裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

西欧のテクニシャン

2019-08-19 23:08:05 | 選手
暑さと仕事疲れで先週は全く更新できず,焦りまくり

マンネリは承知の上で,今回もまた選手紹介

今回紹介するのはフ・ユ

1978年11月29日,今年で41歳になる河北省生まれのベテランである。

一応漢字表記では「付玉」となるらしい。

文字通り生まれは中国なのだが,現在ではポルトガルに帰化してプレーしている。


2018年コリアオープンより,松平志穂との一戦。

173㎝というスタイルの良い高身長を誇り,昔ながらの左押し右打ちの流れを受け継ぐドライブ型。

鉄壁のショートを軸に,細かくコースに変化をつけて相手のミスを誘うのが特徴である。

そのためか,フォアハンドドライブは3球目でループドライブ程度にとどめ,あとはひたすらコース取りに専念。

自分自身以上に変化の激しいしゃがみ込みサービスに対しても,ベテランらしく落ち着いて返し,じわじわと苦しめにかかっている。

ショートにしてもプッシュから横回転計と,バリエーションを持たせている点も参考にしよう。

種類は不明だが,裏面にもう1枚ラバーを貼っている(重さ調整の為か)。

ペンはバックの弱さが長らく叫ばれているが,パワーがなくとも,前陣を死守してコントロールを磨ければシェークに対抗することは可能と言えよう。

その事はこのフ・ユのみならず,複数名の選手たちの活躍がそれを証明している。

では,また