のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2022.11.05のお稽古(炉開き)

2022-11-05 19:44:05 | 茶道

今日は炉開きです。

例年の通り、粟善哉を用意しました。

柿と栗、漬物を添えて初炭の後にいただきます。

「これが出てくると、ああ~一年が過ぎたんだな~と思います。」

との事です。

炉に変わって初めての稽古ですので、濃茶・薄茶共に運びの平点前をいたします。

待合の短冊 「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)

床 「関 南北東西活路通」(かん なんぼくとうざい かつろに つうず)

  大徳寺 福代洋道筆

花 ツワブキ・山法師の照葉

花入 萩焼掛花入れ(陶兵衛作)

初炭手前

釜 万代屋釜(もずやがま)

炭斗 瓢(ふくべ)

羽根 シマフクロウ

香合 織部焼ハジキ香合

濃茶点前

水指 瀬戸の一重口

茶入 備前(伊部)緋襷

茶杓 玄々斎(写し) 銘 錦秋

仕覆 苺裂

主菓子 栗金団(中津川すえ製)

干菓子 長生殿(森八製)

通い始めて一年のYさん、濃茶点前に入ります。

割稽古から始めました。

炉に変わったばかりは、ベテランでもサラサラとはいかないものです。

炉中で赤々としている炭に癒されます。