5月24日(日) 曇りのち晴れ
天気は下り坂の模様と思ったが持ち直したようだ。
今年はクロツグミが多いと言われているのに、弁慶が行くところは振られっぱなしでまだ一度も見ていない。
それならば初心に帰って初めて見たところはどうかと出掛けて見た。
でもなー、ここも最近振られることが多いんだよな。
でも行って見るどこからかクロツグミのいい声が聞こえて来る、しかし姿は見えない。
今日も何人かのバーダーが来ていて、それらしいところを追いかけていた。
そして一人のバーダーがカメラを向けて狙っているがどこにいるのか全く分からない。
普通のバーダーさんは親切で大抵「ここから見えるよ」と行ってくれるものだが、この人は全くそう言う所がなかった。出来るだけその人と同じ方向に向けて見たが見えない。
後で判ったがこの人は結局親切な人なんだと言う事が判った。
「見えているのを撮ったって面白く無いんだよね」と捨て台詞を置いて立ち去った。
弁慶はその人がいたところに三脚を立てて、必死で鳴いているクロツグミを探した。
「いた、いたよ!」
感激の一瞬だ。自分で探したクロツグミのオスは、いつまでも心地よさげに鳴いていた。
なるほどこう言うことか。喜びは一入、感激の瞬間だ。あの人は何と親切な人なんだろう。
そう言えばこのフィールドは親切な人が多く去年もコムクドリを探してカメラマンのそばに行ったら「あっちの方が良く見えるよ」と教えてくれた人がいたっけ。
フィールドに寄って違いがある。大抵は「あの太い木の何番目の枝の真ん中」と言う感じで教えてくれるものだが自分で探す喜びを教えてくれるところもあるもんだ。
ま、とにかく蓼科山の反対側まで来て、この森でクロツグミに会えたことはありがたい。
森の中を少し大きめの鳥が飛んだ。クロツグミのメスだった。
声はすれども姿は見えず。あっ、いた!
なんだ、あんな所か。親切なおじさんのいた所からしか見えない場所だった。
鳴いている鳴いている。
これと言って綺麗な鳥では無いが、森に響き渡るいい声で鳴いている姿は魅力的だ。
大きな口を開けて鳴いている。ここぞ、とばかりに連写した。
この時は他のカメラマンは誰も来ずに、同行者と2人だけで、カメラは1台で撮った。
ちょっと変わった仕草をして。
また鳴きだした。
嘴は比較的薄くヘラのようだ。
クロツグミはずーーと鳴き続けていて、いつまでも撮っていたかったが、「もう撮れたんでしょう、同じものを撮ったってしょうがないでしょう」と同行者が撤収を促すのであきらめて次の目的地に向かった。
アカゲラ・カケス・キビタキは見れたが、去年のようにコムクドリやコサメビタキの子育て風景はまだ時期が早いのか見られなかった。
撮影機材 カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3
「野鳥日記」に戻ることが出来ます。 右をクリックしてください。⇒ 「野鳥日記」
天気は下り坂の模様と思ったが持ち直したようだ。
今年はクロツグミが多いと言われているのに、弁慶が行くところは振られっぱなしでまだ一度も見ていない。
それならば初心に帰って初めて見たところはどうかと出掛けて見た。
でもなー、ここも最近振られることが多いんだよな。
でも行って見るどこからかクロツグミのいい声が聞こえて来る、しかし姿は見えない。
今日も何人かのバーダーが来ていて、それらしいところを追いかけていた。
そして一人のバーダーがカメラを向けて狙っているがどこにいるのか全く分からない。
普通のバーダーさんは親切で大抵「ここから見えるよ」と行ってくれるものだが、この人は全くそう言う所がなかった。出来るだけその人と同じ方向に向けて見たが見えない。
後で判ったがこの人は結局親切な人なんだと言う事が判った。
「見えているのを撮ったって面白く無いんだよね」と捨て台詞を置いて立ち去った。
弁慶はその人がいたところに三脚を立てて、必死で鳴いているクロツグミを探した。
「いた、いたよ!」
感激の一瞬だ。自分で探したクロツグミのオスは、いつまでも心地よさげに鳴いていた。
なるほどこう言うことか。喜びは一入、感激の瞬間だ。あの人は何と親切な人なんだろう。
そう言えばこのフィールドは親切な人が多く去年もコムクドリを探してカメラマンのそばに行ったら「あっちの方が良く見えるよ」と教えてくれた人がいたっけ。
フィールドに寄って違いがある。大抵は「あの太い木の何番目の枝の真ん中」と言う感じで教えてくれるものだが自分で探す喜びを教えてくれるところもあるもんだ。
ま、とにかく蓼科山の反対側まで来て、この森でクロツグミに会えたことはありがたい。
森の中を少し大きめの鳥が飛んだ。クロツグミのメスだった。
声はすれども姿は見えず。あっ、いた!
なんだ、あんな所か。親切なおじさんのいた所からしか見えない場所だった。
鳴いている鳴いている。
これと言って綺麗な鳥では無いが、森に響き渡るいい声で鳴いている姿は魅力的だ。
大きな口を開けて鳴いている。ここぞ、とばかりに連写した。
この時は他のカメラマンは誰も来ずに、同行者と2人だけで、カメラは1台で撮った。
ちょっと変わった仕草をして。
また鳴きだした。
嘴は比較的薄くヘラのようだ。
クロツグミはずーーと鳴き続けていて、いつまでも撮っていたかったが、「もう撮れたんでしょう、同じものを撮ったってしょうがないでしょう」と同行者が撤収を促すのであきらめて次の目的地に向かった。
アカゲラ・カケス・キビタキは見れたが、去年のようにコムクドリやコサメビタキの子育て風景はまだ時期が早いのか見られなかった。
撮影機材 カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3
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