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のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学のお稽古(2025.03.27)最終

2025-03-28 12:20:13 | 茶道

花 貝母ユリ・玉之浦椿

大学の最後のお稽古です。

 ● 薄茶棚点前

仕舞付けて行きます。

膝に置いた手も美しいです。

茶酌を清めて茶碗に伏せて置きます。

拭き終わった帛紗の持ち方が美しいです。

釜に仕舞水を入れます。

柄杓を上下させないよう気を付けます。

 ● 薄茶運び点前

釜の蓋を持つ手がきれいです。

茶筅通しの手も美しいです。

 ● 入子点(初めての点前です)

木地曲(写真は春慶塗)の建水に、茶巾・茶筅・茶杓を仕込んだ茶碗を入子にして運び出します。

持ち運び方

直前の点前の荘り残した道具をそのまま使用します。

取り置きに手を添えます。

棗を下ろして、茶碗を置き合わせます。

柄杓を蓋置に引いたら、建水を綴じ目が勝手付きになるよう半がかりに引き居前を正します。

この点前は、高齢者や 足元がおぼつかないような亭主の点前なので、拝見・水次は省略するのが約束です。

最後は茶碗を清めて荘り残します。

 経験者には、薄茶で出来る小習の点前をいくつか稽古してもらいました。

 今日で大学での指導は最後です。

学生達の努力で、皆美しいお点前が身についてきました。

嬉しいことです。

新学期になっても、新会員を迎えて、ますます精進されることを希望します。

 最後にサプライズがありました。

感謝の記しと言って記念品をプレゼントされました。

感激!!

中央の写真とフレーム・左のガラスケースに入った桜でした。

右は昨年の5月に81歳の誕生祝に頂いた花です。

皆様、ありがとうございました。


2022.03.22の自宅稽古(七事式)

2025-03-22 16:51:32 | 茶道

三月最後のお稽古は、七事式から「仙遊の式」と「貴人清次濃茶付花月」

でした。

 ● 仙遊の式(先月に続いてもう一度)

 廻り花・本炭所望・聞香(本香・次香)・濃茶(亭主)薄茶は花月で三服点

花 貝母・胡蝶侘助 (半東が最後に入れたものです。)

花入 唐銅 下蕪龍耳

菓子 桜餅

亭主が濃茶を練ります。

「薄茶は花月で」

 ● 貴人清次濃茶付花月

菓子 くろ丸(甲斐澤田屋)

茶入 翁(写し)

   中興名物 瀬戸破風釜茶入

茶杓 鵬雲斎(写し)

仕覆 権太夫金襴

「最後に平花月か四畳半花月をしましょうか?」

高齢者は「疲れた!」

 

 

 


2025.03.15の自宅稽古(四カ伝)

2025-03-15 19:36:11 | 茶道

花 貝母ユリ・寒芍薬

花入 瀬戸の鶴首

 ● 四カ伝

菓子 鶯餅・花見団子・苺

 ● 茶通箱(I)

 ● 盆点(O)

 ● 和巾点(K)

 ● 包帛紗(Y)

棗を濃茶入れに使います。

棚上の薄器は、棗以外のものを使用します。

写真は水滴です。

 ● 茶碗荘(K)

 ● 茶筅荘 薄茶(I)

 ● 薄茶棚点前(Y)

干菓子 瓦せんべい・和三盆・桜あられ

桜せんべいは、社中のお土産です。

薄器は四滴(油滴・水滴・手瓶・蔓付)の中から蔓付

を使用します。

四種の薄器に蓋は一つで共有します。

四滴の扱いも面白いものです。

 昨日との温度差8度だそうで、薄寒さを感じます。

どんよりとして雨が降りそうです。

 

 


大学のお稽古(2025.03.13)

2025-03-15 18:42:59 | 茶道

初夏を思わせるような暖かさです。

大学のお稽古は参加者が二名ということなので、お休みを頂き、A先生にお願いしました。

 花 山茱萸・やぶ椿?

 ● 薄茶棚点前 (3年生)

菓子 桜餅

茶筅を置く手、綺麗です。

 (2年生)

鏡柄杓

柄杓の持ち方・高さ、バッチリです。

居前・道具の配置も申し分ありません。

どちらが誰の点てたお茶か分かりません。

写真だけが送られてきたので、アップしました。

 


2025.03.08のお稽古(小習)

2025-03-08 15:42:53 | 茶道

花 山茱萸(さんしゅゆ)・曙椿

待合の短冊

 「桃花千歳春」(とうか せんざいのはる)

三月を迎えました。釣り釜を設えて席入りから稽古開始です。

棚 山雲棚(鵬雲斎好)

水指 御本

 ● 茶碗荘(I)

菓子 練り切(桜)

茶碗荘は、茶碗の扱いが添え手扱いになります。

茶は古帛紗に乗せて出します。

 ● 後炭手前(Y)

羽・蓋・鐶かけ(鐶は付いているので持ち出しません。このタイミングで小上げをします)

五徳は入っていませんので、初掃き・中掃き・後掃きは一緒です。

 ● 貴人点濃茶(K)

半東が付いて貴人に運びます。

 ● 重茶碗(Y)

一椀目を出して服加減を聞いたら、続けて二椀目を練ります。

中仕舞はしません。

 ● 入子点(I)

干菓子 うすき せんべい(大分県)・花七宝(式亭)

拝見と水次は省略するのが決まりです。

茶碗 仁清 桜(文月 和香作)

 ● 茶筅荘(薄茶)(K)

茶筅荘は、茶入・茶碗・茶杓以外の道具に由緒がある場合(茶席開きで頂いた等)の点前です。

この点前に限って薄茶も出来ます。

客は、柄杓を引いたタイミングで由緒を訊ねます。

茶碗 仁清 山桜(加藤 松香作)

棗 雪月花棗(土居 義峰作)

茶杓 春慶塗

 湯がたぎるにつれ、ゆらゆらと釜が揺れる風情はゆったりとした気分になります。