のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021.09.25のお稽古

2021-09-26 19:21:01 | 茶道
昨日、今日は冷たい風が吹き、窓を開けた途端にくしゃみがでるほどです。
正しく暑さ寒さも彼岸までですね。

今月の七事式も且座の式を中心に、濃茶付き花月・平花月です。



練りきりは「松茸」 お彼岸なので「おはぎ」を
用意しました。




更好棚に萩の水指、棗は秋草蒔絵で中棚に、萩の茶入れは伊予簾の仕覆に入れて上棚に(一重棚の場合は、天板に。左に棗、右に茶入れをおきます。)
花台、香盆、炭斗・灰器・紙釜敷を 準備します。

次客は花を入れ、三客は炭をつぎ、正客が香を焚きます。
順次聞香をして、亭主が濃茶を練り、半東が薄茶で亭主をねぎらいます。
茶事の流れに従って進めれば良いのですが・・・・・


炭がはいりました。(実はこの炭、消え炭でした,😫)
お家元が常におっしゃる通り、炭手前は難しい。



花  紫式部・秋海棠・秋明菊・露草・木槿
花入  桂籠



濃茶・薄茶



すみかけの折据
平花月
来月は風炉も最後の月になります。
大板を出しましょうか。

2021.09.11のお稽古

2021-09-18 23:47:46 | 茶道
台風の影響が心配されましたが、激しい風雨に見舞われることも無く、皆さんに来ていただけました。
四カ伝のお稽古です。



花 桜蓼・木槿・秋海棠
花入 宗全籠



三種の菓子を縁高に。
観月うさぎ(練り切り)・黄身時雨・リンゴ
干菓子 京半月(亀屋良長)・みすず飴(飯島商店)

茶通箱(I)
二種の濃茶を点てます。
後炭手前(H)
唐物点前(O)
唐物茶入にはどんなものがあるでしょう。
肩衝・茄子・文林・瓢箪・丸壺・大海・鶴首等があります。
台天目(H)
天目茶碗の種類としては、
曜変天目・油滴天目・建盞天目・烏盞天目・玳皮盞天目・灰被天目・等があります。
天目台は茶碗と共に中国から渡来した唐物です。
堆朱・堆黒・俱利・存星・キンマ・青貝入りの漆塗りのものがあります。



薄茶棚点前(I)(O)



茶碗は「寒山拾得」と「菊絵」
美味しそうに点てられました。



2021.09.11のお稽古

2021-09-11 22:57:15 | 茶道

先週は稽古が休み、梅雨のような毎日でしたが、茶箱点前に使用した道具(紅鉢・鉄瓶・銀瓶も)をしまいました。

今日は、行の行台子と大円の草の許状が届いていましたので、特別稽古をしました。
奥伝ですので写真は省略しました。


床 「看脚下」 紹尚筆
花 ススキ・竜胆・秋海棠・水引・吾亦紅
花入れ 竹一重切



五種の菓子を縁高に。
左下から時計回りに、もみじ饅頭(栗きんとん)宮島「藤い屋」・栗ういろう 名古屋「餅文」・観月うさぎ
 京都「清閑院」・巨峰(水菓子)、中央に山田まんじゅう 松山「山田屋」

点前も客振りも難しく、時間もかかるので終わった時には疲労困憊しました。
一部不明な点があり、課題を残した稽古になってしまいました。