2016年8月12日 十勝連峰全山縦走

2016-08-12 18:00:14 | 縦走
メンバー ミューラー

04:45 望岳台出発
08:03 オプタテシケ山
09:40 美瑛富士
10:31 美瑛岳
12:01 十勝岳
12:50 上ホロカメットク山
13:02 上富良野岳
13:23 三峰山
14:17 富良野岳
15:56 十勝岳温泉登山口到着
16:27 望岳台到着

今年も十勝連峰全山縦走やってきました!
今回は誰も休みが合わず単独です。
まずは十勝岳温泉駐車場にチャリをデポします。
そして今年は望岳台からスタートします!
本当は3時位からヘッデン付けて出発しようと思っていたのですが諸事情によりおそくなってしまいました(汗)
去年より遅い出発だけど大丈夫かな〜。スタートから心配ですがいきましょう!

いい天気になりそう

今年は単独ですし去年より速く十勝岳温泉駐車場に帰ってくることを目標に出発します!
なんだかテンションも上がらず睡眠時間も30分程しかとれなく調子が上がりません。
無心に登ります。
途中素晴らしい景色が!天国のようでした(笑)

天国

本当にもう登りになると体が重くなります(泣)
黙々と登るだけなので写真も全然撮ってませんでした。
ポンピ沢の登りでゴリゴリ足が削られます。
いや〜1回望岳台からオプタテいったことありますが遠い〜です。
ここはいつもの如くスルー(笑)

スルー箇所

前回よりも10分以上遅くオプタテに到着。本当は8時まで着かなかったら終了しようと思ったのですが、出発時間が遅かったので良しとしましょう!

オプタテ

さあ休む暇はありません!写真を撮って直ぐに出発です。
もう本当にいつもの力がでないですが重い体に鞭入れて急ぎます!
この時点でヘロヘロな感じですが美瑛岳、美瑛不死分岐から美瑛富士に挑みます!
急いだら15分で山頂に着きました!体重いけどいける?時間も去年より速く着いてます!

美瑛富士

さあ壁の登場です!美瑛岳へ向かう登りは正に壁!ここでもゴリゴリ足削られますがなんとか到着!

美瑛岳

なんか去年より余裕がないように感じます。
とりあえず十勝岳へ向かいますがそのまま下山したくなってきました(笑)
ただどこの登りも今日はキツく感じるのでタイムさえ去年より落ちてなければ行くことにします。
なんだかんだで十勝岳到着。

十勝岳

まあタイムは去年より速いです。今回の山頂で1番賑わっていた十勝岳でおにぎり食べてちょっと休憩。
色々考えましたがここで下山したら一生(大げさ)後悔すると思い強い意志を持って出発します!
誰も上ホロ方面には行きません(笑)
上ホロには楽に到着。

上ホロカメットク山

上富良野にも直ぐに到着!

上富良野岳

さあここからが本当の戦いです。前回はここから苦しめられました。
ですが今回はずっと苦しめられてるので普通に苦しいだけです(笑)
時間も前回より速いので登山者もポツリポツリいます。
ここも華麗にスルーします(笑)

スルー箇所

十勝連峰四天王のうちもっとも最弱の富良野岳ですが(笑)今日も強いです(笑)
辛いけども頑張って富良野岳山頂へ到着しました!

富良野岳

十勝連峰

さああとは去年より速く帰ってやりましょう!
速く安全第一で下山します。
結果出発時間が遅かったにも関わらず、前回よりも速く下山でき、自転車で車の所にいくのも入れても12時間以内で行動が収まりました!
チャリも無事!

去年より強くなってると信じて道マラにも挑めそうです!目指せサブ3.5!



2015年8月2日 十勝連峰全山縦走

2015-08-03 21:30:00 | 縦走
メンバー ミューラー ノビちゃん

04:09 美瑛富士登山口出発
07:04 べべツ岳
07:50 オプタテシケ山
09:55 美瑛富士
10:57 美瑛岳
12:38 十勝岳
13:31 上ホロカメットク
13:45 上富良野岳
14:12 三峰山
15:13 富良野岳
17:20 十勝岳温泉登山口
18:30 美瑛富士登山口到着

今回はノビちゃんと十勝連峰を縦走してきました!
まずは前日20:45にノビちゃんの家にいってノビちゃんの車に自転車や装備をのせます。
高速に乗って十勝岳温泉に行きます。
十勝岳温泉の駐車場に自転車を置いて車中泊をして3時に起床します。
本当に申し訳ない事に自分のイビキでノビちゃんは一睡もできませんでした(汗)
さあ自転車に鍵をかけて白銀温泉に向かいましょう。
美瑛富士登山口のゲートは鍵がかかっていますがちょうどゲート内に入る車がいたので番号を教えてもらい入ります。

