花 山茱萸・白侘助・野紺菊
花入 萩焼掛花入(陶兵衛)
茶カブキ之式と壺荘付花月の稽古です。
初めに、壺の飾り紐の結び方を練習します。
一年に一度の稽古ですので、忘れています。
茶カブキ之式
掛帛紗はわさを手前にして掛ける。
亭主は掛帛紗を畳んだら、茶カブキ盆の向こうの棗を二、三度置き換える。
竹田の棗を水指正面に。
大折据三枚の上に名乗紙を乗せて正客の前に運び出し、点前道具を運びます。
執筆は茶道口に控えて、総礼と同時に一礼して文台を持ち出します。
試茶二服の後、本茶の希望があります。
執筆は、記録を書き始めます。
「茶カフキ之記」と書きます。
本茶三服目(白湯)を飲み、茶碗が帰ると仕舞になります。
茶名・詰・仕舞の挨拶はありません。
盆を回し始めた頃、記録の準備をします。
菓子 「山路」
菓子鉢 萩(金子信彦)
壺荘付花月
八畳で壺の拝見をします。
拝見が終わって、亭主が水屋に壺を持ち帰る時に四畳半につめます。
点前の準備が出来、初花が点前座に進んで総礼をしたら、「月」は紐を結び始めます。
順次、点前が進みます。
「月」は紐を結びながら、折据が回って来たら手を休めて折据を送ります。
この様に結び、床に飾って自席に戻ったら「待つ」と言って花月に参加します。
間に合わなければ、お茶をいただくことは出来ません。
「月」を引いたら大変ですね。
薄茶が二服点つ間に結び終わるのが理想だそうです。