約2年ぶりの旧東海道を行く!です。
前回は熱田神宮近く、宮宿側の七里の渡しで終了。
ここから桑名宿の七里の渡し船着場まで舟で行ければ良いのですが、そうはいかないので
陸路を進みます。そのルートは下記。

小さな河川をちょこちょこ渡った先、木曽川・長良川・揖斐川と木曽三川を越えていきます。


木曽川 川の真ん中で三重県に入ります。


途中で和菓子屋さんがあり立ち寄り。長島二万石なんですね。河口ということで貝類がたくさん取れたのでしょう。
こちらでは名物「はまぐり最中」を購入、いただきました。

続いて長良川。

土手を挟んで揖斐川が平行に流れています。遠くに見えるのが桑名宿。
◆42番目 桑名宿

ということで25kmくらいで桑名の七里の渡しに到着です。

船着場

櫓 これは桑名城の一番外側に位置し、防御に備えたものですね。

船着場から城周辺は桑名宿で宿場町。
本陣跡と脇本陣跡が船着場すぐのところにあったようです。

左は本陣跡で小料理屋のようでしたが右の脇本陣跡は更地になっていました。

旧東海道四日市方面へ南下していきます。途中左手に桑名城跡があるのでそれます。

徳川四天王の一人、本多忠勝公。この桑名を治めていました。

このように城跡は公園として整備されています。
このなかをゆっくりと回りました。

浮島となっているところ

天守台跡 小さいですけど。


桑名城城壁 石垣がしっかりと残されています。入り江になっていて漁船もたくさんあり
ちょっと水は汚れてますね。

船着場から南下してT字路になっているところを右折。この先で宿場町も終わりかな。

道標はどこに接地されていたのか不明のようですが移設されてここにあります。
「左 江戸 右 京いせ」

この付近はこのように東海道の案内がついていてわかりやすいです。
ちなみに四日市市に入ると小学生の作?木製の看板がところどころ設置されていました。
ただ「東海道」と表記され、「旧」ではないんですよね。
国道1号は「いちこく」「いちごう」と呼んでいるんでしょうかね。
東海道に旧も現もないということかな。

立場跡


町屋橋跡 今は少しずれて橋が架けられています。

この辺りから常夜灯がたくさん出てきます。
東海道というのもありでしょうが、伊勢道であるというのが大きく影響しているのでしょう。

一里塚跡 桑名から来て最初の一里塚。名称は何だろう??

近鉄線を越えたところ 東海道はこんな雰囲気で続いていきます。

またまた常夜灯です。大きいですね。


富田の一里塚跡 近くの小さな川に架かる橋も一里塚橋という名。
ひっそりと碑が建っています。

また常夜灯です。撮っていないのもありますから相当数です。

東海道の雰囲気(写っている常夜灯は上のと同じ)

またまた常夜灯。八幡常夜灯。やはり説明板に伊勢参りのことも記載されていますね。

かわらづの松 一本残っている街道筋の松。この先も残してほしいですね。



川にあたりました。そこに三ツ谷の一里塚跡がありました。

さくらが満開(散りはじめ)でした。
この海蔵川を越え、次にある三滝川を渡ると四日市宿に。
◆旧東海道を行く
第1回:2013年2月17日(日) 日本橋~品川宿~ 川崎宿~神奈川宿~ 保土ヶ谷宿~戸塚宿
第2回:2013年3月3日(日) 戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~ 大磯宿~小田原宿
第3回:2013年2月9日(土) 小田原宿~ 箱根宿~三島宿
第4回:2013年5月3日(金・祝) 三島宿~沼津宿~原宿~ 吉原宿~蒲原宿
第5回:2013年5月4日(土) 蒲原宿~由比宿~興津宿~ 江尻宿~府中宿~丸子宿
第6回:2013年5月5日(日) 丸子宿~岡部宿~ 藤枝宿~島田宿~ 金谷宿~日坂宿
第7回:2013年12月21日(土) 日坂宿~掛川宿~袋井宿~ 見附宿~浜松宿~舞坂宿
第8回:2013年12月22日(日) 舞坂宿~新居宿~ 白須賀宿~二川宿
第9回:2022年5月28日(土) 二川宿~吉田宿~御油宿~ 赤坂宿~ 藤川宿~岡崎宿
第10回:2022年5月29日(日) 岡崎~池鯉鮒宿~ 鳴海宿~宮宿・七里の渡し
第11回:2024年4月13日(土) 宮宿・七里の渡し~七里の渡し・桑名宿~ 四日市宿~石薬師宿~
『旧五街道を行く』
◆旧東海道を行く 日本橋~
◆旧中山道を行く 日本橋~
◆旧日光道中を行く 日本橋~
◆旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
◆旧甲州道中を行く 日本橋~
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