さて、ブータン旅行記のはじまりです。
今回の旅のガイドさんは英語ガイドでお願いしておりましたが、
なんと担当のガイドさんが日本語勉強中ということで、日本語がとてもお上手。
勉強になるからといって、結局日本語8割のガイドになりました。ラッキーでした。
(ガイドはもちろん皆ブータン人です)
たくさんたくさんお話しを伺いながらの旅でした。考えさせられることもいっぱいありました。
書きたいことが沢山ありすぎて困りますが、できるだけ完結にまとめていきたいと思います。
バンコクから早朝4時45のフライトに乗り、ブータンの国際空港があるパロに到着しました。
標高2,300mです。
麗江が2,400mだったので、このくらいは問題なしです!
空港はとっても小さくて可愛らしい造りです。
いきなり国王と王妃さまの写真が出迎えてくれました。
ブータンに来たぞ!といった感じです。
パロ発着の飛行機はブータン国営のドゥルク航空のみです。(近々チャーター便が参入予定)
現在、タイ(バンコク)、インド(数箇所)、ネパール(カトマンズ)、バンクラデッシュ(ダッカ)、シンガポールのみ運行。
ブータンへの旅行客は日本人とアメリカ人が多いそうですが、どちらも直行便はありません。
上記の国を経由しなければいけないのでなかなか大変です。
広州からは、バンコクまで2時間半、バンコクからパロも3時間ほどなので、割合手軽にいくことが出来ました。
空港内のイミグレです。
100席ほどしかない飛行機ですので、さほど並びませんでした。
ここにも飾ってあるのは歴代王たちの写真です。
ガイドさんと無事合流し、早速プナカの町へ向かうことにしました。
車中からのブータンの最初の風景です。
宮崎の田舎に少し似ています。
いたるところに野良?牛がおりました。
インドで見た牛たちより活き活きとしています。毛並みもとても綺麗でした。誰かが手入れしているのでしょうか??
ガイドさん曰く「みんなの牛!」だそうです。
途中、つり橋のあるところへ連れて行ってくれました。
沢山の旗がかかっています。
プレイヤーフラッグ(祈りの旗)です。ブータンの言葉ゾンカ語でルンタといいます。
風の馬という意味だそうです。
これらのルンタは必ず、風が吹く山の上の方や、川が流れる橋などに掲げられるそうです。
風や水の流れにのってこの祈りが遠く世界中に運ばれますように。という願いをこめて、だそうです。
信仰心の強いブータン人の優しい心に触れた気がしました。
車を止めた道にトラックが停まっていました。
これも仏教にちなんだデコレーションだそうですが、、、
なんともド派手。日本の仏教とはちょっと感性が違いますね。
再び車に乗り込み、プナカの町を目指すのでした。
こちらも車中から見えた風景。
この赤いの、屋根の上に干された唐辛子です。
ブータン人は唐辛子を必ず食卓にのせるのだとか。
日本のお漬物や韓国のキムチのような感覚でしょうか。
唐辛子がないと食事にならないそうです。
さてさて、車に揺られていたら眠くなってきました。
早朝のフライトだった為、昨晩はほとんど寝ていません。
頭がぼ~とするので、しばし就寝させていただくことにしました。
--------------
しばらくたって、起こされると、なんと、あたりは真っ白!!霧の中です。
ドチュラ峠についたようです。
プナカへ行く途中、もっとも標高の高いスポットです。
標高3,100m。
ガイドが少し外に出て歩こうというので、車から降りました。
空気もとても冷たい。フリースのジャケットを着ていましたが震えるくらいでした。
天気が良いと、ここからは360度ヒマラヤ山脈が見渡せる最高の眺めだそうですが、この日は生憎の空模様でした。
それでも少し高いところへ登ってみようと思い歩き出したのですが、10段ほど階段を登ると息切れが。。。
頭もクラッとしました。
おっとこれは危ないぞ。
私、富士山の8合目附近で高山病になったのです。
ちょうど同じくらいの高さですかね。
これ以上歩くのをやめ、少し休憩しました。
ガイドさんが飴をくれました。ありがたい。
唇も少し青くなってきました。ここで私の限界は3,000mだと悟りました。。。
旦那はこういうのに強い人。まったく問題なさそうでした。
トイレを済ませてすぐにまた車に乗って山を降りていきました。
しばらく寝ていたようです。
また外を見るとさっきとは打って変わって青空が広がっていました。
牛を連れたおじさんと出会いました。
ブータンはヒマラヤに囲まれた小さな国です。
山の天気は変わりやすいといいますが、数時間でこれほどまで違う景色がひろがるとは。驚きました。
ブータンの山道はまだまだ道が良くありません。
自然保護を大切にしている国なので、極力木を切らないようにしているようです。
また、田舎の人達は、木に精霊が宿ると今も尚本気で信じているそう。
村人からの反対で工事ができないことも多々あるそうです。
木を斬る場合は国の許可が必要です。
それでも必要最低限の整備は今も急ピッチで進められているようです。
山道で切り倒されている木々の悲しんでいる声が聞こえるような気がしました。
つづく。
今回の旅のガイドさんは英語ガイドでお願いしておりましたが、
なんと担当のガイドさんが日本語勉強中ということで、日本語がとてもお上手。
勉強になるからといって、結局日本語8割のガイドになりました。ラッキーでした。
(ガイドはもちろん皆ブータン人です)
たくさんたくさんお話しを伺いながらの旅でした。考えさせられることもいっぱいありました。
書きたいことが沢山ありすぎて困りますが、できるだけ完結にまとめていきたいと思います。
バンコクから早朝4時45のフライトに乗り、ブータンの国際空港があるパロに到着しました。
標高2,300mです。
麗江が2,400mだったので、このくらいは問題なしです!