準備するノビちゃん

ちょっと楽してスタートします!
前日は雨だったようで草木はビチョ濡れです。
あっという間に靴はビチョ濡れになってしまいました。

天気がいいです

初めての登山道ですがなかなか長いです。
ようやく美瑛富士小屋に到着です

美瑛富士小屋で休憩

さあオプタテシケ山を目指しましょう!
石垣山を越えてべべツ岳に到着ですがスルーします。

べべツ岳

いいね~

今日はあまり余裕もありませんのでガンガンいきます!
まずは十勝連峰の端っこオプタテシケ山に到着です!
それでは~

ジャパン!

ノビちゃんもジャパン!

5分程休憩したら出発します。
来た道を戻って美瑛富士を目指します。
この辺で南の方から雲が流れてきて残念ですが若干ガスってきました。

美瑛富士分岐

美瑛富士分岐でザックをデポして空身で美瑛富士にアタックします。
なかなかデカイですが15分程で山頂へ到着しました。


美瑛富士山頂

写真を撮ったらサクッと下山して美瑛岳に向かいます。
ガスっていて上の方は見えないですがいきましょう!
登れば登る程ガスってきますが気を付ければ迷ったりはしないと思いますが登山道から外れたりしてる方もいました。


美瑛岳山頂

さあ十勝岳に向かいます!
今回の縦走で一番楽しみにしていた区間です!
凄い景色ですがガスっているのが非常に残念です。
この辺はかなり多くの登山者とすれ違います。
十勝岳から縦走してきてるんですね。

十勝岳への縦走路

砂場のような所もありなかなか登り辛いです。

砂場のような登り

十勝岳が見えてきました!山頂はなかなか賑わっているようです!流石100名山ですね~。
最後に少し急登があり山頂です。


十勝岳山頂

予定していた時間よりも余裕があったので30分休憩します。
山頂では日が出たりする時もありました。時間に追われていたのでかなりマッタリできました。
休憩中に体の調子なども確認して2人とも異常なかったので最後までいけそうです!
それでは上ホロカメットク山に向かいましょう!
かなり細い尾根を通ったりしました。右側は荒涼とした風景で左側は緑が沢山の景色で本当に面白いです。
避難小屋の横をスルーして上ホロへ向かう急登を一気に駆け上がります!


上ホロカメットク山山頂

すぐ隣の上富良野岳に向かいます。


上富良野岳山頂

さああと二つ!
ですが、なんか見たら結構遠いですが(汗)行きます!

三峰山

三峰山をサクッと通過して最後の富良野岳に向かいます!
流石にちょっと疲れてきましたが頑張ります!
富良野岳分岐までようやく到着です。
さあ最後の一つ落としてきましょう!
階段がキツイ、、、。心の中で『伊達に赤を着ているわけじゃないんだぞ!』とか呟いて叱咤激励します。ガンオタか!(笑)
なんか自分のイメージでは富良野岳はサクッと登って、はい!終了!みたいな感じだったのですが流石に甘くなかったですね(笑)
ようやく到着、、、!
それでは

全山縦走バンザイSPジャパン!

ノビちゃんも

全山縦走ジャパン!

いや~やったぜ~って感じですね!
今年の3大目標のチロロ林道から幌尻岳に続き
十勝連峰全山縦走達成!
それじゃあ十勝岳温泉に下山します。
なかなか長いな~。時間も余裕があるので怪我だけしないように安全登山で行きます。
17:20に十勝岳温泉に到着しました!自転車もちゃんとあります(笑)

自転車デポ地

もし自転車がなかったら肉体的、精神的にやられ登山引退するところです(笑)
まだ終わりません(汗)自転車で美瑛富士登山口まで15キロ程漕がなければいけません。
ほとんどは下りなのですが美瑛富士登山口のゲートからはずっと登りです(汗)
今日の縦走で一番キツかったのはここでした(笑)

本当に素晴らしい縦走でした!
また時間あれば行きたいですね~。









2012年8月25日 増毛山地縦走 暑寒別岳~南暑寒岳~雨竜沼湿原

2012-08-28 23:14:51 | 縦走
メンバー ミューラー O畑さん 目時隊長 コーヘー隊員

07:45 箸別避難小屋登山口出発
09:50 5合目
10:45 7合目
11:45 暑寒別岳山頂
14:55 南暑寒岳山頂
16:00 雨竜沼湿原展望台
18:00 南暑寒荘登山口到着

