのような深い関わりがあり、ブータンの人々はとても親日的なのです。
ブータンの人々が日本人に対してこのような特別な思いを持ってくださっているということを、
ほとんどの日本人が知らないとはどういうことか。
歴史的な国と国との関係において、私たちが知らないことって、きっと、もっともっと沢山あるんだと思います。
「知らない」で済ませてはいけないことって沢山あるんだと思います。
きちんとした世界史を勉強し直したくなりました。
さて、お次はパロ・ゾンです。(県庁と僧院、要塞を兼ねた建物)
ブータンでも最も厳格なゾンだそうです。
ブータンの人はもちろん、観光客も服装や持ち物などの厳しいチェックが入ります。
ブータン人は正装でないと入れません。
ゴ・キラの着こなし方までチェックされます。
正式な場面では、男性は白い布を身体に巻きつけます。(巻き方が結構難しい。)
女性もタスキのようなものを肩からぶら下げます。(女性は方に載せるだけ。簡単。笑)
私たちも正装で入りました。
輪廻転生の図。
ブータン人のほとんどは仏教を信仰しています。
輪廻転生を信じていますので、命あるもの全てを大事にします。
目の前を飛び回るハエが、前世では自分の父親だったかもしれない。そう考えています。
来世でよりよい人生を生きられるよう、現世で徳を積むことに勤しむのです。
パロ郊外の観光地として有名なタクツァン僧院。
こちらは、遠めで拝ませていただきました。
見えますか?写真中央に写る、断崖絶壁に建つ小さなお寺がそれです。
ここに行くには徒歩で山を登らなければいけません。
標高も3000を越えるようなので、私にはNGです。
足を滑らせて崖から落ちたらシャレになりません。
遠めからでも充分、神聖なエネルギーをいただきました。
パロのホテルにもう1泊して翌朝のフライトでバンコクに戻ります。
最後に泊まったホテルが素敵でしたのでご紹介します。
ガンテ・パレス・ホテル
小高い丘の上に建っていてそこからの景色が抜群でした。
100年以上前に王家の親族が建てたというお屋敷を改装して造られたホテルだそうです。
伝統洋式にアンティークな家具が素敵でした。
夜景も見れました。パロ・ゾンもライトアップされていました。こんなに静かな夜景、始めてみたかも。すごく綺麗でした。
夕食はバイキング。インド風な味付けでした。
朝もホテルのガーデンを散歩しました。
フライト訓練をしていて、飛行機が行ったり来たり、とても近くで飛んでいて臨場感いっぱいでした。
朝食を食べたらいよいよお別れのときです。
すぐ近くの空港まで、ゆっくりゆっくり車を走らせてもらいました。
空港の隣の道がブータンで一番長い一本道だそうです。笑
すぐ隣で飛行機が訓練しています。
ガイドとドライバーにお礼をいって、写真をとって、お別れの握手!
とても親切にお世話してくれて本当に素敵な旅になりました。感謝のきもちでいっぱいです。
ガイド付き旅行が苦手な旦那も今回はなんのストレスもなく、一緒に旅を楽しんでいて別れを惜しんでいました。
ブータンの空港。相変わらずこじんまりとしてて温かい。
ブータン発着の飛行機。
1日2便しか飛ばないようです。
コレに乗って帰ります。
さらばブータン!また会いましょう!!
これでブータン旅行記は終わりです。
最後にとってもお世話になったガイドさんたちの旅行会社の紹介です。
プレイヤーフラッグスツアーズ
http://www.prayer-flags.com/
日本語での問い合わせOKです。ブータンにご興味をもたれた方は、ご相談してみてください。
ブータンに旅行に行ったら、きっと、ブータンの国の発展をとっても応援したくなります。
発展といっても、近代化をすすめるというより、”そのままであり続けて欲しい”という思いに駆られます。
そのためにも独立国として立派な国になるように応援したいのです。
私が出来ることはこうやってブータンの紹介をして多くの人に知ってもらい、
できればその地に足を運んでいただくことくらいですが、この旅行記が、少しでもお役にたてたら嬉しいなと思います。
おしまい。