あらら、面白いおっさんだったんだがなぁ。これからは、ダーティなイメージが付き纏う事になるんでTV出演は減少するかもね。まぁ、このマイナスイメージを自虐的に利用すれば、ダーティーなイメージは払拭されて、再び人気が出るかも知れんがな。
『名古屋で確定申告の「顔」としてPR役を務める傍ら、悪質な所得隠しに手を染めてた。タレントの坂東英二が実質的に経営するTV番組制作会社が、名古屋国税局から、およそ¥7,500万円の申告漏れを指摘されていた事が判った。国税局は内、約¥5,000万円は取引先への架空外注費等による所得隠しと判断。重加算税を含め約¥3,000万円を追徴課税したと見られる。板東は事務所の実質経営者で、国税局は板東が主導し所得を隠したと見ている模様だ。「名古屋の確定申告の顔という事で…」(司会者)「宜しく、お願いします」(坂東英二)これは、一昨年、確定申告の初日に行われた税務署のイベントの一コマ。元中日ドラゴンズの選手で、タレントの坂東英二。名古屋で20年以上、「確定申告の顔」としてPR役を務めて来た。しかし、税務調査で発覚したのは多額の申告漏れだった。坂東が実質的に経営するTV番組制作会社「オフィス メイ・ワーク」。関係者によると、申告漏れは去年8月期迄の7年間で、およそ7,500万円。大阪の番組制作会社に企画を架空発注したり、商品開発等を外注した様に装い、費用を過大に支払ったりして、企画会社が受け取った代金を還流させていた。又、坂東が私的に倒産した名古屋市の自動車販売会社に金を貸した様に見せ掛け、回収出来なくなったとして会社の費用に計上する等していた。1988年に、国税庁の確定申告PRポスターに起用されて以降、20年余り。名古屋では毎年2月から始まる所得税の確定申告の広告塔として活躍し、インターネットで税務申告出来る『e-Tax(イータックス)』のPRにも一役買っていた。「(e-Taxは)簡単で24時間やれる。(皆様に)今年から始めて頂きたい。当局も楽になるし、ご自身も楽になる」(坂東英二)PR役は本人からの申し出だったという坂東。しかし、23年前には、こんな発言も有った。「僕らの労働時間と納税額だったら(比較すると、納税額を)多額に払っていると思う。僕自身は東京や大阪で稼いで来たお金を名古屋に落としているだけでいいと思う」(坂東英二、1989年)今回、名古屋国税局は重加算税を含めて2,800万円を追徴課税。『オフィス メイ・ワーク』は、「既に当局の指導に従い、修正申告、納税を済ませております」等とコメントしている。自身も長年訴えていた納税義務を、何故果たせなかったのか。人気タレントの所得隠しは波紋を広げそうだ。板東は1959年に中日に入団、69年に退団した後は野球解説者やタレントとして活動している。』
節税はOKだが、脱税は駄目だろ。この事件の報道を受け、名古屋市の中部日本放送(CBC)は、予定していた板東氏出演の正月用特番の放送を見合わせると発表したね。『社会への影響の大きさや、正月特番という性格を踏まえ、判断した』んだとさ。
現在流れている『財宝温泉』のCMとか、レギュラー出演している番組はどうなるのかね? NHKは降板させられるだろうが、民放はどうなるんだろう?
キャラクターが面白いんで好きなタレントだけに、このまんまTV業界から消えちゃうのは惜しい気がするな。
脱税ネタで講演活動を行えば、大受けする事は間違い無しだろう。日本全国を行脚し、地道に続けて行けばTV業界を干されてもその内に面白いってんで復活出来る可能性も有る。
暫くの間、謹慎とか自粛とかする事は有っても、暫くしたら復活出来るんじゃないのか?
確かに脱税は悪い事だけど、追徴金を払えばチャラでしょ? そんな事は政治家が幾らでもやっているし、それが原因で引退した政治家ってーのは聞いた事が無いんで許されてもいいのでは?
折りしも、今月23日に放送された『パネルクイズ アタック25』では、1984年に、司会を務める児玉清が盲腸の破裂による急性腹膜炎で入院した結果、出演出来なくなった時、板東が代理司会として10月14日と21日の2週に渡って、抜擢された事が有った事に触れ、そのシーンを超ダイジェストで流したりクイズの1問にされていたっけ。
このまんま消えてしまうのは、本当に惜しい人物だと思うぞ。