裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

若きオリンピアン

2017-08-19 23:59:12 | 選手
前回に連続する形で,また人物紹介

今回紹介するのは,石田清美

またどんな奴出してくんねんと思われるかも知れないが,実はこの方,れっきとしたオリンピック日本代表なのである。

京都府宮津市出身のペン表ソフト速攻型で,10歳の頃に姉に誘われて半ば強引に始めさせられたものの,その後全日本のカデットの大会で優勝するほどに実力をつけていく。

高校進学後には2年,3年とインターハイでチャンピオンに輝いた後,世界選手権を経験し,オリンピックの日本代表にも選ばれ,単複ともに出場。

シングルスは予選で敗退したものの,ダブルスではベスト4に進むことに。


1988年,ソウルオリンピックにて。

準決勝で後の金メダルペアの梁英子・玄静和ペアとの対決

彼女は今もなお,大会期間中は「苦しかった」と振り返る。

特に印象に残っているのは,相手となった梁英子・玄静和の絡みであると言い,「勝気な妹を姉が諭している」風に見え,雰囲気は良かったと言う。

この試合に敗れた後,メダル決定戦でもユーゴスラビア(当時)のペアに負け,メダルを逃している。

その後イップスに苦しみつつも,全日本選手権のシングルスで2度の準優勝を経験するなど実力を見せ,30歳まで現役を貫いた。

今は結婚したのか今井と姓を変え,大阪で卓球のインストラクターになっているそうだ。

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では,また