音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

音楽の骨格 主要三要素

2009年06月30日 | クラシック、ジャズ
姫路リバーシティー姫路カルチャーセンター「ジョイフルピアノ教室」は、ポップス・ジャズ&作曲の講座教室だ。

従って、生徒さんには、楽譜を弾くだけでなく、アナリーゼや音楽理論も少しずつ話してあげるようにしている。

先日は「音楽を形作る主要三要素」の話をしてあげた。

これは、あたりまえの事のようでありながら、意外と皆さん意識しておられない。

まず第一の要素はメロディー、旋律。これは人体で言うと、さしずめ顔にあたる。

第二、第三の要素はリズムとハーモニー、つまり和声。

人体で言えば、リズムは骨格、ハーモニー・和声はさしずめ肉体に相当する。

顔、骨格、肉体で人体が構成されるように、音楽も構成要素があると言うわけだ。

これを知って、音楽を料理していくことが、作曲であり、編曲になる。

そして、この三要素の調和が大切になる。

これが不均衡になると音楽が成り立たなくなる場合もある。

ただし、わざと不均衡を作り出して、絵で言えば、ピカソや、ダリのような作品にすることもできる。

調和と解体、解体と調和、調和と不均衡、この さじ加減が、作編曲においては面白いところだ。


姫路カルチャーセンター ジョイフルピアノ教室

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