花 貝母ユリ・玉之浦椿
大学の最後のお稽古です。
● 薄茶棚点前
仕舞付けて行きます。
膝に置いた手も美しいです。
茶酌を清めて茶碗に伏せて置きます。
拭き終わった帛紗の持ち方が美しいです。
釜に仕舞水を入れます。
柄杓を上下させないよう気を付けます。
● 薄茶運び点前
釜の蓋を持つ手がきれいです。
茶筅通しの手も美しいです。
● 入子点(初めての点前です)
木地曲(写真は春慶塗)の建水に、茶巾・茶筅・茶杓を仕込んだ茶碗を入子にして運び出します。
持ち運び方
直前の点前の荘り残した道具をそのまま使用します。
取り置きに手を添えます。
棗を下ろして、茶碗を置き合わせます。
柄杓を蓋置に引いたら、建水を綴じ目が勝手付きになるよう半がかりに引き居前を正します。
この点前は、高齢者や 足元がおぼつかないような亭主の点前なので、拝見・水次は省略するのが約束です。
最後は茶碗を清めて荘り残します。
経験者には、薄茶で出来る小習の点前をいくつか稽古してもらいました。
今日で大学での指導は最後です。
学生達の努力で、皆美しいお点前が身についてきました。
嬉しいことです。
新学期になっても、新会員を迎えて、ますます精進されることを希望します。
最後にサプライズがありました。
感謝の記しと言って記念品をプレゼントされました。
感激!!
中央の写真とフレーム・左のガラスケースに入った桜でした。
右は昨年の5月に81歳の誕生祝に頂いた花です。
皆様、ありがとうございました。