6月に転勤してからなかなか希望の休みが取れない勤務地になってしまい、全然山に登れなかったのですが、なんとか夏が終わる前に暑寒別岳を縦走してきました。
トレーニングも週1回自転車に乗るか乗らないか位しかしていなくて、体力に不安もありましたが、会社に嘘(笑)をついて土曜日に休みをもらって目時隊長と新人のコーヘー隊員と山に行くことにしました。
このメンバーに山の大先輩でスキーの名手O畑さんも都合がつき、同行してくれることになりました。
今回の未熟な登山隊を素晴らしい統率力で、指揮してくれたのでO畑司令官と呼ばせて頂きます(笑)
で、車も2台になったので暑寒別岳登山口と南暑寒岳登山口に、車を置いて完全縦走しようということになり、まずは南暑寒岳登山口に2台で向かいます。
南暑寒岳登山口に僕の車をデポしましてO畑司令の車に乗り込み、暑寒別岳箸別コース登山口に向かいました。

準備する司令と目時隊長とコーヘー隊員

皆準備が完了して長い長い山歩きに出発です!今日は先が長く遠いのでゆっくりいきます。
なんとコーヘー隊員は今日が初登山にしての縦走です!
話には聞いていましたが1合目がめちゃくちゃ遠いです。
ゆっくりゆっくり歩いてまずは1合目に到着です。

まだまだ元気な1合目

それにしてもアブがめちゃくちゃ絡んできます。
1合目で少し休憩しまたゆっくり歩いていきます。
森の切れ目から今日の第一関門の暑寒別岳が見えました。

まだ遠い暑寒別岳

1合目から少し歩いていくと奴の落し物が!!
こんな道の真ん中で野郎め!!あとで聞いたのですが緑の落し物は出来立てほやほやだそうです。
登山道には掘り返しもかなりあります。

野郎の落し物

暑寒別岳には初めてきましたがとても整備されていて歩きやすいです。
こんな歩きやすい登山道は初めてです。
ようやく半分の5合目に到着です。

まだ元気な目時隊長

6合目を過ぎて森のトンネルのような登山道を進んでいき、そろそろ森以外の景色が見たいなと思っていたら遂に森が切れて展望が広がります!

森のトンネルを抜けてきた目時隊長

この辺で展望も良くなり気持ちも乗ってくるところなのですが、コーヘー隊員の足に異変が!!
足がつりそうになっているみたいです。
ここで司令が足のつり防止の薬『ツムラ』の77番だったかな?をコーヘー隊員へ。
この薬凄いみたいです!!
コーヘー隊員の足に負担をかけさせないために司令が自分のトレッキングポールを貸します。

7合目あたりからの南暑寒岳

7合目を過ぎたあたりから目時隊長とコーヘー隊員が腹減った~と言ってきます。
この2人はなんと朝飯食べてません(笑)いや~山なめてますね(笑)
しかも道中の水分はアクエリアス『ZERO』です!
これには司令も『山は高カロリーじゃないと』と。まあ色々勉強して一人前になっていくんですよね。

暑寒ルートとの合流点

暑寒ルートとの合流点で目時隊長とコーヘー隊員は休憩し自分と司令は頂上を目指します。すぐ近くでしたがかなりお腹が減ってるらしくパワーがでないそうです。
暑寒ルートの合流点から少し行くと遂に第一関門の暑寒別岳山頂です!!
10分程してから目時隊長とコーヘー隊員も到着しました。

暑寒別岳でジャパン!!!


左から司令・コーヘー隊員・皆のアイドル目時隊長(笑)


司令と自分

山頂で30分程休憩しますが目時隊長とコーヘー隊員がかなりやられてます。
が、出発します(笑)あとで大変なことになりますが、この時はまあ行けるだろう位にしか考えてませんでした。
ここからは縦走路になりますが奴の掘り返しが凄いようなので熊鈴をガンガン鳴らして進みます。

縦走路をいく司令

山頂から5分位下ると5m位先でドタッドタッと巨大な生き物が走っていくような音がしました。
流石の指令も止まりやばそうな感じです。後ろにいるコーヘー隊員に僕のザックのカラビナについている笛を吹いてもらいます。
コーヘー隊員にカラビナについている笛を外してもらい死ぬほど吹いてから進みました。

縦走路を進むコーヘー隊員

縦走路は笹が刈られていてとても歩きやすいのですが、これでもかというくらい奴の落し物と掘り返しがありめちゃくちゃ不安になります。何度も何度も笛を吹いて進みます。

掘り返し

コーヘー隊員は薬とダブルストックのおかげか何とかついてこれています。
が、目時隊長が激しい頭痛に見舞われます。
自分の頭痛薬を飲ませ騙し騙し進みますがかなりきつそうで何度も休憩を取ります。

