先日のニューストーク番組で紹介していたのが、
スーザン・ストレンジ教授の『カジノ資本主義――国際金融恐慌の政治経済学』(岩波書店, 1988年/岩波現代文庫, 2007年)
現代の市場中心の不安定な経済はどうも変だと思っていたが、同じ事を考察していた学者がいたようだ。
現代の金融市場は巨大な「公認カジノ」そのものであるという。
そこでは連日 熱狂的なマネーゲームが繰り返されている。
カネがカネを生む、カネ転がしの市場主義経済は結局「カネ以外なにも生まない」
これは不毛の錬金術といってよい。
持てる者はどんどん膨張し、持たざる者は取り残される。
この「カジノ経済」がもたらすものは「格差の拡大」と「モラルハザード~倫理観の崩壊」である、というのは現実が示している。
日本国内はもとより世界で「格差の拡大」と「モラルハザード」が深刻化している。
日本で「カジノ大好き」なのは安倍さんや太郎ちゃんたちだ。
カネ転がしは「裏家業」と大学教授の先生も発言しておられた。
安倍さんや太郎ちゃんたち政治家は「裏家業」が好きなんだろうなあ。
スーザン・ストレンジ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%…3%E3%82%B8
カジノ資本主義 (岩波現代文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%83%8E…400600172X
マッド・マネー―カジノ資本主義の現段階 (岩波現代文庫)文庫– 2009/1/16
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89…4006002092