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RA LIFE

今日一日を過ごせることに感謝。リウマチの暮らし日記です。

入院日記 3

2006-10-18 09:13:26 | 手術・入院しました
【入院4日目】
手術が終わってから 手を握ったまま指が伸ばせなくなっていて
ナースさんが見回りに来て下さるたびに 指を一本ずつ伸ばしてくれました

肘から指先まで 痛みと同じぐらいのひどい痺れが続いていますが
今朝 自分の指が温かく感じた
吊るされている指先を眺めて あぁ血が通っているんだと思った

熱は下がっていました
血中酸素を測る器具が外されました

風邪に似たような感覚で のどが腫れています
のどの出血は 3日ほどで治っていきました

口の中があちこち傷付いていましたが 
のどに比べたら気になるほどではありませんでした

朝食の時間になって ベッドを起こしてもらいました
まだ座ることができないので もたれていました

お水を少し飲んで
フルーツのシロップ煮とチーズを一切れ食べました

今日から術後のクスリを飲んでいきます
消炎剤・鎮痛剤・胃薬
午前と午後には抗生剤の点滴があります

朝食を終えるとナースさんが身体を拭いてくれます
ナースさんが準備をしている間に 
なんとか座ってみようとしました

もたれた姿勢からあと数センチ身体を起こすだけなのに・・・
頭が重くて 全身が筋肉痛です
10分かけて座ることができました。うれしい

ごそごそしている間に血管の針から液が漏れてきて
血管をかえて手首の近くに点滴針を入れてもらいました

熱いタオルで全身を拭いてもらう
着替えの途中でベッドから降りて立ち上がってみることに・・・

やっと座ったばかりで 立てそうになかったのですが
身体を支えてもらい やってみると意外にできた

尿管カテーテルを抜いてもらいました
ベッドから動けるようになりました

ギプスを頭のうえに上げて
2種類の点滴の袋をぶら下げたバーを押して歩きます

パジャマのポケットに歯ブラシを入れて
歯を磨きに行きました
コップを持ってお茶も入れに行きました

うれしいのですが寝起きがとても大変です

昼間に座薬を入れてもらい
うとうと眠ってはトイレに起き上がる一日でした

この日の食事は全粥です
お粥は嫌いなのに 全身に染み込んでいくように美味しかった

夜になってお食事代わりの点滴が外れました
他の点滴は必要なので針とチューブは刺したままです

それでもけっこう自由になった

21:00 就寝



入院日記 2

2006-10-18 09:10:14 | 手術・入院しました
【入院3日目】
今日は手術です

8:00 検温・血圧測定
昨夜と同じ吐き気止めの胃薬を飲む
手術室の看護師さんが来て 点滴が始まった
これからしばらくの間 お食事代わりになる大事な点滴

8:30 血栓防止用の靴下を履かせてもらう
きつくて自分では履けないので 
付き添いの相方に手伝ってもらう
   
点滴のバーを押しながら 数名の人と一緒に手術室まで移動
自分の足で歩いていったのだけど よく覚えていない

エレベーターの扉が開くと そこが手術室のあるフロアでした

点滴のバーを押して行く
入室。名前と手術部位の確認をする

身体を支えられながら 手術台にのぼる
手術台に横たわると 麻酔科の人たちが身体を囲うように立っています
血圧計・心電図のシールなどを貼ってもらい
今入っている点滴に眠くなる点滴が加えられました

点滴が入ってくると痛いです。口にマスクがあてがわれて
看護師さんの指に触れながら
いつどんな感じで眠くなるのかなぁと思っているうちに意識がなくなりました

全身麻酔で4時間半・・・・・・・・

次に気付いたのは手術台の上
手術は終わって 気管内チューブは口から抜かれていました

途切れ途切れですが覚えています
手術部位のX線を撮ったこと
時計を見て時刻を確認したこと

覚えている中で最初に言ったことは「寒い。痛い。」

麻酔が切れたと同時に「痛い、痛い」と言って暴れ出したそうです

ストレッチャーで病室に戻り ベッドに移される
タオルケット、暖かい電気毛布、布団をかぶされて
寒さで震えながら 痛いと言って泣いていたそうです

痛み止めの座薬を入れてもらいました

左腕は点滴と血圧計、血中酸素を測る器具
口に酸素マスクをつけてもらって
尿道にはカテーテル

右腕のギプスは肘の上から指の付け根まで
肘を90度に曲げた状態で固められていて
心臓より高くなるように吊るされていました

痰のようなものが出るので
相方にティッシュで口をぬぐってもらっていました

後から知ったのですが ほとんどが血液だったそうです
気管挿管のチューブでのどが傷付いていました

座薬を入れても痛くて苦しい(自分では覚えていない・・・)
ナースさんがやって来て筋肉注射を打ってくれました
これで楽になれて眠れますよ、と言って下さったのが聞こえた
その通りに 身体の力が抜けてクラクラと気持ちよくなって眠った

よく覚えていない時間が過ぎていく・・・・・・・

21:00 就寝時間

ナースさんがやって来て 酸素マスクが外されました
体温は37.5度 座薬を入れてもらいました
右腕も左腕もつながれて動くことができません
ナースコールのボタンを左手にしっかり握らせてくれて
何かあったら押すようにと言われ すごく安心しました

深夜・・・・・・・・・・

名前を呼ばれ、肩を揺さぶられながら起こされる

右肘がひんやりと湿っぽい

辺りのシーツが出血で濡れていました

術部の血液などを排出させるために
ドレーンという管を手首に入れていたのですが
出血が多かったのか 吊るされた腕から伝い落ちて
ギプスを貫通してシーツがひんやり・・・

別のナースさんもやって来て 何やら話していました
わたしは身体を動かせないから その時は状況が見えず 
でもたいした問題はなさそうです

それから筋肉注射を打ってもらう
クラクラと気持ちよくなってきて眠ってしまう・・・・・・・



入院日記 1

2006-10-18 09:04:01 | 手術・入院しました
【はじめに】
リウマチで手の手術を受けるために入院していました
入院も手術も初めてでした
体調のこと 毎日の出来事を書いていました


【入院1日目】
午前 病院の受付で入院に必要な書類を渡す
病棟に向かい 看護士さんから入院の説明を受ける
身体測定をして 現在までの病気の経過を説明する

病室に案内してもらい 手術・麻酔の説明を受ける
手術に必要なT字帯を院内の売店で購入
持参したバスタオルと一緒にナースさんに預ける

主治医から手術の説明を受ける
家族の同席が必要なので 相方が同席
話し合いに1時間

その夜は手術のことが頭に浮かんで眠れなかった

【入院2日目】
手術に向けて今日から薬は飲まない
リウマトレックスの服用日だったけど それもなし

売店でのど飴とカフェオレを買ってくる
院内の売店は何でも揃っているから 見ていて面白いなぁ

13:30 シャワーを浴びる
14:00 X線撮影 両手首と全身麻酔を受ける検査で頸部レントゲン

14:30 検温・血圧測定 チューブ付きの点滴の針を腕に入れる
15:00 手術室でお世話になる看護師さんの訪問、説明
麻酔医さんの訪問、説明

ナースさんから血栓防止用の靴下を手渡される

疲れたので夕食前にひと眠り
夕ごはんが美味しかった

明日は朝一番の手術だ・・・・・

21時以降は禁飲食
手術の際の吐き気を抑えるための胃薬を飲む
それと睡眠薬を飲んで就寝