縦走路の沼と暑寒別岳

いよいよ最後の難関といってもいい南暑寒岳への登りです。
遠くから見ていたらそんなに急に感じないのですが真下から見たらなかなか登り応えのありそうな登りです。

南暑寒岳へ取り付く司令と目時隊長

ここで遂に目時隊長がダウンします。
ですが、もう三分の二位はきてるので行くしかありません。
ちょっと休んでから登ると言いますが無理そうです。
なので自分が目時隊長のザックを担いで先行し南暑寒岳を登ります。
この南暑寒岳は登れば登るほど急になるような気がします。
今まで余裕だった自分も目時隊長のザックを担いで登るともう滝のような汗がでできます。
めちゃくちゃきついです!!軽いは偉いですね!

途中で縦走路を振り返って

なんとかゆっくりゆっくり進みやっと山頂に到着です!!
いや~本当にきつかったですが、目時隊長とコーヘー隊員はもっときつかったと思います。
司令はもう全然余裕そうでした。流石ですね~。

南暑寒岳でもジャパン!!


皆もジャパン!!

山頂でココアとコーヒーにします。
自分と目時隊長はココアで司令とコーヘー隊員はコーヒーです。
もうここでのココアは美味かったです!!
目時隊長も少し体調が良くなり何とか大丈夫そうです。
もうここからはほとんど上りはないので安心です。
ただ奴の猛威は続きます。落し物と掘り返しはさらに増えていくような感じです。

相変わらずの掘り返し天国

ゆっくりゆっくり下っていくと、おお~!雨竜沼湿原です!
広いな~。凄いな~。あの暑寒別岳8合目あたりからちっちゃく見えた雨竜沼湿原が目の前です!なかなかの感動です。


湿原には誰もいなくて貸切状態です。
なかなか広くて湿原を抜けるのに結構時間がかかりました。
あとは白竜の滝目指してゆっくり歩いていきます。
谷のような所の登山道を下っていきようやく最初のつり橋につきました。
最初のつり橋から少しいくと、おお~白竜の滝に到着です。

白竜の滝

滝からさらに少し行くと二つ目のつり橋です。
もう着いたも同然です。

二つ目のつり橋

つり橋を渡って歩いていくと、やっとやっと南暑寒荘に到着です。
いや~縦走しました~!
かなり満足のいく山行でしたが目時隊長とコーヘー隊員には申し訳なかったです。
それとO畑さんには感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。

で、南暑寒荘の管理人さんに『ずいぶん遅かったね~』と言われまして、『縦走してきました』と言ったら『雨竜沼湿原から上は入山禁止だよ』と。
そりゃそうかもな~。あれだけ掘り返しがあって落し物もあんなに沢山あったらな~。
と言う事でただいま入山禁止でございます(笑)申し訳ありませんでした!

さあ車を取りに行きますか~!増毛まで・・・。遠い~!
で1時間半以上かけて増毛まで車を取りにいき寿司のまつくらでご飯食べて帰りました。



2012年3月5日 銭函天狗岳~手稲ハイランド縦走

2012-03-05 18:05:31 | 縦走
メンバー  ミューラー ノビちゃん 目時隊員

08:00 銭函天狗岳登山口出発
09:00 銭函天狗岳山頂
15:00 手稲ハイランド駐車場

目時隊員が大学を卒業して手稲をはなれることになり、しばらく登山もできない状況になるので手稲に住んでいれば、いつも見える手稲山と銭函天狗岳を縦走してみようという人類未踏の計画です(笑)

当日は6:30に集合してまずは手稲ハイランドにノビちゃんの車をデポします。
で、自分の車に登山道具を積み込んで銭天に向かいます。


準備するノビちゃんと目時隊員

ラッキーなことにトレースがついています!
昨日は日曜日だったので何方か登られていたのでしょう。

登山口での景色。天気もよくテンションが上がります。

目時隊員が果敢に飛ばしていきます。今日は隊員ではなく特攻隊長です(笑)

先行するノビちゃんと目時隊長

少し歩くと札幌山岳会所有の銭天山荘が見えてきます。

銭天山荘

銭天山荘を過ぎて少し歩いたらいきなりの急登が始まります。
ここから目時隊長がさらにスピードアップしていきます。今日の目時隊長凄いです。
ガンガンいく目時隊長と離れずついていくノビちゃん

で、一気に稜線に取り付きます。稜線に取り付いても急登は続きます。
それでもトレースがあるので少しは楽できます。
冬の銭天ってピリリと辛くないです、めちゃくちゃキツイです。
が、目時隊長はガンガンいきます。

もう止まらない目時隊長

後ろを振り返ってみるとすばらしい景色が見えます!

