MI6 新装開店SPY募集中

以前の記事で紹介した地味な存在だったSIS(Secret Intelligence Service)のページがリニューアルしてパワーアップ、MI6の情報満載サイトとしてOpen。ますます目立つ存在？！に。今まで密かな存在であったMI6がついにそのベールを脱いだっ。これで MI5,MI6両巨頭が揃い踏み。新ボンド役にダニエル・クレイグが発表されたり、ロンドンは今Spyが熱い視線を浴びている！　ってそんなに目立っちゃまずいけど。

MI6サイトでは従来同様、引き続きリクルートを行っている様子。宛先の私書箱1300号も健在。応募要件なんかも変わりない。以前のサイトに比べ目新しいのはないかな～と探していたら、、ありました。それは、、、、

じゃじゃ～ん♪

情報部員のプロフィール♪

のコーナー。

モデルプロダクションのように、3人のイケメン&イケガール（かどうかは写真がないので分かりません）が本人コメントつきで大胆公開されてます。たとえばそのうちの一人アンドリュー氏は次のような感じ。

28歳、大学に入る前はレバノンで先生をしたり、エジプトやシリアを旅行。経済・政治を学びロンドンのコンサルタントにて6年間働く。
「退屈だったし、私企業でできる以上のことにチャレンジしたかったのさ。これまで海外で何回か厳しい任務にもついた。プレッシャーと困難な状況下で結果を出すことは本当にワクワクさせてくれるぜ」

っていった調子。

やはり幅広く優秀な人材を集めるのがこのサイトの一つの目的なのでしょう。力の入れ方が違います。サイト開設では先輩のMI5に至ってはいまや90%近く がWEB経由での応募との事。「いまや当局から声を掛けてもらのを待つ必要はないのです」とは関係者の弁。一本釣りでケンブリッジ・オックスフォードの人 材に声を掛けてきた時代は終わり、かな。

それからGlossary（用語集）のコーナーもお目見え。手っ取り早くスパイ用語オタクになるには近道か。AgentとOfｆｉcerの用語の違いなん かも載っていてマニア心を軽～くクスぐる。ちなみにAgent（エージェント）は情報提供者の意味で、一方でいわゆるMI6の情報部員などの職員のほうは Officerと呼ばれている。このあたりはCIAなんかとちょっと言葉の使い方が異なるのでメモしといてください。

で、このサイト開設以来、ジェームズボンド役のプレスリリースとのシナジー効果か、24時間で1300万以上のアクセスだったらしい。
きっと、このサイト開設のタイミング、ボンド役のプレスリリースのスケジュールを狙ってたに違いない。なかなかやるモンです。MI6殿。

Blogランキング参加中！Click感謝→