空港はとっても小さくて可愛らしい造りです。
いきなり国王と王妃さまの写真が出迎えてくれました。
ブータンに来たぞ!といった感じです。
パロ発着の飛行機はブータン国営のドゥルク航空のみです。(近々チャーター便が参入予定)
現在、タイ(バンコク)、インド(数箇所)、ネパール(カトマンズ)、バンクラデッシュ(ダッカ)、シンガポールのみ運行。
ブータンへの旅行客は日本人とアメリカ人が多いそうですが、どちらも直行便はありません。
上記の国を経由しなければいけないのでなかなか大変です。
広州からは、バンコクまで2時間半、バンコクからパロも3時間ほどなので、割合手軽にいくことが出来ました。
空港内のイミグレです。
100席ほどしかない飛行機ですので、さほど並びませんでした。
ここにも飾ってあるのは歴代王たちの写真です。
ガイドさんと無事合流し、早速プナカの町へ向かうことにしました。
車中からのブータンの最初の風景です。
宮崎の田舎に少し似ています。
いたるところに野良?牛がおりました。
インドで見た牛たちより活き活きとしています。毛並みもとても綺麗でした。誰かが手入れしているのでしょうか??
ガイドさん曰く「みんなの牛!」だそうです。
途中、つり橋のあるところへ連れて行ってくれました。
沢山の旗がかかっています。
プレイヤーフラッグ(祈りの旗)です。ブータンの言葉ゾンカ語でルンタといいます。
風の馬という意味だそうです。
これらのルンタは必ず、風が吹く山の上の方や、川が流れる橋などに掲げられるそうです。
風や水の流れにのってこの祈りが遠く世界中に運ばれますように。という願いをこめて、だそうです。
信仰心の強いブータン人の優しい心に触れた気がしました。
車を止めた道にトラックが停まっていました。
これも仏教にちなんだデコレーションだそうですが、、、
なんともド派手。日本の仏教とはちょっと感性が違いますね。
再び車に乗り込み、プナカの町を目指すのでした。
こちらも車中から見えた風景。
この赤いの、屋根の上に干された唐辛子です。
ブータン人は唐辛子を必ず食卓にのせるのだとか。
日本のお漬物や韓国のキムチのような感覚でしょうか。
唐辛子がないと食事にならないそうです。
さてさて、車に揺られていたら眠くなってきました。
早朝のフライトだった為、昨晩はほとんど寝ていません。
頭がぼ~とするので、しばし就寝させていただくことにしました。
--------------
しばらくたって、起こされると、なんと、あたりは真っ白!!霧の中です。
ドチュラ峠についたようです。
プナカへ行く途中、もっとも標高の高いスポットです。
標高3,100m。
ガイドが少し外に出て歩こうというので、車から降りました。
空気もとても冷たい。フリースのジャケットを着ていましたが震えるくらいでした。
天気が良いと、ここからは360度ヒマラヤ山脈が見渡せる最高の眺めだそうですが、この日は生憎の空模様でした。
それでも少し高いところへ登ってみようと思い歩き出したのですが、10段ほど階段を登ると息切れが。。。
頭もクラッとしました。
おっとこれは危ないぞ。
私、富士山の8合目附近で高山病になったのです。
ちょうど同じくらいの高さですかね。
これ以上歩くのをやめ、少し休憩しました。
ガイドさんが飴をくれました。ありがたい。
唇も少し青くなってきました。ここで私の限界は3,000mだと悟りました。。。
旦那はこういうのに強い人。まったく問題なさそうでした。
トイレを済ませてすぐにまた車に乗って山を降りていきました。
しばらく寝ていたようです。
また外を見るとさっきとは打って変わって青空が広がっていました。
牛を連れたおじさんと出会いました。
ブータンはヒマラヤに囲まれた小さな国です。
山の天気は変わりやすいといいますが、数時間でこれほどまで違う景色がひろがるとは。驚きました。
ブータンの山道はまだまだ道が良くありません。
自然保護を大切にしている国なので、極力木を切らないようにしているようです。
また、田舎の人達は、木に精霊が宿ると今も尚本気で信じているそう。
村人からの反対で工事ができないことも多々あるそうです。
木を斬る場合は国の許可が必要です。
それでも必要最低限の整備は今も急ピッチで進められているようです。
山道で切り倒されている木々の悲しんでいる声が聞こえるような気がしました。
つづく。