大活躍の目時隊長。今日はやたらとイケメンに見えます

ここから少し登るとあのお馴染みの岸壁が見えてきます。

岸壁を指す自分

さあここまできたら頂上は目の前です。

頂上を目の前にして

なんと1時間で頂上に着きました。普通の人の夏山タイムとほとんど変わりません。
目時隊長の乱ペースのおかげです(笑)
ピークなのでとりあえずやっときました。

ノビちゃんと目時隊長


自分と目時隊長

銭天山頂の景色


一息つく隊長

さあここからが今回の本番と言っても過言ではない縦走が始まります。
ここからはノートレースの始まりと思いましたが、なんとトレースがあります。
ありがたくこのトレースを使わせて頂きますが、まさかこの人も縦走を?!
人類未踏ではなくなってしまいます(笑)
しばらく行くと奥手稲山と銭函町の分岐の看板がありました。

分岐の看板

奥手稲山には寄りませんが手前までは行きますので奥手稲山のほうに進みます。
トレースは同じほうについています。

ここから緩やかな登りで稜線伝いにいきます

この辺はルートに自由度があるのでじっくりとGPSで確認していきます。
目時隊長がGPSを見ているときに名言が飛び出しました(笑)
『山はGPSの中で登ってるんじゃない!現場で登ってるんだ!』と(笑)
平坦な場所をしばらく進んでいくと休憩に良さそうな場所がありましたので、お腹が減ってきたからご飯休憩にします。

休憩中の目時隊長とノビちゃん

この先が今日の大一番!
星置川におりていく谷のような所へ下っていきます。
ここはもう雪がなければ絶対に下らないような、はっきり言って崖を豪快に神器(スノーシュー)で滑りながら下っていきます(笑)

こんなとこです

まあ雪崩はないと思いますが結構というか、かなりやばそうな場所です。

頼りになる隊長

豪快に下っているとノビちゃんが『人だっ!』と言いました。
えっ?まさかと思いましたが、なんと本当に人がいました。
谷を挟んで大声で色々話します。
この辺を歩き回ってるといってました。
谷の底で合流し写真を撮ってもらったりして、ルートを教えていただきます。

谷で出会った方

谷底で

色々話ましてあの崖をおりてきた人は始めて見たと言ってました(笑)
で、もう帰るので途中までご一緒することになりました。
本当にこのあたりのことに詳しくて、去年崖崩れがあり星置川がまっ茶色になったことなど教えていただきました。

ルートを確認するノビちゃんと谷の方

谷をおりたという事は登るということです。
急登が始まります。皆でラッセルを変わりながら進みます。
途中で谷の方と別れ、さらに凄い急登が現れます。
遠くの赤テープの方をみて、『あの赤テープまで連れてってやっからよ~、黙ってついて来い‼』
とか、カッコいい台詞が飛び出てきます(笑)

道を切り開く自分

この辺は本当に厳しくなかなか高度が上がりません。
赤テープが沢山ついていてルートはもう迷いません。谷の方の仲間の方達がつけてくれたみたいです。

赤テープ沿いにルートを取るノビちゃん

もうこの辺は結構疲れててあまり元気もでません。
でも時折見える手稲山の電波塔がどんどん近づいてきます。

電波塔

GPSで確認するとあと少しで夏道に合流します。
夏道合流手前の電線の下を通過します。

電波塔に向かう電線

遂に夏道に合流しました。またまたラッキーなことにトレースがあります。
ここからは夏道沿いにいきまして手稲ハイランドの駐車場に向かいます。

目時隊長とノビちゃん

途中から夏道を外れ冬の醍醐味ショートカットします。
本当はパラダイスヒュッテに寄っていきたかったのですが疲労のためと場所がよくわからないのでやめました。

場所のわからなかったパラダイスヒュッテ

スキー場外を滑ってきてスキー場に戻る時にできたトレースを使って駐車場を目指します。
どんどんスキー場のアナウンスが聞こえゴンドラも見えてきました。
本当にあともう少しです!
疲れた体に鞭打ち足を進めます。
するとノビちゃんの車が見えてきました!
いや~本当に長かったですけど、充実感は半端ないです。

銭天を背にジャパン

天気もよく風もなく気温もちょうど良い感じで最高の1日になりました。
目時隊長!これからの人生も頑張ってください!!今までありがとう!